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【例文あり】転職したい企業へ求人についての質問メールの書き方

転職活動をしていく上で、さまざまな求人を見ることになると思います。その際に求人の情報が不十分で知りたい情報が詳しく記載されていなかったり、もっと詳しく知りたいことがあったりということもあるでしょう。

今回は、転職したい企業にメールで質問していいのか?というテーマで、メールの注意点や書き方、例文などについてお伝えしていきます。

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転職したい企業にメールで質問するのはあり?

結論からいうと、転職したい企業にメールで質問するのはありです。なんの問題もありません。ただ、メールで質問するのはありですが、そのメールの書き方や質問の仕方などに注意する必要があります。

質問メールの注意点と書き方


それでは、質問メールの注意点と書き方について見ていきましょう。主な注意点として、以下の3つがあります。

相手の名前に誤りがないように

転職の質問メールに限らずいえることですが、相手の名前に誤りがあるのは大変失礼にあたることです。会社名、担当者名ともに誤りがないかよく確認するようにしましょう。

たった一文字の誤りがあるだけでも、心象が良くありませんので覚えておいてください。また、敬称の付け忘れにも注意。今回のようなビジネスメールの場合は「様」になりますので、付け忘れに注意しましょう。

また、会社名はわかるけれど、担当者の名前がわからないということもあるでしょう。その際には、会社名を書いた下に「ご担当者様」と書くのが良いです。

もう1つのケースとして、担当者の名前の読み方はわかるけれど、漢字がわからない場合。その場合は、「サトウ様」というふうにカタカナ表記で記載しましょう。

ネットやホームページで確認できるような質問内容ではないか

質問する前に、ネットやホームページを見れば解決できるような内容ではないか確認してみましょう。例えば、自分が見た求人サイトには記載はなかったけれど、他の求人サイトに記載があったり会社のホームページに記載があったりすることもあるかもしれません。

このように、少し調べればわかるような内容かもしれませんので、質問をする前には事前に確認することを忘れずに。

もし、会社のホームページを見ればすぐにわかるようなことを質問してしまっては、「この人はうちの会社について全然調べてないな」と採用担当者に疑問を持たれてしまう可能性もあるので注意しましょう。

質問メールの書き方

質問メールに限らず、メールは「簡潔」に「わかりやすく」書くことを心がけましょう。メールは大きく分けて「件名」「本文」「署名」の3つのパーツから構成されています。それでは、一つひとつ見ていきましょう。

【件名】
件名は、シンプルかつそのメールの内容が一目でわかるようなものにしましょう。不適切な件名にしたり、空白のままにしては、メールソフトにもよりますが自動で迷惑メールフォルダに振り分けられたりするリスクがあります。

また、採用担当者が不要または迷惑メールだと思って読んでくれないというリスクも。例として、以下のような形にすると良いでしょう。

・〇〇職についてのお問い合わせ
・〇〇職の給与についてのご質問
・〇〇職の応募条件と応募可否のご相談

【本文】
本文は、だらだらと長い文章を書くのではなく、質問内容を簡潔にまとめて書くようにしましょう。ただ、簡潔に書きすぎてメールを呼んだ相手が「なにを聞きたいのだろう・・・」とならないように注意しましょう。

【署名】
メールの終わりには、自分が何者かを記した署名を記載するようにしましょう。例としては以下のような形です。

・氏名(ふりがな)
・住所
・電話番号(携帯でも可)
・メールアドレス

転職活動を行う間は、いろいろな企業とのやり取りが発生するでしょう。そのため、1度署名を作成したら、テンプレートとしてメールソフトに登録しておくことをおススメします。

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《状況別》質問メールの例文


質問メールの注意点や書き方についてお伝えしてきました。ここからは、状況別に質問メールの例文を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

例文1:応募条件についての質問

求人によっては、学歴や経験などの応募条件が設定されているものも多くあります。仮に、応募条件を満たしていなかったとしても、それを補うものがあれば選考を検討してくれることもあります。そんな時の例文がこちらです。

