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初めての就職

サマーインターンに参加するべき3つの理由とは?効率的な探し方も紹介

サマーインターンは案件数が多く、就活の準備にも効果的なため、積極的に参加するのがおすすめです。インターン専用サイトや逆求人サイトを使うと、効率的に案件を見つけられるでしょう。

今回はサマーインターンの特徴やメリット、失敗しないためのポイント、探し方などを紹介します。

サマーインターンの概要・特徴

サマーインターン 概要

サマーインターンは、大学の夏休みの時期に開催されるものです。

インターンは興味がある企業について深く知りたいとの気持ちから参加する方が多いですが、インターン自体に選考があることに注意が必要です。

また昨今は、新型コロナウイルスの影響でオンライン形式が主流になりつつある点も押さえておきましょう。

夏休み期間中に行われるインターンシップ

一般的にサマーインターンは、大学が夏休みの時期に当たる7~9月ごろに開催されるものを示しています。企業が開催しているインターン求人に、自ら応募するというのが基本的な参加方法です。

募集時期は企業によって異なりますが、一般的に大体4〜7月にかけて案内が出されます。締め切りが極端に早い会社もあるため、早めの申し込みがおすすめです。

インターンの実施期間もさまざまで、数日程度の案件から数週間、1ヵ月以上のものまで種類が分かれています。

インターン自体に選考があることに注意

サマーインターンに参加するには選考をくぐり抜ける必要があるため、おいそれとはいかない部分があります。

一般的には一次審査でエントリーシートを提出し、二次審査でグループディスカッションや面接が行われるという流れです。

サマーインターンは応募者数が多いため、複数人の選考を同時に実施できるグループディスカッションが実施されるケースが多くあります。

大学生は面接の時期がテストの直前期と重なるので、学業との両立が難しいと感じるかもしれません。

新型コロナの影響でオンラインが主流

新型コロナウイルスの影響を受け、ソーシャルディスタンスやリモートワークが普及したのは周知の事実ですが、サマーインターンでも対面式の実施が不可となり、オンラインでの開催が増えてきているようです。

オンラインインターンシップでは動画を用いたり、Web会議システムやチャットツールを使ったりといったオンラインならではの手法が取り入れられます。

体験を通して、企業の活動を知ってもらうという目的はWeb形式でも変わりません。

オンラインインターンシップは距離や時間の制約がなく、どこからでも参加可能な点が大きなメリットです。

サマーインターンの種類

サマーインターン 種類

サマーインターンの主だった種類を紹介します。

セミナー型

  • 社員から企業の説明を受けるタイプのインターン
  • 期間が短く、参加しやすいのが利点
  • 業界や企業に対する知識を、広く得たい人におすすめ

実務型

  • 期間中に実際の業務を体験させてもらえるもの
  • 案件によっては、営業同行やクライアントとのMTGに参加できるものもある

プログラム型

  • 準備された就活生専用のプログラムを、他の就活生と一緒に取り組むもの
  • 課題が与えられグループで解決を目指すという内容
  • 新規事業立案、ビジネスコンテスト、ケーススタディなどに分かれる

サマーインターンに参加する3つのメリット

サマーインターン メリット

サマーインターンに参加する意義は大きく、具体的には次の3つのメリットが挙げられます。

  • 早い段階から就活の準備を進められる
  • インターンの求人が多い
  • 本選考と近しい経験が積める

それぞれのメリットについて、詳しく解説します。

1.早い時期から就活の準備を進められる

サマーインターンで実際の業務に触れたり、企業の活動を詳しく知れたりすることで「働くとはどんなことか」を、より実感を持って感じられます。

時には今まで思い描いていた企業や職種のイメージと全く異なり、軽くショックを受ける場合もあるかもしれません。

どのような感想を抱いていても、企業と接点を持つことは、今後の就職活動に活かせる部分が多いでしょう。例えば、面接で志望動機を語る際に、入社後に担当する業務を想定した具体的な内容になりやすいです。

