
GooglemeetやZOOMなどのツールを利用し、Web面接を実施する企業が増えてきています。
「Web面接でもスーツを着用するべき?」「Web面接は私服でも問題ないの?」と迷っている方もおられるでしょう。
今回は、Web面接時に相応しい服装を男女別にご紹介します。あわせてWeb面接ならではの押さえておくべきマナーやポイントも徹底解説。
本ページを参考に身だしなみを整えれば、Web面接時に起こり得るトラブルを防ぎ、採用担当者に好印象を残せるでしょう。
転職におけるweb面接時の服装マナー
ここでは、転職におけるWeb面接時の服装マナーを解説するのでぜひチェックしましょう。
どれだけ優れたキャリアを持っていても‟だらしのない服装”で面接に挑むと採用を見送られてしまう可能性があります。
面接時の服装は、見た目の第一印象を大きく左右するので、Webであっても相応しい服装で挑むべきです。
ビジネススーツを着用する
Web面接では、対面型の面接と同様に、ビジネススーツを着用しましょう。自宅でスーツを着用してWeb面接に挑むことに慣れていない人の方が多いです。
応募企業から指定がなければ、「ジャケットなどのオフィスカジュアルでも良いのでは?」と考える方もおられるでしょう。
しかしビジネススーツを着用することで採用担当者に「働きたい」という熱意や姿勢が伝わるはずです。
服装を通して社会人としてのTPOへの理解度まで判断されるので、堅実さや清潔感を演出できるビジネススーツを着用してくださいね。
20代前半の求職者はリクルートスーツでも問題ない
20代前半の求職者に限り、学生の就職活動の定番といえるリクルートスーツを着用できます。
フレッシュさと素直さを兼ね備えている20代前半の求職者ならば、リクルートスーツを違和感なく着こなせるでしょう。
しかし20代後半になると、リクルートスーツの着用はおすすめできません。その理由は、新卒のような頼りない印象を与えてしまうからです。
もし「リクルートスーツしか持っていない」「ビジネススーツを用意できない」という場合は、シャツの色やデザインを変えて社会人らしい見た目を意識しましょう。
女性
インナーを白シャツからシンプルなカットソー・ブラウスに変える
男性
インナーを白シャツから水色のシャツに変える
Webの転職面接時に「服装自由」「私服」を指定された場合は?
Webの転職面接時に「服装自由」「私服OK」といった企業も多いです。しかしデニムやジーンズ、Tシャツ、スウェット、パーカーなど休日に着るようなアイテムはNGです。
服装自由と言われた場合、オフィスカジュアルで挑むのが正解。ここでは、男女別に相応しい服装についてまとめていきます。
※注意
アパレルや美容業界では応募者のセンスと自社の雰囲気がマッチするか判断するために「私服」を推奨しているケースも。応募企業の風潮をリサーチした上で、適した服装をお選びください。
男性|ジャケット・シャツ・スラックス
男性のオフィスカジュアルは、ジャケット・シャツ・スラックスなどシンプルな格好です。それぞれのアイテム別に注意すべきポイントをまとめたのでチェックしましょう。
服装 |
ポイント |
ジャケット |
|
シャツ |
|
スラックス |
|
Web面接の場合、足元を見られるタイミングがないので、靴や靴下、鞄を用意する必要はないでしょう。
女性|ジャケット・カットソー・スカート
女性のオフィスカジュアルは、ジャケット・ブラウス・スカートが一般的です。それぞれWeb面接ならではの注意点やポイントがあるのでチェックしましょう。
服装 |
ポイント |
ジャケット |
|
インナー |
|
スカート・パンツ |
|
女性の場合は、首元が詰まっているシャツよりも少し首元が開いたブラウスの方が良いでしょう。首元が詰まったシャツは、頼りない印象を与えてしまいます。社会人としての経験が身についているイメージを持つ、ブラウスの方が好印象です。
転職相談をご希望の方はこちらweb面接時の服装・身だしなみで注意すべき4つのポイント
Web面接時の服装・身だしなみにおいて注意すべきポイントは次の4つです。
- Web画面に映らない部分にも気を使う
- メイクはナチュラルに仕上げる
- 前髪で影を作らないように気を付ける
- スーツのシワを伸ばしておく
上から順に解説します。
1.Web画面に映らない部分にも気を使う
Web画面に映らない部分は、スウェットや短パンなどのラフな格好でも良いと考える人も中にはいるかもしれません。
しかし、相手にどの範囲まで見えているか自分で確認するのは難しいものです。
また「ふいに下半身が見えてしまうかも…。」とバレてしまわないか不安になり、集中力が途切れる可能性もあります。自分の気を引き締めるためにもWeb画面に映らない部分の身だしなみも整えましょう。
2.メイクはナチュラルに仕上げる
面接時のビジネスメイクは、ナチュラルが基本です。オンライン面談も同様に、ナチュラルに仕上げましょう。
しかし、Web面接ではカメラを通じるのでカメラの解像度によっては、スッピンに見えてしまう場合もあります。
そのためWeb面接時には、目元や口元などのポイントメイクを普段よりも少しだけ濃くすると良いでしょう。
3.前髪で影を作らないように気を付ける
前髪は第一印象を左右する重要なパーツの1つ。Web画面では前髪が原因で顔に影ができてしまうことも多くあります。
表情が暗く見えてしまうので、影が出来ないようにセットしましょう。眉を出すと表情が明るく見えるため、前髪を横に流したり、固めたりして調整してくださいね。
オンライン面談用のライトや簡易的なレフ板も販売されているので、用意するのも1つの手です。
4.スーツのシワを伸ばしておく
鏡で身なりを整えてWeb面接に挑んだものの、「Web画面を通じるとスーツのシワが目立ってしまった」という失敗談も耳にします。
Web画面の明かりによって影ができ、シワが際立つ場合があるので、細かなシワまでしっかりと伸ばして挑むべきです。
このようにオンライン面接では、鏡や直視で確認しても不十分なケースがあります。
実際に、Web画面を通じたときの自分の見え方までしっかりと確認しておきましょう。
Web面接でも対面と同様の服装で転職面接に挑もう
面接では、服装を介して「人柄」まで判断されてしまいます。マナーやスーツのシワなど細かな部分まで意識して、相応しい服装で挑みましょう。
自宅で受けられるため気を抜いてしまいがちのWeb面接。しかし選考基準が対面型よりも緩くなることはありません。
面接時の回答を事前に用意しておくことはもちろん、服装や身だしなみまでしっかりと整えて万全な状態で面接日をお迎えください。
転職相談をご希望の方はこちら