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元日本語教員コラムvol.3|コロナ前後で大きく変化した、私の在宅ワーク事情と生活

こんにちは、フリーライターの永野です!
コロナ禍以前の2018年より在宅ライターを細々と始めた私ですが、Beforeコロナ、Afterコロナで在宅ワーク事情に大きな変化を感じています。

今回は、私の日頃の仕事内容なども交えながら、コロナで変わった在宅ワーク事情や生活についてお話していきたいと思います!

そもそも私が在宅ワークの道を選んだのは…

以前のコラムでもご紹介した通り、20代の頃の私は東京にある某日本語学校で非常勤講師をしていました。しかし、諸々の事情があり地元にUターンすることとなり、同時に日本語学校も退職。次男を妊娠中だったため「無職」の状態での帰郷となりました。

次男出産後は、夜中の授乳で起きるたびにテレビを見たりゲームをしたりしていましたが、いつからか「この時間を有効活用できないか?」と思うようになり、クラウドソーシングサイトに登録。はじめはスマホから単発のアンケートなどに数件挑戦しましたが、サイトを見ていくうちにライターや商品登録の案件を見つけ、「もっと稼げるのでは?」と思い、さまざまな案件に応募するようになりました。

在宅ワーク開始時の報酬

2018年の7月より在宅ワークを開始した私ですが、本格的にライティング案件に携わるようになったのは8月から。子どもたちを寝かせて自分も仮眠を取り、22時の授乳から2時の授乳までのあいだの4時間ほどを作業時間としました。

週5~6日、1日3~4時間在宅ワークをした最初の月の報酬はなんと27000円。時給に換算するとおよそ340円でした。それでも久しぶりに働いてお金を頂けたという喜びはもちろん、元々文章を書くことが好きだったのもあり、深夜の在宅ワークを続けることを決めました。

コロナ以前の仕事内容

在宅ワークを始めてから、新型コロナウイルスの影響で自粛ムードになるまでの約1年半のあいだに私が頂いていたお仕事の多くは、個人ブログの代筆でした。雑学に関する記事がメインで、1記事あたりの報酬は1200文字~2000文字程度で300円~400円。主にクラウドソーシングサイト経由でやり取りをしたり報酬を頂いたりしており、ご覧の通り記事単価、文字単価もあまり高くはありませんでした。

とはいえ、経験を積んでより単価の高い案件を獲得できるようになったり、クライアントごとのライティングマニュアルを覚えたりするなかで作業効率もアップ。まさに「塵も積もれば…」で、在宅ワーク開始から1年になる頃には、時給換算で900円前後、月6万円程度は稼げるようになりました。

多くの記事を執筆するなかで、企業案件に応募して契約して頂く、ライター仲間からの紹介で某ラジオ放送のまとめサイトなどでも執筆をさせて頂けるようにもなり、ライター歴1年半になる頃には、報酬も月10万円近くにまでアップしました。

コロナでピンチに陥った我が家

在宅ライターとしての活動も軌道に乗り始め、夫と二馬力でますます頑張ろうと思っていた矢先にやってきた、新型コロナウイルスの感染拡大。2020年3月に発令された最初の緊急事態宣言により、我が家の生活は一変しました。

我が家は夫も自営業で関東地方への出張が、収入源のメインでしたが、緊急事態宣言の発令はもちろん、目に見えない未知のウイルスへの脅威から3月から7月頃まで出張を断念。こちらでの仕事もゼロではないものの激減し、家計がピンチに陥りました。

ちなみに長男は保育園に通っていましたが、3月後半から4月、5月と保育園も休園になり、家族4人で引きこもるような生活を余儀なくされたのでした。

コロナ禍以後の私の在宅ワーク


夫の仕事が激減しましたが、幸い、在宅ワークには何の影響もありませんでした。コロナ以前からとてもよくして頂いていた会社の社長さんに、恥を忍んで「もっとお仕事を頂けませんか?」と交渉したところ、新規のお仕事も紹介して頂けました。