2.他の時期に比べてインターンの求人が多い

長期休暇の時期に行われるサマーインターンは学生が参加しやすいことから、案件数が多い傾向にあります。

プログラムの種類も豊富で、複数の選択肢の中から選びやすく、きっと希望に沿うインターンが見つかるはずです。

就活と同様、応募しても残念ながらお見送りになるケースもあるため、できる限り多くの案件に応募をかけることを推奨します。

3.本選考に近しい経験が積める

エントリーシートの提出やグループディスカッション、面接などインターンの選考で課される試験は本選考と似通っています。

本選考の前に、実際の面接はどのような雰囲気で、何を聞かれるのか分かるため対策として非常に有意義です。模擬面接や想定問答の作成といったものより、より実践的で効果が高い対策だといえるでしょう。

インターンの段階では、たとえ失敗しても次のチャンスがあるので、傷口が広がりにくいです。サマーインターンへの参加が今後の就職活動に良い効果をもたらす確率は非常に高いです。

サマーインターンで失敗しない3つのポイント

サマーインターン ポイント

サマーインターンを有意義な内容とするために、押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

  • 事前に希望の業界や職種を決める
  • 事前の合同説明会に参加する
  • 参加後に振り返りの機会を持つ

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

1.事前に希望の業界・職種を決めておく

インターンに応募する前に、漠然でも良いので、希望の業界や職種を決めておきましょう。どんなことに興味があるのか、自分が向いている仕事は何か、など考えると適性のある仕事が見つかりやすいです。

サマーインターンで実際の業務を知ることで、志望業界や職種が本当に合っているか判断する材料を得られます。

業務をこなせるかだけでなく、日々継続してその業務を続けていけそうかという視点も持つと、納得いく企業選びの軸が見つかるでしょう。

2.事前説明会に参加する

インターンシップでは通常の就活と同様、企業合同説明会が開催されるケースも少なくありません。

インターンシップ説明会に参加すると、インターンの詳細な説明を受けられるので、企業や活動内容を詳しく知った上で参加・辞退の判断を下せます。

自分に合う企業を見つけることが、インターンの主たる目的です。入社しないと分からないことは多数ありますが、限りある時間を有効に使うためにも、事前に案件のスクリーニングをしておくと良いでしょう。

ぜひ合同説明会でさまざまな企業に対する理解を深めて、ミスマッチを防いでください。

3.参加後に振り返りを行う

サマーインターンに参加した後は、その経験から何を学び、今後どのように成長していきたいと考えているか振り返る機会を持ちましょう。

自己を客観的に捉え、時には自責の念も持ちながら、フィードバックをしていきます。振り返りの機会を有意義なものにするには、参加の段階から志を持つことです。

「業務の一日の流れを押さえる」「その日のうちに反省点をメモに記す」など小さな目標を立てることで、密度の濃い時間を過ごせるでしょう。

ただ参加するだけではもったいないので、振り返りの内容を活かして、次につなげましょう。

またインターン参加後は企業の担当者にお礼のメールを入れておくと、印象アップにつながるかもしれません。お礼メールの書き方や例文については、次の記事で詳しく紹介しています。

「インターン後のお礼メールは必須!失礼のない書き方や例文を紹介」

サマーインターンの効率的な探し方

サマーインターン 探し方

サマーインターンの案件探しなら、求人情報サイトやインターン専用サイトなどの利用がおすすめです。ここでは求人情報サイトやインターン専用サイトの概要、特におすすめのサイトを紹介します。

求人情報サイト

正社員や派遣、アルバイトの求人を掲載している求人情報サイトにも、インターン案件が寄せられることがあります。さまざまな求人紹介サイトの中から、一つおすすめするなら「リクナビ」です。

リクナビは業界トップクラスの案件数があり、人気の大手企業から穴場のベンチャーまで多くの選択肢を持つことが可能です。場所や実施時期、所要日数など条件を設定して検索できるのも特徴です。

