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転職はボーナスをもらってからでも大丈夫?抑えるべきポイントとは

働く上で多くの人が楽しみにしているボーナス。使い道を考えるだけでワクワクしますよね。転職を考えているときも「ボーナスをもらってから転職しても大丈夫?」「転職して1年目でボーナスはもらえる?」と疑問に思っている人もいるでしょう。

今回は、ボーナスをもらってから転職するためのポイントや転職スケジュールの立て方、転職1年目からボーナスはもらえるのか、などを解説していきます。

<この記事を読めば分かること>
・ボーナスをもらってから転職するためのポイント
・確実にボーナスをもらうための転職スケジュールの立て方
・転職1年目からボーナスがもらえるのかどうか
・ボーナスにこだわりすいないことも大切だということ

ボーナスをもらってから転職するためのポイント


まずは、ボーナスをもらってから転職するためのポイントについて解説していきます。大きく4つのポイントがあるので、それぞれ見ていきましょう。

ポイント1:現職におけるボーナスの支給規定を確認する

1つめのポイントとして、現職における「ボーナス支給規定」を確認しましょう。これは企業ごとにさまざまな規定がありますが、一般的には以下の通りに定められています。

■ボーナスの算定期間
・ボーナス支給前の3ヶ月~半年間
・〇ヶ月ごとと、企業が定めた期間で査定をおこなう場合もあり

■ボーナスの支給時期
・夏の場合:6月~7月
・冬の場合:12月

これらは就業規則や労働契約書などに記載されていますので、忘れずに確認してください。

ポイント2:退職届を出すタイミングに注意する

2つめのポイントは、退職届を出すタイミングについてです。ベストなタイミングとしては、ボーナスをもらった後です。明確なボーナス支給のルールが定められている場合は心配ありませんが、経営者がボーナスの支給額を決める場合は、先に退職届を出すことで減額されるおそれがあります。特に中小企業の場合は、このような傾向があるので注意が必要です。

また、退職することを周りの人に悟られないようにするのも重要です。職場において退職者が出ることは大きなニュースになりやすいため、噂が一挙にひろがってしまう可能性があります。退職届を出すタイミングに加え、退職することを悟られないようにするということにも注意してください。

ポイント3:「ボーナスのもらい逃げ」と思われないように注意する

3つめのポイントは、退職届を出すタイミングにもつながってくることですが、退職時の印象についてです。ボーナスをもらった直後に退職を出してしまうと「ボーナスのもらい逃げ」と思われてしまい、あまり良い印象を残していけません。『立つ鳥跡を濁さず』ということわざにもあるように、これまでお世話になった職場なので、気持ちよく円満退社したいはず。

ボーナス支給後から2週間以上経ってから退職届を出すようにしましょう。早く次に行きたいという気持ちがあるかもしれませんが『立つ鳥跡を濁さず』を忘れずに。

ポイント4:転職のスケジュールを立てる

4つめのポイントは、転職のスケジュールについてです。転職をする際には「何月に退職して、〇月頃には転職したい」「退職後1ヶ月くらいはゆっくりしたい」など、人によってさまざまなスケジュールを立てるのではないでしょうか。

このようなスケジュールに加えてボーナスをもらってから転職する場合は、自社のボーナスがいつ支給されるのか?ということも加味してスケジュールを立てる必要があります。次の項で、そのスケジュールの立て方について詳しく解説していきます。

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転職で確実にボーナスをもらうためのスケジュール


それでは、転職で確実にボーナスをもらうためのスケジュールについて解説していきます。現職はもちろん、転職先でのボーナス支給を考えたスケジュールを、夏のボーナスと冬のボーナスとそれぞれ見ていきましょう。

【転職スケジュールのポイント】
◆ボーナス支給月は例として、夏は6月、冬12月で考える
◆ボーナス算定期間は例として、
・夏の場合:11月~4月
・冬の場合:5月~10月
◆ボーナス支給には例として、3ヶ月以上の在籍が必要とする

夏のボーナス支給を考えた転職スケジュール(6月支給の場合)
5月 転職先の内定
6月 ・現職でボーナス支給
・ボーナス支給から2週間以上経過した後に退職届を出す
7月 ・引継ぎ
・退職
8月 転職先へ入社
9月 ボーナス算定期間
10月
11月
12月 転職先でボーナス支給

冬のボーナス支給を考えた転職スケジュール(12月支給の場合)
11月 転職先の内定
12月 ・現職でボーナス支給
・ボーナス支給から2週間以上経過した後に退職届を出す
1月 ・引継ぎ
・退職
2月 転職先へ入社
3月 ボーナス算定期間
4月
5月
6月 転職先でボーナス支給

夏のボーナス支給の場合は転職先の内定を5月にもらえるように、冬のボーナス支給の場合は11月にもらえるように調整すると良いでしょう。また、転職先へ入社するタイミングについても、ボーナス算定期間を考えた上で調整するようにしてください。

転職1年目からボーナスはもらえる?


結論からいうと、転職1年目からでもボーナスをもらうことができます。先述したように、算定期間の間に在籍していれば支給される可能性があります。ただ、あくまでも可能性ですので、確実に支給されるかどうかは、企業によって違うということを覚えておいてください。

なぜならば法律上、企業にはボーナスを支給する義務はありません。ボーナスを支給するかどうかは、企業が決めることなのです。ただ、就業規則や労働契約書やなどに支給することが明記されている場合は、法律的に支給する義務が生じます。加えて、支給することが明記されていたとしても「業績に応じて支給」というような記載がされている場合は、業績が悪ければ支給する義務はありません。

ちなみに、企業によっては求人に「賞与(業績に応じる)」などの記載の仕方をしているところも多いので確認してみてください。

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転職する際にはボーナスにこだわりすぎないことも大切


ボーナスをもらうことも非常に重要なことですが、転職する本来の目的を忘れないようにしましょう。「今よりも良い環境で働きたい」「キャリアアップのために転職したい」など、転職するまでに至ったあなたなりの理由があるはずです。

また、たとえば転職先から「●月●日までに入社してほしい」という要望があったとしましょう。しかし、ボーナスをもらうことにこだわりすぎてその要望を断ってしまうと、最悪の場合は採用を見送られる可能性もあります。

転職する本来の目的と今後長く働いていくであろうことを考えると、ボーナスをもらうことにこだわりすぎず適切なタイミングで転職する、ということも大切なことなのです。

まとめ

ボーナスを確実にもらうポイントとして、事前の確認やタイミング、スケジュールの立て方などが重要です。しっかりとしたスケジュールの立てることで、現職だけでなく転職先でもボーナスをもらうことができるでしょう。

しかし、転職する本来の目的を忘れてはいけません。ボーナスにこだわりすぎず「なぜ自分は転職しようと考えたのか?」を思い出しましょう。また「仕事をしながら転職のスケジュールを立てる時間がない!」という方は、無料の転職相談を活用してベストなスケジュールを立ててみてはいかがでしょうか。

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Written by

HAKU

HAKU

大手人材会社にて、法人営業を経験後、制作部門に異動し製造、IT、飲食、エンタメとあらゆる業界の上場企業からスタートアップのベンチャーなど、10年超のキャリアにおいて約3000社以上の企業の取材・制作・ライティングを実施。関西の制作責任者を務めた後、フリーランスにて活動を開始。

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