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コラム

ハレダス編集部の気まぐれ職業紹介(Vol.3)|求人広告営業編

こんにちは、ハレダス編集部のNです。

突然ですが「求人広告営業」というお仕事はご存知でしょうか。「求人広告営業」といったワードを検索すると、「きつい」「離職率高い」などといったネガティブワードがついてきます。

筆者も新卒当時は求人広告の営業職として奔走しておりました。ですが例えもう一度、新卒から就活をやり直すことになったとしても、筆者はこの仕事を選びます。

今回は筆者のそんな営業経験も踏まえ、「求人広告営業」というお仕事を紹介したいと思います。

■プロフィール
N(えぬ)
1992年生まれ/大阪府出身
府内の四大を卒業後、大手求人広告企業に営業職として就職。
2年間の営業を務めたのち、広告制作部へ異動。採用ページの作成に3年間携わる。
2021年現在はハレダスの運営会社「ヒットロール株式会社」でサイト作りに没頭中。コーディングはフロントの知識が少しだけ。

求人広告営業ってどんな仕事?

求人広告営業とは名前の通り、求人広告媒体を使って採用でお困りの企業様をサポートするお仕事です。

そして求人広告媒体は世の中にたくさんあり、いくつか挙げるとすれば「タウンワーク」「マイナビ」「doda」「en」「バイトル」など。皆様も一度は聞いたこと、使ったことがあるのではないでしょうか。

求人広告営業の主な仕事内容は、これらの媒体を企業に勧め、採用成功までをサポートすることです。

会社の採用手法について

会社が「人を採用したい」と決めた時、実際に働いている従業員に人を紹介してもらえたら一番ですよね。

でもそう上手くいくことは多くありません。その場合、会社はお金(採用費)をかけて人を採用することになりますが、この手法は大きく分けて「人材紹介」と「求人広告」と二つあります。

人材紹介について

まず一つ目は「人材紹介」。こんな知識や経験があって、これくらいの年収を希望する方で、会社の雰囲気に合うこんな性格の人材で…など、ピンポイントで人を採用したい時は、ほとんどの企業がこの「人材紹介」を使用します。

人を採用したい会社から「こんな人が欲しい!」という希望に対して、人材紹介営業は希望に合う人材を探し、その候補(働き手)を会社へと提案します。

採用を希望した会社と、紹介された働き手の希望が互いに一致すれば入社が決定、会社は紹介会社に対して報酬を支払います。

求人広告について

そして二つ目に、今回の本題である「求人広告」。世の中にある求人広告媒体に求人情報を掲載する方法です。

この場合は掲載期間に応じて、掲載費用が発生します。そのため掲載期間中に応募が何件来ようとも、何人採用できようとも、価格は掲載費用のみ。「お金をかけたのに一人も採用できなかった」なんて話もよくあることです。

そんな時に、周辺の時給相場を調べ改善案を提示したり、掲載地域に応じた適切なプランを提案したりするのが、求人広告営業の大切なお仕事。あくまで一例ですが、オープニングで大量に人材を採用したいときなどは、人材紹介よりも広告媒体への掲載が適していたりします。

求人広告営業の楽しいところ

新卒の業界研究などで筆者がよく聞かれるのが、この仕事の楽しいところ。人によると思いますが、筆者は以下と答えています。

いろんな業界のお仕事を知ることができる

求人広告営業をしていると世の中にはいろんな仕事があるんだな、ということを身を持って実感することができます。筆者は入社1年目から50以上の職業を見てきました。

飲食、医療、物流、IT、美容etc.その中にも細かく様々な分野・形があって、きっとこの仕事をしていなければ知ることもなかっただろう、というお仕事とも出会い知り得たのは、今も自分の知見として役に立っています。

いろんな会社の裏側をのぞき見できる

これは公には書けないことがほとんどですが、ゲームセンターの秘密、物流で使用されている倉庫内で謎解きのように繰り広げられているピッキング作業、テーマパークの裏側、その会社の従業員しか入れない「STAFF ONLY」と書かれた部屋の中‥。

筆者はそんな普通なら知り得ない場所や情報に触れるとき、いつもワクワクしていました。なんだか1日だけでもそこで働いたような感覚になれる不思議な時間。これも求人広告営業の醍醐味だと感じています。

自分の転職・キャリアアップの際にも役立つ

世の中のどんな仕事に就いても、きっとほとんどの人は1度くらい転職やキャリアアップを考えるでしょう。

異業種へチャレンジするとしても、同業でキャリアアップを図るにしても、求人広告営業として見てきたものは、必ず自分のそんな時に役立ちます。

いい意味でも悪い意味でも会社やその仕事のことがくっきりと見えてきて、スムーズに事が運ぶことが多いのではないでしょうか。

求人広告営業のツラいところ

筆者が仕事を通じて楽しいと感じたことが多かったのは事実ですが、楽しいことばかりでなかったのも事実です。以下に求人広告営業のツラかった部分もご紹介します。

新規顧客の開拓(テレアポ・飛び込み)がツラい

求人広告営業は媒体に掲載してもらうため、ひたすらいろんな企業に「人材で困っていないか」電話や飛び込みで聞き回ります。

これは企業の方針によって異なりますが、特に1年目は自分のお客様がいない状態からスタートなので、業務のほとんどがこの新規開拓になるでしょう。

2年目、3年目と続けていくと自分のお客様も増え、先輩からの引き継ぎもあったりしますが、基本的に求人広告会社は新しいお客様に掲載してもらうことを目標としているため、勤める限り切っても切れない仕事内容になります。

掲載しても効果が出なかった時がツラい

求人広告への掲載は、冒頭でも述べた通り、紹介と違って「お金を払えば必ず人が採用できる」という訳ではありません。

もちろん本当に効果が出る!と思って日々提案はしていますが、現実はそう甘くなく、効果が芳しくないこともザラにあります。

その場合、もちろん「期待に応えられなくてごめんなさい。」という気持ちと、次の改善策を提示しに行くのですが、お客様によっては「もう会いたくない」と、取り次いでもらえないこともあり、心の中にモヤモヤが残ったままになる日もありました。

悩むイメージ

さいごに

いかがでしたでしょうか。

ほとんどが筆者の体験談になってしまい、最後の方は思い切ってネガティブなこともお伝えしましたが、それでもやはり求人広告営業という仕事は楽しいものでした。

個人的見解ですが、業界の中では比較的、未経験でも入りやすい業界であると感じます。実際に筆者が勤めていた企業には約2000名弱の従業員がいましたが、中途採用で入社される方のほとんどは未経験の方でした。

コミュニケーション力とバイタリティが求められる業界ですが、少しでもこの業界に興味を持ってもらえると嬉しいです。

それでは次回、またお会いしましょう◎

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Written by

N(えぬ)

N(えぬ)

ゲームと2次元アイドルをこよなく愛する、ハレダス所属のデザイナー(卵)です。

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