リクナビのサイトは就活に役立つコンテンツも多数見つけられるので、案件を探しつつ、ビジネスパーソンとしての成長につなげられるのも有意義なポイントです。

インターン専用サイト

効率的に案件の情報を得たいなら、インターンに特化した専用求人サイトの活用を推奨します。インターン専用サイトにはJEEKやキャリアインターン、インターンシップガイドなどいくつものサイトがあります。

各サイトの特徴を簡単に解説すると、JEEKは求めている企業が見つかる可能性が高いサイトです。就職活動やキャリア支援といった先を見据えたサポートも行っているため、輝かしい未来の実現にも役立つでしょう。

キャリアインターンには長期インターンや1DAYインターンなど幅広い案件が揃っています。インターンシップガイドは注目企業や締め切りカレンダーなどが画面に大きく表示され、利用しやすいのがポイントです。

サマーインターンのよくある疑問に回答!

サマーインターン よくある疑問

サマーインターンへの参加で不安を抱いている方向けに、よくある質問に回答します。エントリーの際は、書類や面接落ちが当然あるという前提で、参加希望社数より多めにエントリーしましょう。

インターンに通過できなかったからといって、本選考も不可になるとは言い切れないため、重く受け止め過ぎなくても大丈夫です。

エントリーシートの書き方で通過率を高めるには、企業が重点的に見ているポイントを意識した記載が求められます。

何社エントリーすべき?

インターンの平均応募社数は7社、平均参加社数は4.4社です。

これはマイナビが行った2023年卒大学生インターンシップ調査における、大学3年の10月時点でインターンシップやワンデイ仕事体験に参加した経験がある学生に調査を行ったものです。

多くの学生が複数のインターンに参加し、そのために数多くの案件に応募していることが読み取れます。

応募社数よりも参加社数が少ないことから、応募しても通過できないケースがあると分かります。参加を考えている企業数より、多めに応募した方が良いでしょう。

参考:「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ調査(中間総括)」を発表|マイナビ

すべて落ちた場合は本選考に影響が出る?

サマーインターンの選考で落ちてしまうのは決して珍しいことではありません。ただ応募した案件すべてでお見送りとなると、気分的に激しく落ち込むと想定されます。

また就職を検討している企業のインターンで落ちてしまうと、本選考でもダメなのでは?と不安を抱くかもしれません。

インターンシップでお見送りとなっても、就職の本選考への影響は少ないのでしょう。内定を見据えたインターン案件というのも存在し、インターンで結果を残した学生を企業側が目を付けることはあります。

しかし、インターンに落ちても、そこの企業を受けられないわけではないので、諦めずにチャレンジしましょう。

エントリーシートの書き方は?

応募時に提出するエントリーシートは、企業側が重視しているポイントを踏まえて書きましょう。

  • 経験やスキル
  • 人柄
  • 本人が学びたいこと

上記に挙げた事柄と、社風やプログラムの内容がマッチしているかという視点で評価がなされる可能性が高いです。

最低限のビジネスマナーの有無もチェックされますので、エントリーシートは丁寧な記載を心がけましょう。

サマーインターンには積極的に参加しよう

サマーインターン 参加

早めに就活の対策ができる、本選考にも有利に働くといったメリットが得られるサマーインターンには、積極的な参加を推奨します。

インターンの時間を有意義なものにするには、あらかじめ希望の業界や職種を絞り込んでおく必要があります。

就職活動のことをはじめて考える学生の方は、どのような基準を持って、自分に合った仕事を見つけていくのか分からないかもしれません。

独自の方法で自己分析を行うのは、まるで雲をつかむかのごとく難易度が高い作業で、徒労に終わってしまう危険が高いです。

転職エージェントを活用し、プロのアドバイスを取り入れると上手くいく可能性が上がります。

ハレダスのキャリアアドバイザーは友達のように親身になって接することができるので、心を通じ合うサポートをお望みの方はぜひ利用を検討なさってください。

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Written by

ハレダス編集部

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