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就活中に好印象な男性・女性の髪型とは?美容院での頼み方も解説

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンの研究によると、人間の印象を決定づける要素は「外見が55%、話し方が38%、話の内容が7%」といわれます。話の内容より見た目の印象の方が大事というわけではありませんが、外見が相手に与える印象は大きな割合を占めるのです。

今回は就活において良い印象を与える髪型について詳しく解説をしていきます。髪型によって人に与える印象に大きな違いが出てきますので、これから就活を始める方はぜひ本記事を参考にしてください。

就活に髪型が重要な理由

就活に髪型が重要な3つの理由について詳しく解説をしていきます。

担当者の9割が就活生の髪型をチェック

新卒採用に携わったことがある人事担当者300人に「就活生と接する際、髪型は気になりますか?」と尋ねたアンケート結果では、担当者の約9割が「気になる」と回答をしました。

「就活生の髪型でどんなところが気になる?」という質問の答え(複数回答あり)では「髪の色」が81.0%、「髪の長さ」が66.9%、「髪の乱れ」が60.8%という結果になっています。最も多いのは約8割が気になると回答した「髪の色」で、具体的には「明るい色に染めている」といった場合が挙げられます。

この結果からも髪型や色などが面接官に与える影響は大きいといえるでしょう。

髪型は第一印象を左右する重要な要素

髪型や髪色は第一印象を左右する重要な要素です。同じ人物でも髪の色が明るく長い場合と黒髪で短い場合では、まるで別人かと思うほど印象が変わるもの。

前者は明るく活動的な印象を、後者は清潔感があり落ち着いた印象を相手に与えるでしょう。髪型は第一印象を決定づけるといっても過言ではありません。

手っ取り早くイメージチェンジする方法は「髪型を変えること」かもしれません。

第一印象はその後の評価にも影響する

「ハロー効果」をご存知でしょうか?社会心理学の分野にはハロー効果というものがあり「人は第一印象がその後の評価にも影響する」といわれています。

第一印象が良ければ問題ありませんが、良くない印象を与えてしまった場合は取り返しのつかないことにもなりかねません。そのため証明写真の撮影や面接の際には、髪型を就活にふさわしいように整えておくことが重要です。

一般的な面接では、入室してから挨拶するまでの数秒間で第一印象が決まってしまうといわれています。面接官に良い印象を与えられるよう、きちんとした髪型で臨みましょう。

就活におすすめの髪型【男女別】

ここまでで就活において相手に好印象を与えるためには髪型が重要である事がわかりました。それでは具体的にどのような髪型が就活にふさわしいのでしょうか?

ここからは就活におすすめの髪型を男女別にご紹介していきます。

就活男子におすすめの髪型

就活男子のヘアスタイルは次の3つのポイントが重要です。

  • ポイント1.短く切り耳まわりをスッキリと出す
  • ポイント2.髪の色は自然な黒髪で
  • ポイント3.ワックスなどのスタイリング剤できちんと整える

きちんと整えられた短い髪型は真面目でさわやかな印象を相手に与えます。髪の色も明るい茶色ではなく自然な黒髪にすると、さらに落ち着いた雰囲気になります。

ワックスはおしゃれが目的でたっぷり使うのではなく、目や額に髪がかからないようにするために適量を使用しましょう。

【就活男子におすすめのヘアスタイル3選】

  • おすすめ1.ショートレイヤー
  • おすすめ2.フリンジパーマ&アップバング
  • おすすめ3.クールショート

就活女子におすすめの髪型

就活女子におすすめ髪型は次の3つのポイントが重要です。

  • ポイント1.前髪は眉毛が見えるようにする
  • ポイント2.耳が見えるようにして顔まわりをスッキリさせる
  • ポイント3.お辞儀をしても乱れない髪型にする(短く切る・束ねてまとめるなど)

前髪が眉毛にかかっていると暗い印象を与えるので、眉毛が見えるように整えましょう。若々しく明るい雰囲気を醸し出します。

耳が見えるようにすると顔まわりがスッキリするため清潔でさわやかな印象を相手に与えられるでしょう。髪の長い方は髪留めやゴムで束ねるなど、きちんとまとめるようにしてください。

面接ではお辞儀をする回数が多いため、その度に手で直さなくて済むように整えておくことも重要です。

【就活女子におすすめのヘアスタイル3選】

  • おすすめ1.前髪を斜めに流したショート
  • おすすめ2.耳がスッキリ見えるボブ
  • おすすめ3.シンプルに後ろ髪でまとめたロング

業種別おすすめの髪型【業種別】

業種に合わせて髪型を検討する際には「自分が受けようとしている業種は堅い業界なのか?それともゆるい業界なのか?」という点を考慮すると良いでしょう。

ここでは業種別におすすめの髪型をご紹介していきます。

堅い業種【公務員・銀行など】

「堅い業種」の代表は、銀行や証券などの金融業界と公務員です。これらの業種では男性の場合、前髪は短くしておでこを出し髪色も黒くすると良いでしょう。

襟足の髪の毛はなくして耳を出し短くさっぱりするようにしてください。流行はひとまずお預け。ポイントは、もみ上げは短くサイドの髪は耳にかからないようにすることです。

女性の場合も黒い髪色と眉毛が出る前髪がポイント。万人向けの髪型やヘアメイクで清潔感とさわやかさをアピールしましょう。前髪は顔にかからない長さかサイドに流すのが無難。髪全体の長さに関係なく前髪には特に注意を払ってください。

