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ディーラー営業ってどんな仕事?やりがいや転職するためのポイントを解説

ディーラー営業の仕事は新車の販売が主な仕事ですが、それ以外にもさまざまな業務があるのはご存知でしょうか。

今回はそんなディーラー営業の詳しい仕事内容から、やりがいやつらいところ、転職するためのポイントについて解説していきます。

この記事を読めば分かること
・ディーラー営業の具体的な仕事内容について
・ディーラー営業の「やりがい」と「つらいところ」について
・ディーラー営業に転職するためのポイントについて

ディーラー営業の仕事内容


まずは、ディーラー営業の仕事内容について見ていきましょう。

店舗内での営業

ディーラー営業の主な仕事は、店舗に来店した顧客に対しての営業から、販売後のアフターフォローになります。
他業種の営業と大きく異なるのは、ディーラー営業は店舗内で営業をおこなうので、いわゆる飛び込み営業がほとんどないという点です。
来店するということは、少なからず購買意欲があることが多いため、顧客の希望を適切に汲み取ることが重要になってきます。

また、顧客が試乗する際には、助手席に乗って安全かつ快適に運転できるサポートもおこなうのも仕事の1つ。
無事に購入までこぎ付けた後も自動車の登録申請や顧客への納車など、非常に多岐に渡ります。

イベントの企画運営

ディーラーでは土日や季節ごとなど、年間を通じてさまざまなイベントを開催しています。そのイベントの企画運営にも携わる機会が多くあります。

ディーラーとメーカーは別

ちなみに、ディーラーとメーカーは別ということをご存知でしょうか。
テレビやYouTubeの広告などで、自動車のCMを目にしたこともあるでしょう。
メーカーは自動車を製造する会社で、ディーラーはその自動車を販売する役割を担う会社です。

つまり、メーカーをディーラーは別の会社なのです。
メーカーのロゴを掲げているディーラーであっても、メーカーの営業所ではないということを覚えておいてください。

ディーラー営業のやりがい


ここからは、ディーラー営業のやりがいについて、3つのポイントに分けて解説していきます。

歩合制で大きく稼げる

会社によって異なりますが、歩合制を導入しているところが多くです。
ディーラー営業の場合は、自動車の販売数に応じて給与が増える仕組みになっています。
自動車は単価が高いため、売れたときの喜びは他業種の営業よりも大きく感じられるでしょう。
がんばったらがんばった分だけ稼ぎたい、という人に向いているといえます。

趣味を仕事にできる

ディーラー営業は自動車の販売が仕事なわけですから、車の知識は豊富に身に着けておく必要があります。
そのため、もともと車好きな人は趣味を仕事にすることができます。
また、最新モデルに試乗できるのは、車好きにはたまらない瞬間でしょう。
趣味で培った知識を活かせるだけでなく、日々車に囲まれて仕事ができるため、車好きの人にとっては最高といえる仕事の1つです。

お客様と信頼を築ける

ディーラー営業は顧客の担当として付くため、多くのコミュニケーションを取る仕事です。
顧客の希望を汲み取り、車の良さを伝え、信頼してもらうことで初めて購入してもらえるのです。
車は非常に高額な商品であり、長く乗る前提で購入する場合がほとんど。
そのため、購入後のアフターフォローも大切な仕事の1つです。

このように、1人の顧客と長く付き合っていくことになり、その中で信頼関係を築いていくことにやりがいを感じている人が多くいます。

ディーラー営業のつらいところ


続いては、ディーラー営業のつらいところについて、こちらも3つのポイントに分けて解説していきます。

カレンダー通り休めない

ディーラーの店舗は土日祝に関係なく営業しているため、ディーラー営業も当然出勤となります。
また、先述したように土日や季節ごとにさまざまなイベントを開催していることもあり、来客が多く忙しくなるのです。
その代わり平日が休みになるため「どうしても土日に休みたい!」という人でなければ、それほど気にはならないでしょう。

ただ、結婚して子どもが生まれて家庭を持つようになると、土日祝が仕事では家族との時間がなかなか取れなくなる、ということを覚えておいてください。

残業が多い

ディーラー営業は基本的に顧客の都合に合わせるため、定時を過ぎることも少なくありません。
また、外に車を展示している場合は、その車の洗車もディーラー営業が担当します。
これらのことにより、残業が多くなってしまうのです。

ノルマがある

ディーラー営業はノルマがある場合も多いです。
車は非常に高額なため、なかなか売れずにノルマが達成できないということもあるでしょう。
ノルマが達成できず、職場に居づらく感じてしまう人も多くいます。

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ディーラー営業に転職するためには?


ここからは、ディーラー営業に転職するための3つのポイントについて紹介していきます。

必要な知識

ディーラー営業は車を販売するので、車の知識はあればあるほど良いでしょう。
車の知識がない場合でも、転職後に勉強すれば身につけることもできるので安心してください。

必要なスキル

業種問わず、営業の経験があれば活かすことができるでしょう。
その他にも、顧客との信頼を築くためのコミュニケーション能力だったり、希望を汲み取るためのヒアリング力などが必要になります。
また、顧客の車を引き取りをすることもあるので、普通自動車免許を取得しておくようにしましょう。

加えて、先述したようにディーラー営業にはノルマがあります。
そのノルマを達成するための目標達成能力も求められます。

面接でのアピールポイント

ディーラー営業は体力と精神力の両方を求められる仕事です。
そのため、この2つが強いことをアピールすると良いでしょう。
逆に、自信のない素振りを見せてしまうと、マイナスな印象を与えてしまいます。

また、ディーラー営業の面接でよく聞かれるのが「結婚後も続けられるかどうか?」という質問。
なぜこのような質問をされるかというと、結婚して家庭を持つとやめる人が多い傾向にあり、それを面接の段階で確認しておくという意図があるためです。

ディーラー営業は基本的に土日祝は休めないため、家族との時間をなかなかとれないというのは、先にもお伝えした通りです。
もし、この質問をされた場合は「はい」とはっきりと伝えるようにしましょう。
未来のことはわかりませんが、ここで「いいえ」と答えてしまうと、マイナスな印象を与えてしまう可能性が高いです。

前職でも営業をやっていた場合は、その経験や実績をアピールすると高評価につながりやすいです。
ただ、未経験でも転職できるチャンスは十分にあります。
ディーラー営業に必要なコミュニケーション能力や車の知識などをアピールするのも1つの方法です。

まとめ

ディーラー営業はやりがいがある分、つらいところもはっきりしています。
がんばったらがんばった分だけ稼ぐことができるため「休みは少なくても、大きく稼ぎたい!」という人に向いている仕事といえます。
また、車好きの人にとっても、おススメの仕事でしょう。

車は非常に高価な商品であり、購入する顧客側も簡単に決めることができないことがほとんどです。
そんな顧客の希望や悩みを汲み取り、最適な提案をするのが販売への近道になります。

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Written by

古橋直樹

古橋直樹

関西大学を卒業後、大手人材会社で営業・新卒採用の人事を経て、求人検索エンジン会社で大阪支社の立ち上げを経験。2021年に起業し、現在は、20代~30代前半を中心にキャリアアドバイザーとして転職を支援。

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