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ビズリーチの年収はいくら?条件別平均年収と転職を成功させる4つのコツ

転職サイトを運営する企業は数多くありますが、なかでもビズリーチは大手とされる会社の一つです。求人者課金型を採用している同社は、上質な求人を多数掲載しています。では転職サイト「ビズリーチ」の平均年収は、どのくらいなのでしょうか。

本記事では、ビズリーチ全体の平均年収や条件別の年収、転職事情などを解説します。

ビズリーチの平均年収は?


ビズリーチの平均年収は、526万円程度だといわれています。こちらの金額はビズリーチ全社員の平均はなく、Openworkに口コミを投稿した方、延べ167人の平均年収です。

また、同社が属するサービス業界の平均年収は367万円といわれています。なかでも、人材サービスの平均年収は362万円程度ということで、同社の平均年収は業界の平均よりも高水準であることがわかるでしょう。

ビズリーチの条件別平均年収

同じ企業であっても職種や年代によって、年収が異なります。そこでビズリーチの平均年収について、「職種別」と「年代別」に分けて、こちらでもう少し詳しく解説していきます。

ただし平均年収と同様、Openworkへ口コミを投稿した方の平均値となっているため、留意してください。

職種別平均年収

ビズリーチでは、営業や販売・サービス系、企画・事務、IT系エンジニアなど、さまざまな職種の人が働いています。業務内容はもちろんですが、年収もまた職種によって異なります。同社の各職種の平均年収を一覧にしているため、まずは以下を確認してください。

職種 平均年収
営業職 約478万円
販売・サービス系 約453万円
企画・事務・管理系 約495万円
IT系エンジニア 約550万円
その他 約500万円

業種別に見ていくと、平均年収が高いのは「IT系エンジニア」だとわかります。 反対に平均年収が低いのは「販売・サービス系」となっています。

年代別平均年収

一般的に年齢が上がるほどに平均年収は上がりますが、同社もまた同様の傾向です。
以下では、年代別の平均年収を日本全国の平均と比較しながら解説しているため、確認してください。

年代 全体の平均年収 ビズリーチの平均年収
20代 345万円 360〜500万円
30代 442万円 435〜605万円
40代 507万円 490〜850万円
50代 622万円 データなし

上記を見ると、ビズリーチは基本的に日本全体の平均よりも高水準です。さらに年齢が上がると、年収の平均も順調に上がっていくことがわかります。

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ビズリーチと競合他社の年収比較

オフィス街とビジネスマン

人材紹介サービスをおこなっている企業は、ビズリーチの他にもいくつかあります。「リクルート」「パーソルキャリア」「マイナビ」などが、ビズリーチの競合だといえるでしょう。

上記3社にビズリーチを加えた、4社の平均年収を以下で比較しています。

非上場企業であるビズリーチとマイナビには「有価証券報告書」がありません。そのためOpenworkのデータを元に記載しています。

社名 平均年収
リクルート 約964万円
パーソルキャリア 約650万円
マイナビ 約535万円
ビズリーチ 約496万円

4社のなかで、平均年収が高いのはリクルートです。反対に、平均年収が低いのがビズリーチであることがわかります。

ビズリーチの給与や福利厚生について

腕時計

ひと口に年収と言っても、基本給が低く賞与が高い場合もあれば、その逆もあります。また、平均年収が高い会社でも、初任給が安めに設定されている場合もあるでしょう。

転職する際には、その会社の年収だけでなく、福利厚生がどの程度手厚いのかも気になるところです。本章では、ビズリーチの初任給やボーナス、昇給制度、福利厚生などを解説します。

初任給

ビズリーチに第二新卒や中途採用で入社した社員の年収は、どのくらいなのでしょうか。第二新卒で入社した場合は400万~500万円程度、20代後半での中途採用の場合は420万~550万円程度、30代前半での中途採用は525万~900万円程度が目安とされています。しかし、これらの数字はあくまでも目安であるため、経験やスキルによって変動します。

30代前半で給与が急激に上昇するのは、エンジニア職の給与水準が高いことも関係しているようです。

ボーナス

月収だけでなく、ボーナスも気になるところでしょう。ビズリーチのボーナスは、年に2回支給されます。具体的な金額は、個人の業績によって大きく左右されるため、金額を断定することはできません。もちろんボーナスの金額は、個人の業績はもちろん、ポジションによっても変わります。

昇給制度

ビズリーチの昇給制度については、採用情報などに記載がありません。ただし、口コミに書かれている情報によると、年に数回の昇給チャンスがあるようです。基本的には半期ごとに1回の査定がおこなわれているという書き込みが多いため、昇給のチャンスは多いといえるでしょう。

また、同社は「コンピテンシー評価」を採用しています。業務でしっかりと成果をあげていれば、確実にステップアップできるため、目標をもって働ける環境だといえるでしょう。

福利厚生

ビズリーチには、さまざまな福利厚生制度が整った企業です。具体的な制度は、以下のようなものが挙げられます。

  • 各種社会保険
  • 各種表彰制度
  • 勤務形態選択制度
  • 産休育休制度
  • アニバーサリー休暇
  • クリエイターズタイム(開発者向け業務制度)
  • iMac Pro貸与(エンジニア デザイナーのみ)
  • 部活制度

