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第二新卒が転職する際に必要な準備とは?成功と失敗のポイントもご紹介!

学校を卒業し入社したものの、イメージと違う、やりたいことが他にある、と早めに転職を決意した方もいるのではないでしょうか。そんな「第二新卒」の皆さんの中には、「転職」ははじめてのことでどうすればいいのかわからない、という方も多いでしょう。

そこで今回は、「第二新卒」の転職事情から準備の方法、転職に成功する人と、失敗してしまう人の傾向などをご紹介。あなたの転職に役立てていただけたらと思います。

「第二新卒」の転職事情

そもそも「第二新卒」は転職しやすいのか?ニーズはあるのか?と尻込みしてしまう人もいるでしょう。

現在、新卒で入職した若者が就職後数年で離職する割合は年々増加傾向にあります。

厚生労働省が2020年に発表した「新規学卒就職者の離職状況(平成29年3月卒業者の状況)」によれば、新規学卒者の就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者39.5%と高い水準を保っています。

 「第二新卒」に求められているものとは?

転職サイト「マイナビ転職」が2018年の調査(※1)によると、「熱意・ポテンシャル」、「入社意欲の高さ」など、経験より人物面を尊重した採用であることがわかります。

来日本は「社風になじみやすい」「柔軟で適応力が高い」という理由から新卒採用がさかんです。

「第二新卒」は、新卒の柔軟さと、最低限のビジネスマナーを期待されているといってもいいでしょう。

※1 マイナビ転職 ホームページ
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/nisotsu/

「第二新卒」の転職準備

では、第二新卒であれば転職は楽勝・・・というわけでもありません。

転職サイト「doda」の集計データによれば、新卒入社後の在籍期間が短すぎると書類選考の通過も厳しい様子。

やはり応募企業側から、「すぐに会社を辞めるのではないか」という懸念を抱かせることになっているようです。

そこで、第二新卒だからこそするべき転職準備をお伝えしていきます。

 転職の理由をきちんと言葉にしよう

前述したように在籍期間が短すぎると、転職したいと思って応募した企業から「この人はすぐに辞めるのではないか?」と懸念を持たれ、入社に繋がらない可能性もあります。

そのため必要なことは「わかりやすい、伝わりやすい言葉で転職の理由を伝えること」。

就職活動でおわかり頂けたかと思いますが、就活とは「企業と自分のマッチング」。

必要なのは、自分の魅力を伝え、不安払拭に努めることです。

だからこそ、第二新卒の最大の懸念材料である「すぐに辞めるのではないか」という不安を払拭することは最優先課題と言っても過言ではないでしょう。

そしてその際、転職理由が「前の会社の不満」だけではNGです。それでは企業の不安払拭につながらず、むしろ「この人は嫌なことがあればすぐに辞める人だ」と思われ、採用につながりにくくなります。

もちろん、前の会社の不満はあるにしろ、「自分にはやりたいことがあるけど、前の会社ではできなかった。貴社でならできると感じたので転職を決意した」という風に「自分は長く働ける存在である」と不安払拭に努めることを忘れないようにしましょう。

企業をきちんと見極める

企業がどんな意図で人材募集を行っているのか、またどんな人材をほしがっているのか研究することで、より入職後のミスマッチを防ぐことができます。

例えば営業職と一概に言っても、飛び込みやテレアポで新規顧客をどんどん開拓したい会社もあれば、既存の顧客と太く長く付き合っていきたい会社もあります。

前者の会社の場合は「フットワークの軽さ」や「行動力」ある人材が好まれるでしょうが、後者は「接客の良さ」や「対応の丁寧さ」が重視されるでしょう。

このように、企業の求める人材と自分がマッチングしているかどうか、きちんと見極めることが大切です。

自分自身の大切なことを明確にする

正直な話、100%自分に合った転職先が見つかる確率はかなり低いと思ってください。

年収や仕事内容はまだしも、社風や人間関係というものはどうしても入社してみなくてはわかりません。

そしてそこでまた嫌なことがあった場合、また転職、また転職、と繰り返し行っては自分のキャリア育成にはつながりません。

そのためにも、自分は仕事において何を大切にしたいのか?という問いかけをある程度言語化することが必要でしょう。

でなければ、嫌なことがあるとすぐにブレがちになってしまいます。

「この仕事をやりたかったからこの会社に入社した。だからこの不満に関しては目をつむろう」など、折り合いを付けることも必要となってくるでしょう。

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「第二新卒」での転職に成功する人、失敗してしまう人

ここまで転職に必要な準備をお伝えしてきましたが、そもそも転職とは、自分の人生をより良いものにするためのもの。

転職だけで人生すべてうまくいく、というのはあまりにも楽観的すぎる考えであることは事実です。

転職をした方が人生をよりよいものにできる人、そうでない人という観点から、転職に成功する人、失敗する人の違いをご紹介したいと思います。

「第二新卒」での転職に成功する人

前述したように、実に6割の会社が第二新卒の採用に積極的と回答しています。

そのため、第二新卒のネックである「すぐに辞める人材ではない」ことをアピールできた場合、年齢の若さもあって実に多彩なキャリアパスを描けると言えるでしょう。

また、「ここでこれだけの経験を積みたいが、異動が多くて培うものがない」「もっとスキルを磨きたいが、どうにもその機会に恵まれない」など、仕事への意欲はあるが今の職場ではそれが満たされない場合は、転職した方がより良い結果が得られるでしょう。

「第二新卒」での転職に失敗してしまう人

第一に、衝動的な転職はオススメしません。

これまでの経験や成果をきちんと言語化し、準備した方がよりよい成果が得られることは言うまでもなく、これらの準備を怠り衝動的に転職をしてしまうのは、仕事のブランクも生じてしまうことになります。

職場で不満があったとしても、衝動的にならず準備を行うことが必要となってくるでしょう。

また内定が欲しいがために、必要以上に話を盛るのもNG。

嘘や盛った話でなければ採用されない!と思うのであれば、そもそもマッチング度が低い可能性も大いにあり、結果後悔につながりかねません。

あくまで企業とのマッチング度が高いかに焦点をあてるのが、より良い転職につながるでしょう。

関連記事第二新卒の転職は難しい?成功率を高める5つの方法

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「第二新卒」転職事情から準備の方法、転職に成功する人と、失敗してしまう人の傾向などをご紹介してきました。

第二新卒は社会人経験が浅いからこそネックな部分もありますが、明確な転職理由や自分の経歴の言語化に努めれば、多彩なキャリアが描ける年齢です。

ぜひ今回ご紹介したポイントを活かし、あなたのよりよい未来を描いていただけたらと思います。

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Written by

ハレダス編集部

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