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女性が営業に有利な3つの理由!転職を成功させるポイントを解説

営業職は男性のイメージが強いですが、近年は女性もたくさん活躍しています。特性や強みをうまく活かせば、好成績を上げられるでしょう。

本記事では、女性が営業職に向いている理由や転職を成功させるポイントなどを解説します。

女性の方が営業に有利な理由3つ

ノートパソコンと笑顔の女性

営業職は、顧客への共感や気配りが求められる仕事です。女性が持つ強みを活かせる仕事なので、営業は女性も活躍しやすい仕事だといえます。顧客も女性のほうが親しみやすいため、安心感を持ってもらえるでしょう。

ここでは、女性が営業職に有利だとされる主な3つの理由を解説します。営業職への転職を検討している方は参考にしてみてください。

1.共感力がある

女性にはもともと、相手の心に寄り添う共感力を持っています。協調性の高い人が多いため、顧客の状況を理解して課題を聞き取り、的確な提案をすることが得意です。

女性の物腰やわらかな態度や笑顔は、相手に緊張感や警戒心を与えにくいため、男性の営業よりも安心感を与えられます。顧客も早い段階で心を開いてくれるので、打ち解けて話せる仲になれば、商品を購入してもらいやすいでしょう。顧客からの信頼を得やすいのは、女性営業ならではの特徴です。

2.相手への気配りができる

人によって違いはありますが、一般的に女性は細やかな気配りができる傾向にあります。気配り上手な人であれば、商談中の顧客のわずかな表情の変化も見落とさずに柔軟に対応することが可能です。相手の悩みや要望、現在抱えている課題などを素早く見抜ける女性は、顧客にとって心強い味方になるでしょう。

男性にはない繊細な気配りを武器として活かせば、営業で好成績を出すことも可能です。

3.覚えてもらいやすい

世間には「営業職=男性」というイメージがまだ根強く残っているため、女性の営業職は顧客にとって新鮮な存在です。そのため、女性が営業に行くだけで、相手の記憶に残りやすいメリットがあります。営業にとって相手に覚えてもらうことは重要な課題なので、初対面の段階で男性の営業マンを大きくリードできるでしょう。

顧客が男性の場合、営業に来た女性に良いところを見せようとして、契約の決断を早める可能性もあります。そのような顧客の潜在心理を利用して仕事を進められるのも、女性ならではの強みです。

営業に向いている女性の特徴

本を開いている女性

営業の仕事を楽しみ、良い結果を出している女性には、いくつか特徴があります。自分にも当てはまる特徴があるなら、転職した後も仕事に前向きに取り組むことができ、好成績を出していけるでしょう。

ここでは、営業に向いている女性の主な3つの特徴を解説します。営業職に転職すべきかどうか迷ったときの参考にしてみてください。

コミュニケーション能力が高い

顧客から厚い信頼を得ている女性は、コミュニケーション力に磨きをかけている人です。コミュニケーションには話す力と聞く力の両方が必要ですが、顧客から高い評価を得るには、特に聞く力が重要です。相手の要望を聞き出し、心理を正確に把握することができれば、顧客の心に響く提案ができます。

顧客の状況や気持ちを聞き出し、わからないところは上手に質問しながら話をじっくり伺うと、顧客も営業の話に耳を傾けてくれるようになります。一方的に話すのではなく、顧客の立場に立って営業できる女性なら、第一線で活躍できる可能性が高いでしょう。

メンタルが強い

営業は常に数字で結果を出すことが求められます。しかし、毎回目標を達成できるわけではありません。営業成績は顧客の状況や世の中の景気に左右されることもあるでしょう。

営業を楽しんでいる女性は、成績が伸びない原因を分析できるので、過度に自信を失ったりメンタルを病んだりすることがありません。営業成績に一喜一憂せずに、どんなときも気持ちを一定に保てる女性は、営業職に向いているといえます。

体力がある

成果を出すには体力も必要です。体調を崩して頻繁に休んでしまうと、顧客からの信頼が揺らいでしまいます。日々軽い運動をしたり必要な予防接種を受けたりするなど、健康管理を欠かさず行える女性なら、営業職でコンスタントに実績を上げられるでしょう。

