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院生の就活、M1時からすべきこと4選!

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博士課程に進まず、修士課程で大学院を卒業しようと考えている院生の皆さんにとって、就職活動はあっという間に訪れるものでもあります。いざという時に慌てることが無いよう、今回はM1時から行うべき就活についてご紹介していきます。

博士課程(D1)を目指さないなら、就活はM1から


折角大学院に進学したのですから、大学ではできない専門的な研究や、自分の論文を完成させることに集中すべきですが、何せ修士課程は2年制。

博士課程を目指さず、修士課程で大学院を卒業しようと考えているなら、M1の時点で就職のことも考えておくべきでしょう。

学会発表にはきちんと力を入れよう

では就職活動だけやっていればいいのか、というわけでもありません。

大学院では、自分の論文を学会で発表する「学会発表」に参加することができます。M1の時点でも参加することができ、やはり大学の卒業論文より専門性の高いものが求められることは言うまでもありません。

研究や参考資料、資料の読み込みにあてる時間は十二分に確保したいところですし、なにより院生の「ガクチカ」で「学会発表」は大きいアピールポイントでもあります。

就職活動においても有利なアピールポイントであり、折角大学院に進んだのですから、ぜひ力を入れて勉学に励んでください。

M1で学会発表を終えて、M2で就活はダメなのか?

もちろん、M1での「学会発表」の成果をアピールポイントに、M2で就職活動を行うのも一つの手段です。ですが、2022年現時点に於いて、就職活動における暗黙の了解である「就活ルール」は形骸化しているのが現状です。

これまで、就職活動のルールは経団連が取り決めており、2014年時点では広報活動が12月、採用選考が3月解禁という設定になっていました。

しかし、学修時間を確保しながら安心して就職活動に取り組めることが重要として、この就活ルールが2016年からは広報活動が3月、採用選考が6月解禁となり、2022年現時点では政府主導で同様の就活ルールを提示しています。(※1)

※1 内閣官房HP 就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議
「2023年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方 ポイント」

しかしこれらに法的拘束力は無く、就職情報会社ディスコの調査では、2022年1月1日時点で49.2%がすでに選考を受けていて、全体の13.5%は内定を得ていたことが明らかになっています。(※2)

※2 朝日新聞
「大学3年生、内定すでに1割 ルール無視した早期化加速」

見出しでは大学3年生とありますが、理系の大学院修士課程1年生もアンケート対象に含まれているので、修士課程であっても就職活動は早めの準備をするに越したことはない、と言えます。

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M1からすべきこと①:インターンへ行こう


では、M1から何をすべきか。まず最初に、「インターンへ行く」ことをオススメします。

インターンは有効な足がかり

前述した調査によれば(※2)、調査対象の学生の77.3%が、インターンを受けた会社に志望したことが分かっています。

つまりそれだけ会社に対して理解度が上がっているので、選考を受けやすくなっており、また会社側からしてもより人物像をイメージしやすいというメリットから、早期選考の手段になっている様子がうかがえます。

よって大学院からの就職活動が不安な方は、インターンシップは実に有効な手段といえるでしょう。

M1からすべきこと②:OB・OG訪問へ行こう


また、就活のイメージが上手く持てない人や、どのように就活を進めていけばいいのか分からない、という人はOB・OG訪問をオススメします。

アドバイスや添削してもらえる機会になる

OB・OG訪問とは、現在通っている大学の卒業生が働いている会社を訪問し、企業の情報やその人の働き方など、「実際働いてみて感じた」生の声を聞ける機会です。

OB・OG訪問する会社が志望会社だった場合は、面接を突破するコツなど具体的なアドバイスがもらえる良い機会になるでしょう。

また、そうでなくとも、大学院を卒業して就職活動を成功させた方々ですので、自己分析や自己PR文がきちんと通用するか志望する会社に書類を送る前に添削してもらえるチャンスでもあります。

他にも成功体験を聞かせてもらったり、就職活動全般に関してアドバイスをもらいたい方はOB・OG訪問の活用をオススメします。

M1からすべきこと③:自己分析は「ガクチカ」も含めてしっかり行おう


就職活動において、「自己分析」と後述する「企業分析」が大事なのは大学生も、大学院生も変わりません。

なぜなら、就職活動とは「企業とどれだけマッチングしているか」を図り、示す機会であり、自己分析が「自分はどのような企業とマッチングするか」分析することで、企業分析は「この企業は自分をどれだけマッチングするか」分析することだからです。

大学院生だからこそ聞かれる「ガクチカ」

ただ、大学院は大学に比べより専門性の高い知識を培える場所でもあります。企業も「どのような研究をしたのか?」や「どのようなことを頑張ったのか?」という疑問は持っていると思いますので、しっかり言語化の準備をしておく必要があるでしょう。

また「なぜわざわざ大学院に行こうと思ったのか?」という質問も、良くあります。そのため自己分析とガクチカ、どちらもしっかり準備しておきましょう。

特に自己分析は自身の内面の言語化ですので、中々時間がかかります。よって常日頃から自分の内面を言語化する癖をつけ、M1の時点からコツコツと準備しておく方が良い結果に結びつくでしょう。

M1からすべきこと④:企業研究は「どのような人材が欲しいか」きちんと見極めよう


修士課程を卒業した時点でおそらく24才以上となっていると思いますが、いくら大学院を卒業したとしても、24才はまだまだ「若手」です。企業がどのような人材を欲しがっているかはきちんと見極めておきましょう。

若手で重要視されるのは、「意欲」

厚生労働省が行った調査(※3)によれば、企業が若年労働者(15~34 歳)を採用する際、最も重視する点は、中途採用・新卒採用ともに「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」が75%以上と最も高くなっています。

つまり、若手に求められているのは「意欲」であり、「この会社で働きたい」という意欲のアピールが非常に重要ということになってきます。

もちろん企業によって多少差異はあると思いますが、ぜひ企業がどのような人材を求めていて、自分がそれにどれだけ合致するか、はきちんと見極める必要があるでしょう。

※3 厚生労働省
「平成30年若年者雇用実態調査の概況」

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はM1時から行うべき就活についてご紹介してきました。

大学院生の就職活動は、大学生時の就職活動と同じこともあれば、違うこともあります。しかしどちらも重要なのは、きちんと自分のしてきたことと、自分自身の言語化に努めること。

ぜひ今回ご紹介したポイントを活かし、あなたのよりよい未来を描いていただけたらと思います。

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Written by

山本 恵美

山本 恵美

大学卒業後、生活情報誌やファッション雑誌の記者・編集を経て、株式会社マイナビに入社。 15年間、人材サービス(就職・転職・障がい者採用)の分野において5000社以上の企業広告を担当。 2020年に起業し「合同会社綴」を設立。現在は企業取材・広報のほか、採用コンサルティングやキャリアアドバイザー業務等も行っている。