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デザイナーの仕事を詳しく解説!種類や年収、流れについて

デザイナーの仕事にはどのような種類があるのかまとめました。また、仕事の流れや内容についても解説します。将来性や年収、年収アップの方法についても紹介するので、ぜひ参考にして転職活動や就職活動に役立ててください。

デザイナーとは?主な種類も紹介

プログラミングのイメージ

デザイナーとは、デザインをする人のことです。世の中にはさまざまなデザインがあふれています。例えば、住宅やビル、橋などの建造物、家電や車などの工業製品、雑誌や本の表紙などは、デザイナーによって形や装飾がデザインされたものです。

また、近年はウェブ関連のデザインに対するニーズも増えてきました。特定のページの構成やウェブサイト全体の構成、見た目が美しいだけでなく、使いやすさにも配慮したデザインが求められています。

このようにクライアントのニーズを汲み取ったデザインを考える仕事は、デザイナーの担当です。デザイナーは原則としてクライアントファースト、クライアントがユーザーの使いやすさを優先するときはユーザーファーストのデザインを行い、世の中に美しさと機能性をプラスしていきます。

デザイナーは、何をデザインするかによって多くの種類にわけることが可能です。以下の7つの種類について見ていきましょう。

  • ウェブデザイナー
  • UIデザイナー
  • プロダクトデザイナー
  • ジュエリーデザイナー
  • ゲームデザイナー
  • CGデザイナー
  • ファッションデザイナー

ウェブデザイナー

ウェブデザイナーとは、主にウェブサイトのデザインを行う仕事です。ウェブサイトの見た目を美しくするだけでなく、ウェブサイトの目的やコンセプトを反映し、なおかつウェブサイトを利用する人が使いやすいようにデザインします。

また、ウェブデザイナーはチームで行動することが一般的です。ウェブサイトを作成するスタッフ全員でチームを組み、ディレクターを中心に他のスタッフと共同してデザインを調整していきます。

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UIデザイナー

UI(User Interface)デザイナーとは、ユーザーがパソコンやスマートフォンなどを操作しやすいようにデザインを考える仕事のことです。類似する職業にUX(User Experience)デザイナーがありますが、こちらはユーザーがアプリなどを心地よく使えるようにデザインする仕事を指します。

つまり、ユーザーの使いやすさに注目してデザインする仕事がUIデザイナー、ユーザーの楽しさに注目してデザインする仕事がUXデザイナーといえるでしょう。どちらも追求したUI/UXデザイナーと呼ばれる仕事もあります。

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プロダクトデザイナー

プロダクトデザイナーとは、製品のデザインを行うデザイナーです。例えば、歯ブラシやシャンプーなどの生活用品や、机や椅子などの家具、飛行機などのさまざまなジャンルの製品をデザインします。

プロダクトデザイナーは、実際に製品として製作しやすいようにデザインすることを心掛ける必要があるでしょう。また、流通のしやすさや販売しやすさなども考慮することで、よりクライアントの満足を得るデザインに仕上がります。

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ジュエリー デザイナー

ジュエリーデザイナーとは、宝石や貴金属を使ったジュエリーをデザインする仕事です。ジュエリーメーカーの専属デザイナーとして雇用されるケースもありますが、ジュエリーデザイン事務所に勤めて、クライアントの意見を反映させたデザインをするケースもあります。

ジュエリーデザイナーは単に美しいデザインを描くだけでなく、宝石や貴金属それぞれの特性を活かし、輝きが増すように組み合わせることが必要です。そのためには独創的なデザインができることだけでなく、宝石や貴金属に対する知識や、加工に対する知識も求められるでしょう。また、単にデザインするだけでなく、作成も担当するケースもあります。

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ゲームデザイナー

ゲームデザイナーとは、主にウェブ上で楽しむゲームのデザインを行う職業です。ゲーム内のキャラクターやアイテム、背景などをデザインします。

ゲームデザインはCGで描くことが一般的です。そのため、ゲームデザイナーになるためには、大学や専門学校などでCGのスキルも習得していることが求められます。人気のゲームデザイナーは個人で事務所を構えることもあるので、将来的に独立したい方にも適した仕事です。

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CGデザイナー

CG(Computer Graphics)デザイナーとは、デッサン画をベースに形状データに書き起こし、光源や陰影などを加えて現実味のある画像を作成する仕事です。ゲームやアニメーションなどのデザインそのものが主役になるときだけでなく、建築物や機械などにCGを用いてイメージしやすいようにサポートするときにも用いられます。

建築会社やゲーム会社に所属するCGデザイナーも多いですが、独立してフリーとして活躍している方も少なくありません。

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ファッションデザイナー

ファッションデザイナーとは、ファッションに関するデザインを行う職業です。主に衣類やバッグ、シューズなどをデザインします。

アパレル企業などに就職し、企業内でデザイナーとして働く場合には、流行を予測し、デザインに取り入れることが必要です。一方、オートクチュールデザイナーとして働く場合は、クライアントのニーズに応え、より満足度の高いデザインを完成することが求められます。

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デザイナーの仕事の流れと内容

企画のイメージ

デザイナーという職業は、デザインする対象によってさまざまな種類があります。しかし、デザインする対象が変わっても、クライアントのニーズに応えて何かの形を作るという点には変わりはありません。デザイナーの仕事は、次の流れで進みます。

  1. クライアントのニーズをヒアリング
  2. 方向性の決定
  3. 詳細なデザインの作成
  4. コーディング

それぞれの段階で何を行うのか、詳しく見ていきましょう。

1.クライアントのニーズをヒアリング

デザインとは、原則としてクライアントのニーズに基づいて作成されるものです。クライアントがどのようなデザインを希望しているのか、丁寧にヒアリングをすることからデザイナーの仕事は始まります。クライアントが正確にニーズを言語化しているとは限らないので、何度も話を聴き、言葉外のニーズも正確に把握しなくてはいけません。