自分の体力を過信して、遅くまで残業をするのはよくありません。体力をつけるためにハードなスポーツをする必要はありませんが、日ごろから食事や睡眠に気を配りながら、毎日できるだけ健康でいることが大切です。

女性に適した3つの営業職

ひと口に営業職と言っても、その仕事内容はさまざまです。どんな仕事に向いているかを知るには、営業職の仕事内容をきちんと理解するとともに、自分の個性や働く目的などを把握することが大切です。

ここでは、女性に向いている3つの営業職を紹介します。それぞれの特徴を比較して、自分に最も適した仕事を見つけてみましょう。

1.法人営業

企業などの法人向けに営業活動を行うのが法人営業の仕事です。新規顧客を開拓するために、電話営業や飛び込み営業などのタフな仕事をすることもあります。

顧客企業のビジネスを成功させるためにサポートをする仕事でもあるので、その会社がどのように利益を生み出し、どんな仕組みで事業を行っているかなどを正確に把握することも大切なポイントです。顧客企業の現状をよく見て気配りできる女性には、法人営業が向いているといえるでしょう。

顧客である法人は組織なので、感情論だけで動かすことはできません。ロジカルに物事を考えて、数字やデータなどの客観的事実を示しながらプレゼンできる人が法人営業に向いています。顧客企業のビジネスについて積極的に学べる人や、ビジネスへの興味がある好奇心旺盛な人にもおすすめです。

2.個人営業

個人営業の魅力は、顧客と1対1の信頼関係を築けることです。法人営業では会社の経営層が決裁権を持つことが多いですが、個人営業は顧客との関係が成果に直結します。価格で他社に劣っていても、個人営業なら人柄が気に入られて購入してもらえることもあります。

顧客から直接感謝の言葉を聞けるのも、個人営業の魅力です。会社に貢献するのではなく顧客に貢献したい、人のために頑張りたいと思える人なら、個人営業が向いているでしょう。顧客の関係性で実績を積み上げていけるため、人に興味がある女性は個人営業にぴったりです。

3.内勤営業(カウンターセールス)  

内勤営業とは、旅行代理店のカウンターなどでセールス業務を行う営業のことです。外へ出る仕事ではないため、体力的に不安がある人やオフィスワークに近いスタイルで長く働きたい人に向いています。

内勤営業にも目標数字はありますが、一般的な営業に比べるとそれほど厳しくはありません。また、営業時間は窓口が開いている時間に限られるため、事務処理などを終わらせれば残業がない職場もあります。ノルマや残業を負担に感じる人にとって、内勤営業は働きやすい仕事だといえるでしょう。

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女性営業が抱えやすい3つの悩み

悩んでいる女性

女性には営業職が向いているとは言いつつも、どの仕事にもデメリットやリスクはつきものです。女性営業ならではの悩みを抱えることも少なくありません。

ここでは、女性の営業担当者が抱えやすい主な3つの悩みについて紹介します。対応策や解決方法なども合わせて紹介するため、 営業職に転職する際の参考にしてみてください。

1.ロールモデルがない

営業職に就く女性の数は少ないため、自分の成長曲線を描きにくいデメリットがあります。職場に歳の離れた先輩しかおらず、相談できる相手がいないこともあるでしょう。

そのような場合は、男性営業のロールモデルを探してみましょう。なお、ロールモデルは女性だけに限る必要はありません。性別問わず、結果を出している人から学ぶことはたくさんあります。営業職のトップをお手本にすれば、自分の殻を破れる可能性もあるでしょう。

また、他社や異業種にロールモデルを見つけるのも一つの方法です。他社で同じ営業の仕事をしている女性に話を聞けば、参考になる部分が見つかるかもしれません。

2.営業マンとの付き合いが難しい

営業マンは、飲み会やゴルフなどの付き合いを通じて取引先と関係を深めていくことが多いです。しかし女性営業職は、営業マンと同じような付き合いができない場合もあります。