上記の福利厚生に加えて、オフィス内のカフェが使用できるなど、社員が安心して働ける環境が整っています。また産休や育休後の職場復帰率が100%(2020年9月時点)であることも、女性にとって心強いでしょう。

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ビズリーチの転職難事情

求人募集

転職する際には、その企業の「転職事情」を把握しておく必要があります。長く働ける企業なのか否か、離職率から判断することも重要です。では、ビズリーチの転職事情はどうなのでしょうか。

本章では、ビズリーチの離職率や転職難易度、募集職種などを解説してきます。同社への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

離職率

今後、ビズリーチへ就職しようと考えている方にとって、「離職率」は非常に気になるポイントでしょう。

  • 社歴の浅い人が退職してしまう
  • 勤怠管理が自己申告であり、実勤務時間と差異が生じる
「社歴の浅い人が退職してしまう」という件については、ビズリーチだけでないようです。ミスマッチによる早期離職を防ぐためにも、企業研究が必要です。ビズリーチの勤怠管理は自己申告ですが、基本的には残業は控える社風なようです。

転職難易度

ビズリーチの転職難易度は、高いといわれています。同社の業務が多岐にわたることがその理由です。入社直後は営業職であっても、マーケティングや人事部などに転属となることもあるでしょう。どのような事業領域にも対応できる、順応性が求められます。

さらに同社は、若手社員でも実力のある人材を積極的に幹部候補として採用しています。高い適応力が求められるため、転職難易度も高くなります。

募集職種

ビズリーチでは、以下のような職種の募集をしています。

  • ソフトウェアエンジニア
  • SRE/インフラエンジニア
  • デザイナー
  • ビジネス開発(コンサルタント/カスタマーサクセス)

ただし、上記の内容は2023年2月時点の募集職種です。そのため、今後は変更となる可能性がああります。転職を考えている方は、最新の求人情報をチェックしてください。

法人向けコンサルタントの勤務地は、東京だけでなく大阪や名古屋、福岡などもあります。勤務時間についてはフレックス制度を導入しているため、時間の融通が利きやすいといえそうです。

ビズリーチへの転職を成功させる4つのコツ

エンジニア

転職難易度の高いビズリーチに転職するためには、十分な準備が必要となります。まずおこなうべき準備は、転職成功のコツを把握しておくことです。

本章では、ビズリーチへの転職を成功させるコツを4つ解説します。しっかり準備をして、転職活動に望んでください。

1.転職理由を明確にしておく

どこの企業に転職しようと考えている場合でも、転職理由は明確にしなければなりません。例えば、「元の職場で我慢できなかったこと」が理由である場合は、なぜ納得できなかったのか、どのような職場が納得できる環境なのかを明確にしましょう。

退職する理由は、次の職場を探すための大切な「判断基準」になりえます。

2.社風や求める人物像を把握しておく

転職先の企業は、条件面を確認するのはもちろん、会社の社風や求める人物像を把握しておくことも大切です。では、ビズリーチの場合はどうでしょうか。

同社は、「すべての人が『自分の可能性』を信じられる会社を作る」というミッションを掲げる会社です。それだけでなく、以下のようなバリューも掲げています。

  • 価値のあることを、正しくやろう
  • お客様の本質的課題解決
  • 変わり続けるために、学び続ける
  • 事業づくりは、仲間づくり
  • その行動で、ブレイクスルー

風通しがよい社風で、フラットな職場環境といえるようです。

3.面接対策をしておく

中途採用の場合、面接で質問される内容は多岐にわたります。転職理由だけでなく、これまでのキャリアや実績など、新卒入社の場合には聞かれない項目も多く含まれます。

したがって、面接対策は十分に行うことが必要です。自分自身が企業にとってどのような価値を持つかを明確にし、自己アピールに繋げることが重要でしょう。自分を採用することで企業にもたらすメリットを的確に伝えるためにも、対策をしっかりと講じておくことが必要です。

4.転職エージェントを活用する

転職難易度の高い企業を志す場合、転職エージェントを利用することがおすすめです。

転職エージェントによるメリットとして、求人情報への容易なアクセス、自己分析のサポート、求人情報のスクリーニング、面接のサポート、給与交渉のサポートが挙げられます。これらのサービスを受けることによって、転職活動がスムーズに進められ、有利な条件で転職できる可能性が高くなるでしょう。

ビズリーチへの転職を成功させよう

転職活動

ビズリーチへ転職したいと考えている方に向けて、年収をはじめとした転職情報を解説しました。ビズリーチは業界の平均に比べて、平均年収も高い傾向です。また昇給のチャンスも多く、若手従業員でも活躍できる場が多いため、高いモチベーションを保って業務にあたれるでしょう。

ハレダスでは転職にまつわる、さまざまな情報を提供しています。詳しくは、以下をチェックしてください。

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Written by

山本 恵美

山本 恵美

大学卒業後、生活情報誌やファッション雑誌の記者・編集を経て、株式会社マイナビに入社。 15年間、人材サービス(就職・転職・障がい者採用)の分野において5000社以上の企業広告を担当。 2020年に起業し「合同会社綴」を設立。現在は企業取材・広報のほか、採用コンサルティングやキャリアアドバイザー業務等も行っている。

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