2.方向性の決定

次は、クライアントの話を具体化する段階です。ヒアリングによって得られたイメージを簡単に描き、クライアントに見せて、方向性を決定していきます。

一度でクライアントのイメージ通りの絵を描けるとは限らないため、方向性を決定するために何度も打ち合わせをする必要が生じることもあるでしょう。しかし、この段階を丁寧にしておかないと、詳細なデザインを描いても無駄に終わるかもしれません。時間をかけて、「絵を描く」「クライアントの意見を聴く」の過程を繰り返し、クライアントが抱くイメージとマッチさせる絵を完成させていきます。

3.詳細なデザインの作成

クライアントが抱くイメージと合致する絵が描けたら、いよいよ詳細なデザインを作成する段階に入ります。クライアントの希望に合うだけでなく、コンセプトや目的と合致していることも意識して作成することが大切です。ウェブデザイナーの場合であれば、サイト内の遷移順序やフォント、クリックボタンのデザインや配置なども細かく決めていきます。

4.コーディング

ウェブデザイナーは、デザインを描いた後にコーディングも行うことがあります。コーディングとは、デザインした内容がサイトに表示されるようにプログラミング言語などで置き換えることです。コーディングを専門で行うコーダーが担当することが一般的ですが、フロントサイトエンジニアなどの他の立場のスタッフと協力する場合もあります。

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デザイナーの年収は360万円前後

年収比較のイメージ

何をデザインするかによって年収は異なるため、デザイナー全体での年収を示すデータはありません。ウェブデザイナーに限定すると、年収は360万円前後といわれています。全職種の年収平均が410万円前後であることからみれば、ウェブデザイナーの収入はやや低めです。

年収分布では300万円以上400万円未満がもっとも多く、全体の4割程度を占めています。しかし、中には1,000万円以上を稼ぐウェブデザイナーもいるので、独立やキャリアアップも見込める仕事と考えられるでしょう。

デザイナーの将来性

オンライン化、IT化を進めている企業は多く、それに伴いウェブデザイナーに対するニーズも高まっています。何をデザインするかによって将来性は異なりますが、ウェブデザイナーやUIデザイナー、ゲームデザイナー、CGデザイナーなどのウェブ関連であれば、今後もニーズは増えると予想されるので、将来性の高い仕事といえるでしょう。

デザイナーとして年収アップを目指すには?

年収のイメージ

デザイナーは、デザイナーならではの思考法を身に付け、なおかつゲームデザイナーなどのウェブ系のデザイナーであれば特殊なスキルも習得している必要があります。そのため、ニーズも高く、将来的にも仕事を見つける際に困ることはあまりないでしょう。

しかし、決して年収は高いとはいえないので、何か年収アップに繋がるアクションを起こすことも大切です。次の2つを意識し、年収アップを目指してみましょう。

  • 経験を積み、ポートフォリオを充実させる
  • 自分に合う職種・職場に転職する

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

経験を積み、ポートフォリオを充実させる

さまざまな案件を担当し、デザインの幅を広げることで、より一層大きな仕事を任され、チームリーダー、プロジェクトリーダー、デザイン部の部課長などに昇進できます。まずは小さなことでも経験を積み、仕事の幅を広げていきましょう。

また、案件数が多いウェブ系のデザイナーも、対応できる仕事が増えるとより好条件の案件に採用されやすくなります。特定の分野を極めることも大切ですが、幅を広げ、引き出しを多く持つことがデザイナーにとっては戦力となるでしょう。

転職する際、デザイナーは今までの作品をポートフォリオにまとめ、面接担当者などに提示することが一般的です。経験の幅が広いとポートフォリオも充実し、より採用されやすくなるでしょう。

なお、ウェブ系のデザイナーの場合、デザインからコーディングまでトータルでできることは大きな強みとなります。プログラミング言語も覚え、仕事の幅も広げていきましょう。

自分に合う職種・職場に転職する

デザイナーの仕事はより一層細分化されています。特にウェブ系のデザイナーの分野では、UIデザイナーやUXデザイナー、またアートディレクターなどに分かれて、より専門性を発揮した仕事が求められることも少なくありません。自分に合う職種を選ぶことで、よりスキルを活かし、高い評価に繋がることもあるでしょう。

また、転職することでも年収アップに繋がることがあります。同じ仕事内容でも職場によって収入に大きく差があるので、求人案件をこまめにチェックし、好条件の仕事を探してみましょう。

基本給だけを見るのではなく、残業が少ないことや福利厚生が充実していることなどもチェックしてみましょう。例えば、残業が少なく副業OKの企業であれば、基本給が低くても副業で年収アップを実現できるかもしれません。今後どのように働いていきたいかキャリアプランを描き、そのプランに合う職場を選んでいきましょう。

デザイナーの仕事を目指してみよう

転職活動のイメージ

今やインターネットなしに私たちの生活は成り立ちません。ウェブ関連の仕事のスキルを習得していると、将来的にも職に困ることはないと考えられるでしょう。

また、ウェブ関連でなくても、デザイナーはオリジナリティが求められる仕事のため、AIでは取って代わることが難しい職業のひとつです。将来性の高さという観点で仕事を探している方は、デザイナーになることを検討できるでしょう。

デザイナーとしての転職についてお悩みの方、また、自分に合う仕事が何かわからないと考えている方も、ぜひ一度、転職のプロフェッショナルに相談してみてはいかがでしょうか。

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