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転職・副業

業界を変える。転職しやすい業界とは?押さえておくべきポイントもご紹介!

新卒採用時に憧れがあったものの、資格やスキルが足りずそのまま別職種に就職、なんて経験がある方は、意外と多いのではないでしょうか。

そこで今回は、異業種から転職しやすい業界と、押さえておくべきポイントをご紹介。ぜひあなたの転職活動に役立てていただけたらと思います。

異業種への転職のコツ


なんとなく「異業種への転職はハードルが高そう」と感じる人は多いと思います。確かに、「経験者歓迎」という言葉もあるように、転職市場においては経験者の転職を歓迎する風潮が依然としてあるのは事実です。

なぜ経験者が求められるのか?

当然のことながら、社員の育成にはコストがかかります。新入社員にその育成コストを費やし、転職者には即戦力になってくれることを期待している会社は確実に多いとみるべきでしょう。

ですが、いわゆる若手の転職では、必ずしも知識や経験が重視されるわけではないようです。

若手の転職に求められるもの

厚生労働省が行った調査(※1)によれば、企業が若年労働者(15歳~34歳)を採用する際、最も重視する点は、中途採用・新卒採用ともに「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」が75%以上と最も高く、次いで「コミュニケーション能力」「マナー、社会常識」と、スキルや経験より意欲やコミュニケーション能力が重視されていることが伺えます。

以上から、「この企業はどのような人材を欲しているのか」きちんと見極めさえすれば、異業種からでも充分転職は可能だと言えるでしょう。

異業種から転職しやすい業界


企業によって欲しい人材に差異があることは事実ですが、未経験でも転職しやすい業界や、資格さえ取得していれば未経験でもOK、という業界もあります。

ぜひ下記を参考に、自分のライフプランを考えてみてください。

IT業界

経済産業省委託事業としてみずほ情報総研株式会社が2019年に発表した「IT 人材需給に関する調査(※2)」によれば、IT人材は2030年には16.4 万人~78.7 万人(中間では 44.9 万人)不足するという試算が出ており、まさにIT系の職業は売り手市場と言えます。

それを踏まえ、未経験歓迎の求人も多く、研修も充実している会社が多いため、異業種から転職しやすい職業ということができます。

またIT業界自体、どんどん技術が発展している機械を扱う業界ですから、知識に関しては新しく入ってきた人の方がどんどん新しいものを吸収できる、というちょっと特殊な業界でもあります。

業界自体さらなる発展を見込む業界ですので、働く業界を変えたいと思って転職活動を進めている人にはオススメの職業と言えます。

福祉業界

IT業界同様、人材不足が指摘されている福祉業界。そのため、未経験歓迎の求人は多く存在します。

また保育士も4年制大学を卒業していれば、試験に合格するだけで資格を取得することができますので、福祉業界で人と関わる仕事につきたい!と思っている方は先に資格を取得するのも一つの手段でしょう。

保育士は資格が無ければ業務につくことはできませんが、介護業務などは未経験からでもチャレンジが可能です。また従事した時間によっては資格試験の実技が免除になったり、また資格取得のため手当を出してくれる求人もありますので、ぜひそちらもチェックしてみましょう。

介護福祉士や社会福祉士、ケアマネージャーなどの資格を取得すれば、資格手当も充実し、一生モノのスキルとしてかなり転職に有利になります。ライフプランを見据えて、安定的に仕事についていたい方にはオススメの仕事と言えます。

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営業業界

営業職も、未経験歓迎の求人が多数存在します。特にベンチャー企業など、顧客の新規開拓をメインに行う企業は、スキルや経験より仕事への熱意を尊重する傾向にあり、またインセンティブも充実している求人が多いのが特徴です。

もし「稼げる職業に転職したい!」と強い気持ちがあるのなら、営業職をオススメします。

また営業と言ってもガツガツ新規開拓を行う企業から、既存顧客との長いやり取りを行う企業までさまざまです。

特にルート営業などは、既に自社商品を取り扱っている会社に定期的に回り、新たな商品を提案したり、商品を補充したりと安定的に仕事に従事できますので、ぜひ自分のタイプにあった求人を探してみましょう。

押さえておくべきポイント


ここまで異業種から転職しやすい業界をお伝えしてきましたが、転職活動する以上忘れてはならないことや、異業種への転職ならではのポイントも存在します。下記にお伝えしていきますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

転職理由をきちんと言語化する

当然のことながら、いくら未経験歓迎の求人が多い業界と言えど、履歴書や職務経歴書の手を抜いて良い理由にはなりません。

むしろ「なぜ他業種から来たのか?」「同業種で働けない理由があるのか?」など、懸念を持たれやすいこともありますので、なぜ他業種から転職しようと思ったのか、きちんと言語化に努めましょう。

ですが「もう二度と前の業界で働きたくない」など、たとえ本当のことでも、前の業界、職場への不満を転職理由にあげてしまった場合、採用側は「この人は不満を感じたらまたすぐ転職するのではないか」と思い、不採用につながることが多いです。

「かねてからの夢だった」「もっと稼ぎたいと思った」など、この業界であればもっと自分が自分らしく、楽しく、やりがいを持って働ける、というようなポジティブな印象を与え、長く働けることがアピールできる理由を伝えましょう。

年収は下がることを覚悟しておく

経験者採用の場合は別ですが、未経験から異業種にチャレンジする場合、いくら社会人経験が長いと言ってもその業界では新人ですので、年収は新人扱いになることもあります。

求人によっては「前給保障(前職の給料以上を保障する)」など、前職の給料を考慮した上で金額を決定してくれる企業もありますので、年収を下げたくない、という方はそのあたりもきちんとチェックしておきましょう。

また年収が下がってもいいからこの業種にチャレンジしたい!という方でも、もしもの時もありますので、生活水準を落とすことが無いようきちんと貯蓄を行い、退職金などを有効に活用していきましょう。

難しい場合は【二段階】も視野に

転職しやすい業界をご紹介してきましたが、やはり社会人になって諦められない夢もあるでしょう。特にメディア・広告・ゲーム業界などは新卒採用でも人気の求人であり、あの時は無理だったけど今チャレンジしたい!と思う人も少なくないかもしれません。

しかしクリエイティブ職はスキルや経験が高く評価される業界であり、未経験歓迎の求人は少ないと言わざるをえません。

そのため少しハードルを落とし、パートやアルバイト、派遣などからじっくり経験を積む、また専門学校に通ってスキルを習得するなど、夢のためにじっくり計画を立てる姿勢も必要となってくる場合があります。自分のライフプランに合わせて、検討してみて下さい。

まとめ

今回は異業種から転職しやすい業界と、押さえておくべきポイントをご紹介しました。ぜひ今回ご紹介したポイントを活かし、あなたのよりよい未来を描いていただけたらと思います。

引用
※1 厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査の概況
※2 みずほ情報総研株式会社
平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備・IT人材需給に関する調査 調査報告書(2019年3月)」

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ハレダス編集部

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