LIXIＬ（リクシル）という会社がどんな事業を行っているか分からない方がいるかもしれませんが、社名のLIXIＬはTVCMなどで見たり聞いたりしたことが一度はあるはずです。住宅設備業界のリーディングカンパニーである同社は就職人気企業のひとつ。
今回は、そんなLIXILの転職難易度や募集職種、平均年収、転職する方法などを解説していきます。
LIXILの会社情報を紹介
まずは、LIXILの会社情報を紹介していきます。
| 会社名 | 株式会社 LIXIL （英文社名：LIXIL Corporation） |
| 本社所在地 | 東京都品川区西品川一丁目1番1号大崎ガーデンタワー24F |
| 取締役 代表執行役社長 兼 Chief Executive Officer (CEO) | 瀬戸 欣哉 |
| 設立年月日 | 昭和24（1949年）年9月19日 |
| 従業員数 | 56,106人（連結従業員数）※2022年3月現在 |
| 資本金 | 68,530百万円 |
| 事業内容 | ・ウォーターテクノロジー事業 ・ハウジングテクノロジー事業 |
LIXILの中途採用の難易度は？
結論から言うと、LIXILの転職難易度は高いと言えます。なぜならば、LIXILは住宅設備を提供している100年以上の歴史を持つ大手企業だからです。また、知名度だけでなく安定して働けるという印象から転職希望者が多いことも、その理由と言えるでしょう。さらに言うならば、LIXILの中途採用は経験者採用がほとんど。つまり、即戦力として活躍できる人材を求めています。
そのため、LIXILに転職するためには、自分の経験や強みをしっかりと洗い出してLIXIL側が求めている人物像であることをアピールすることがカギとなるのです。
LIXILが中途採用で募集している職種
ここでは、LIXILが中途採用で募集している職種について解説していきます。
※2023年時点
| IT・デジタルポジション | IoTアーキテクト、工場ITシステム担当、社内SEなど |
| 管理系ポジション | 知財情報分析担当、経理課リーダー工法、マネージャーなど |
| デザイナーポジション | 住宅建材のプロダクトデザイナー、水まわり製品のプロダクトデザイナーなど |
| 営業ポジション | 法人ルート営業、実施設計、施工管理など |
| 生産技術ポジション | 生産技術者、ビル建材の生産設計担当、樹脂製造オペレーターなど |
| 開発・研究ポジション | 回路エンジニア、ソフト開発エンジニア、開発エンジニアなど |
LIXILの平均年収や福利厚生
続いて、LIXILの平均年収と福利厚生について解説していきます。
LIXILの平均年収
企業の口コミが投稿されているopenworkによると、LIXILの平均年収は601万円となっており、年収範囲は280万円～1300万円と非常に幅があるようです。職種別の平均年収は以下のようになっています。
| LIXILの職種別の平均年収 ※（）は年収範囲 | ||||
| 営業 | 管理 | 開発 | 技術 | 製造 |
| 598万円 （320万円～1300万円） | 634万円 （400万円～1200万円） | 609万円 （350万円～1080万円） | 592万円 （310万円～1000万円） | 506万円 （300万円～800万円） |
LIXILの福利厚生
実際にLIXILの福利厚生を確認すると、以下のような制度が整えられていました。
● 退職金(確定拠出企業年金)
● 生命保険
● 損害保険
● カフェテリアプラン
● 永年勤続表彰
● 鹿島アントラーズ観戦チケット
● 代用独身寮や社宅
● 財形貯蓄制度
● 在宅勤務制度
● 再雇用制度
福利厚生は充実しており、女性が妊娠・出産を経ても働き続けられる環境が整っています。そのほか、フレックスタイム制度や勤務地を指定できる制度も用意されており、柔軟に働ける環境が整っているでしょう。
LIXILの口コミを紹介
LIXILの口コミはどのようなものがあるか、openworkに投稿されている内容をご紹介します。
ワークライフバランスの口コミ
営業/主任/在籍5〜10年
スーパーフレックス制度やリモートワークが進み、出社時間や在宅勤務などを自分の裁量で決定できるので、働きやすくなった。
女性の働きやすさの口コミ
営業/在籍10〜15年
女性が管理職になるケースが増えているため、やる気次第でキャリアアップや収入アップが見込める。会社に合う人であれば、長期にわたって勤務できる環境です。
働きがい・成長の口コミ
工場/技術/在籍15〜20年
若手でも裁量を持って判断させてもらえるため、やりがいのある仕事ができる。しかし、知見者のいない仕事も多く、相談に乗ってくれる人がいない場合もあるため、不安を抱きながら仕事をすることも多くあります。現在は社内専用SNSがあるため、そういった不安は少しずつ改善されています。
LIXILに中途採用されるための近道
LIXILへの採用難易度は高いと言えますが、しっかりと準備をすれば採用は近づきます。LIXILへの中途採用を実現させるために、行っておきたい近道となる方法を3つご紹介します。LIXILへの転職を希望する方は、ぜひお読みください。
LIXILの行動指針に共感できる
LIXILへの中途採用を実現させるには、LIXILの行動指針を理解する必要があります。LIXILには「MAKE BETTER HOMES A REALITY FOR EVERYONE,EVERYWHERE」(世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現)という、Purpose (存在意義)があります。
この存在意義実現のために、以下の行動指針が定められています。
1. Do THE RIGHT THING (正しいことをする)
2. WORK WITH RESPECT (敬意を持って働く)
3. EXPERIMENT AND LEARN (実験し、学ぶ)
行動指針の考え方に共感できるのはもちろん、変化が激しい環境を楽しめる、挑戦できるという人がLIXILには求められます。
自己分析と企業分析を行う
LIXILへの転職に限った話ではありませんが、転職活動時には自己分析と企業分析が重要です。面接では「前職を辞めた理由は？」「志望動機」「入社後にやりたいことは？」など、転職では一般的な質問が多い傾向にあります。そういった質問に対し、なぜLIXILでないといけないのか、自身の力をどう活かせるのかを伝える必要があります。自分らしい回答をするためにも、自己分析と企業分析は重要です。
転職エージェントを利用する
転職難易度の高いLIXILへ入社するには、転職のプロがいるエージェントを活用しましょう。エージェントにのみ開示されている求人情報や、そこにしかないノウハウなどを活用できるためです。また、職務経歴書の添削や面接の練習など、転職までのサポートを受けられます。
さらには、給与交渉など自身では難しい内容まで、担当者に依頼できるのも魅力的です。交渉が苦手、できるだけ自分の負担を少なく転職活動をしたい場合は、転職エージェントの活用をご検討ください。ハレダスでは「CHOICE」というサービスを提供しており、自分に合った転職アドバイザーからの支援を受けられます。少しでも転職を有利に進めたい方は、ぜひ利用をご検討ください。
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