ややゆるめの業種【一般企業など】

一般企業やその他サービス業は髪型に対する規制が「ややゆるめの業種」といえます。とはいえ就活中は男女ともに自然な黒髪のスッキリした髪型が望ましいでしょう。

入社後は比較的自由な髪型でも許されますが、就活中は堅い業種に準じた髪型で臨むようにしてください。

ゆるい業種【クリエイティブ系など】

IT系やクリエイティブ系、アパレル業界などは髪型への規制が「ゆるい業種」といえます。社内全体が自由な雰囲気なので公務員や一般企業のような厳しい制限はないでしょう。

しかし就活中はあまり派手で個性的な髪型はおすすめできません。見た目の印象が大切なので、こちらも堅い業種に準じた程度の髪型にして面接を受けるようにしてください。

就活向け髪型の美容院での頼み方

就活向けの髪型にするためには、美容院や理容店で上手に依頼しなければなりません。美容師さんに素敵な就活ヘアにしてもらうためのコツをいくつか紹介します。

就活中であることを伝える

まずは就活中であることを伝えましょう。美容師さんも「就活」にふさわしい髪型を意識してカットをしてくれます。

あらかじめ伝えておくことで、就活から程遠い髪型になることを避けられるでしょう。最近の就活ヘアは「かしこまりすぎない髪型」でもOKであることを伝え、程よいオシャレ感も出してもらうのがポイントです。

希望する髪型の画像を見せる

希望する髪型の画像をあらかじめ用意しておき、美容師さんに見せることも効果的です。

言葉だけではどうしてもイメージが伝えきれずに予想外の髪型になってしまう恐れもあります。カタログを見せて説明したりネットの画像を見せたりすることで、美容師さんが具体的なイメージをつかめるようになります。

NGポイントを告げる【男女別】

NGポイントも最初にはっきり告げておきましょう。男性女性に限らず前髪は眉毛にかからない程度の長さにすることが大切で、もちろんカラーリングもNGです。

男性の場合は「耳にかからない程度の短さにカット」「後頭部の髪が襟にかかるのはNG」がポイントになります。女性の場合は顔まわりをスッキリとさせ、派手なパーマは避けるようにしましょう。

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就活向け髪型のスタイリングのポイント

就活にふさわしいヘアスタイリングには、いくつかのポイントがあります。ここでは男女別に髪型のスタイリング方法について解説をしていきましょう。

【就活男子向け】髪型スタイリング方法

男性の場合、髪を短くカットして清潔感やさわやかさをアピールしてください。

髪をスッキリとさせたら、次にビジネスシーンにふさわしいヘアスタイリングをしましょう。スタイリングをする際はジェルやワックスなどのスタイリング剤を使うとうまく整えられます。

スーツのイメージに合うように髪のボリューム感やボサボサ感を抑えられる商品を選ぶのがポイントです。ジェル状の水溶性スタイリング剤は、少量の水を手につけてから髪を整えるときちんとまとまります。

【就活女子向け】髪型スタイリング方法

女性の場合は長さよりも清潔感が大切です。面接官に対して自分の顔がはっきり見えるように、顔まわりをスッキリさせてください。明るく見せるポイントは「眉毛と耳が見える」「前髪を横に流す」などで眉毛と額の一部が見えるようにしましょう。

ロングヘアの場合は、うしろで1つに束ねて結んだりハーフアップにしたりするのもおすすめです。髪をまとめる際はシンプルな黒のヘアゴムを使用し、華美なヘアアクセサリーは使用しない方が無難でしょう。

髪をスタイリングする際には、まず髪全体をしっかりブラッシングしてください。そのあとスタイリング剤(ジェルやワックス)を髪の生え際から全体なじませるようにすると、まとまりやすくなります。

就活向けの髪型にして内定を勝ち取ろう!

今回は「就活にふさわしい髪型」について詳しく解説をしていきました。

企業の面接で好印象を与えるには、髪型は非常に重要なポイントです。髪型1つでその人の印象が確定しやすいため、くれぐれも気を抜いてはいけません。

良い印象を面接官に与えられれば選考においてプラス要素になることでしょう。これから就活に取り組む人は「就活にふさわしい髪型」を実践して、ぜひ第1希望である企業の内定を獲得してください。

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ハレダス編集部

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