この他にも、さまざまなサイトで新規案件に複数応募し、単価の高い仕事をいくつか獲得。仕事に充てる時間が増えたことももちろんですが単価がアップしたこともあり、報酬は15万前後に、時給換算は1200円ほどにまで到達することができました。

コロナ禍以後は、これまで以上にさまざまなサイトで在宅ライターの求人を見かけるようになりました。私も現在は個人さまの案件、単価の低い案件はお断りし、企業さまの案件、記名記事案件に多く関わらせて頂いています。

増える!在宅ワーク需要

コロナの影響で「リモートワーク」が推奨されるようになり、「家にいながら仕事をする」というスタイルがこれまで以上に一般的になっています。ビデオ通話での面接やミーティングも増え、ライターはもちろん、事務、取材、デザイナーなどさまざまな仕事が「出社なし」でできる時代になってきました。

コロナ禍以前は在宅と出社の両方が求められていた会社でも、完全リモートでのスタッフを募集しているのを見かけます。これからも「日本の、世界のどこにいても仕事ができる」というリモートスタイルを推奨する会社は増加すると予想していますし、ネット社会のますますの進化も伴い、在宅ライターの需要もどんどん増えていくと思います。

在宅ワークは「家にいると暇だと思われる」「オンとオフの切り替えが難しい」などといったデメリットもありますが、小さなお子さまを抱えるパパやママ、介護が必要な家族がいる方、持病があり出社しての仕事が難しい方など、さまざまな状況の方に働く環境を提供してくれます。

家にいなければいけない、でも働きたいという方は、自分の「得意」や持っているスキルを活かし、ぜひ自分にできる仕事を見つけてほしいなと思います。

おわりに

在宅ライターを始めた当初、めまいがするような低単価に「次男が年少になるまでに、月10万円稼げるようになっていなければ就職しよう」と決意した私ですが、ありがたいことに3年で多くの報酬を頂けるようになり、「職業=ライター」と胸を張って言えるようになりました。

私はここまで到達するまでに多少時間がかかりましたが、もっと近道をして、早い段階から多くの報酬を得ているライターさんも多くいます。コロナ以後、在宅でのお仕事は増加していますし、YouTubeやInstagramなど、さまざまな媒体で在宅ワークに関する情報、ライターとしてのスキルなどについても発信されていますので、ゼロから在宅ワークを始める方は、ぜひ参考にしてみてください。

一緒に在宅ワークを楽しみながら、スキルアップしていきましょう!

【おまけ】在宅ワーク初心者さんにオススメのクラウドソーシングサイト


在宅ワーク初心者さんでスキルや経験などがない方がいきなり企業の求人に応募しても、不採用になる可能性は高いです。在宅ワークをこれから始める方には、クラウドソーシングサイトの利用をおすすめします。

クラウドソーシングサイトで有名なのはクラウドワークスやランサーズですが、初心者さんは案件が膨大でよい案件が見つけられない、経験がないとなかなか案件をもらえない、使い方が難しいと感じてしまうかもしれません。

そこで私がおすすめしたいのは、クラウドソーシングサイト「Shufti(シュフティ)」です。(https://app.shufti.jp)シュフティは案件が非常に多いわけではありませんが、見やすくて案件が探しやすい、初心者向け案件が多いので、これから在宅ワークを始める方には非常に向いていると思います。シュフティで在宅ワークに慣れてから、他のクラウドソーシングサイトに挑戦するのもよいのではないでしょうか。

また、持っているスキルや経験を活かしたい、という方には「mamaworks(ママワークス)」がおすすめです。(https://mamaworks.jp/)ママワークスは求人に応募すると、企業と直接業務委託契約が結べるので、毎月安定した報酬を得ることも可能。ライターはもちろん、事務やデザイン、資料作成などさまざまな案件があるので自分に合った企業を見つけることができるのではないでしょうか。

これから在宅ワークを始める方はもちろん、よりよい案件を探している方もぜひ参考にしてみてくださいね。

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Written by

永野 栄里子

永野 栄里子

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語学校での非常勤講師を経て、2018年よりライター業を開始。さまざまなメディアで記事を手がけながら「田舎の在宅ママライター」として新たな働き方を確立すべく、日々育児に仕事に奮闘中。

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