女性営業職は自分が付き合いやすい方法で周囲と付き合っていきましょう。ランチやコーヒーなら、飲みに行くよりも圧倒的に気軽で誘いやすいです。コーヒー休憩や昼食の時間を活用すれば、相手にも気を遣わせることなく付き合いを深めていくことができます。

3.セクハラ・パワハラ・モラハラがある

女性の営業担当者が努力して実績をあげると、嫉妬されてパワハラやモラハラを受けることがあるかもしれません。実力で出した結果でも「女性は得だよね」 「女性だから甘くしてもらえたんだろう」などと言われてしまい、悔しい気持ちになることもあるでしょう。 

ほかにも、職場や取引先でセクハラを受けることがあります。特に取引先からのセクハラは対処が困難です。

取引先の担当者にセクハラ行為を受けた場合は、自分一人で悩まずに、会社に報告して守ってもらいましょう。もし会社に守ってもらえない場合や社内で相談できる人がいない場合は、働く女性をサポートしてくれる団体への相談をおすすめします。

女性が営業に転職する際に注意すべきポイント

電話している眼鏡の女性

営業職は女性が活躍しやすい仕事ですが、転職活動を始めるときは職場選びを慎重に行う必要があります。自分に適した業界や女性が産休や育休を取ることに理解のある企業を選ばないと、長く働き続けることが困難です。

ここでは、女性が営業職に転職する際にチェックすべきポイントや注意点を解説します。転職を成功させるために、事前にポイントを押さえておきましょう。

自分に適した業界を選ぶ

自分がまったく興味のない業界に転職すると、営業の話に力が入りづらく、相手にも商品の魅力が伝わり切らない可能性が高まります。営業職で結果を出したいなら、自分が興味のある業界や能力を発揮できそうな業界を選びましょう。

美容業界など女性の顧客が多い業界は、女性営業が活躍しやすい傾向があります。女性顧客の悩みや不安に共感しやすく、顧客も同性のほうが心を開きやすいため、女性営業に向いている業界といえます。

産休・育休の取得実績を確認する

以前に比べると女性が働きやすい環境は整えられていますが、中には出産休暇や育児休暇を取得しにくい企業もあります。出産や育児を考えている場合は、ワーキングマザーへのサポートが手厚い企業や従業員の育児参加に理解のある企業を選びましょう。

産休・育休の取得実績を事前に確認して、女性が働きやすい環境かどうかをしっかり見極める必要があります。

将来のキャリアプランを明確化する

転職活動を始める前に、自分が転職後に実現したいことを明確化しましょう。転職してどのような働き方を実現したいのか、何を改善したいのかなど、キャリアプランを明確にすることで自分にマッチする求人を見つけやすくなります。

希望条件に優先順位をつけることも大切です。収入や残業時間、出産・育児への理解など、希望条件をすべて満たす企業を探すのは大変なので、  自分が絶対に譲れない条件を満たした求人を中心に応募企業を絞っていきましょう。

女性営業への転職を成功させよう

カフェで電話している女性

営業職は、コミュニケーション能力や体力だけでなく、きめ細かな気配りや共感力を求められる仕事です。男性よりも女性のほうが得意としているスキルも多いため、営業職は女性でも活躍できるチャンスがあります。  

ひと口に営業といっても、さまざまな種類や働き方が存在します。女性が営業職へ転職するときは、事前にキャリアプランを明確にして、自分が活躍できそうな業界や企業を選択しましょう。産休や育休への理解が進んでいる企業かどうかを確かめることも大切です。企業に求める希望条件に優先順位をつけて、自分にとっての理想の働き方を実現できる企業を探してみましょう。

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Written by

山本 恵美

山本 恵美

大学卒業後、生活情報誌やファッション雑誌の記者・編集を経て、株式会社マイナビに入社。 15年間、人材サービス(就職・転職・障がい者採用)の分野において5000社以上の企業広告を担当。 2020年に起業し「合同会社綴」を設立。現在は企業取材・広報のほか、採用コンサルティングやキャリアアドバイザー業務等も行っている。

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