【件名】
Webディレクター職の応募条件と応募可否についてのご相談

【本文】
株式会社〇〇
採用ご担当者様

はじめまして。
突然のご連絡失礼いたします。
Web制作会社でディレクターをしております〇〇と申します。

この度、貴社の採用ページに掲載されておりますWebディレクター職の応募条件につきましてご質問があり、ご連絡させていただきました。

採用ページでは、応募条件として「大卒」「Webディレクター経験2年以上」との記載がございました。

私は、高卒ではありますが、Webディレクターとしての経験が5年ございます。これまでさまざまな業界の企業ホームページ制作のディレクションをしてきており、実績を積み上げてまいりました。

今回の応募条件には合わないと承知しております。貴社で働きたいという強い気持ちがあり、もしこのような経歴でも応募可能でしたら、ぜひ応募書類をお送りさせていただきたい所存でございます。

お忙しい中、誠に恐縮ではございますが、
応募の可否について、何卒ご検討いただけますと幸いです。

※署名

例文2:募集状況についての質問

企業によっては、募集が終了していたとしても採用ページに募集中と記載しているところがあります。そんな時に使える例文がこちらです。

【件名】
Webディレクター職についてお問合せ

【本文】
株式会社〇〇
採用ご担当者様

はじめまして。
突然のご連絡失礼いたします。
Web制作会社でディレクターをしております〇〇と申します。

この度、貴社の採用ページに掲載されておりますWebディレクター職の応募につきましてご質問があり、ご連絡させていただきました。

私は、Webディレクターを5年間経験しており、これまでディレクションに入った企業のホームページのアクセス数を平均で〇%アップに貢献したり、デザイナーやライターの育成にも尽力してまいりました。

採用ページではWebディレクター募集と記載されておりましたが、現在も募集はされておりますでしょうか。もし、されておりましたら、ぜひご応募させていただきたいと考えております。

お忙しい中、誠に恐縮ではございますが、ご教示いただけますと幸いです。

※署名

例文3:待遇についての質問

働く上で給与や休日、福利厚生などは非常に重要です。企業の採用ページによっては、給与の具体的な金額の記載がなかったり、福利厚生の記載が詳しくされていなかったりということもあります。そんな時に使える例文がこちら。

【件名】
Webディレクター職の給与についてのご質問

【本文】
株式会社〇〇
採用ご担当者様

はじめまして。
突然のご連絡失礼いたします。
Web制作会社でディレクターをしております〇〇と申します。

この度、貴社の採用ページに掲載されておりますWebディレクター職の応募につきましてご質問があり、ご連絡させていただきました。

採用ページを拝見したところ、給与の項目に「スキルや経験よって決定」という記載がされておりました。

私は、Webディレクターを5年間経験しており、これまでディレクションに入った企業のホームページのアクセスを平均で〇%アップに貢献したり、デザイナーやライターの育成にも尽力してまいりました。

私のスキルや経験を鑑みると、月の給与は具体的にどのくらいになると考えればよろしいでしょうか。

不躾なご質問で大変申し訳ありません。
お忙しい中、誠に恐縮ではございますが、ご教示いただけますと幸いです。

※署名

まとめ

転職活動の疑問についてメールで質問することは、失礼ではありません。むしろ、入社後のミスマッチを防ぐためにも、疑問に思ったことはどんどん質問していく姿勢の方が良いでしょう。

ただ、会社のホームページを見ればわかるようなことを質問しないように注意が必要です。また、失礼にならないようなメールの書き方をすることも忘れないようにしてください。

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Written by

HAKU

HAKU

大手人材会社にて、法人営業を経験後、制作部門に異動し製造、IT、飲食、エンタメとあらゆる業界の上場企業からスタートアップのベンチャーなど、10年超のキャリアにおいて約3000社以上の企業の取材・制作・ライティングを実施。関西の制作責任者を務めた後、フリーランスにて活動を開始。

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