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転職したい業界が決まらない!やるべきことや業界研究について解説

【この記事を読めば分かること】
・転職したい業界が決まらないときにやるべきことが分かる
・転職したい業界が決まらないときの見つけ方が分かる
・転職する際には業界を必ずしも決めなくても良いということ

転職を考えているけれど業界が決まらない、と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。多くの選択肢があるのは良いことですが、多すぎても逆に困ってしまうでしょう。

今回は、そんな業界が決まらないと悩んでいる方のために、業界が決まらないときにやるべきことや業界の見つけ方などについて解説していきます。

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この記事の監修者
水吉 準一(みずよし じゅんいち)

【経歴】
大学卒業後、飲食店・リフォーム会社・探偵事務所・通信関係会社などの幅広いジャンルで営業・人事・経営企画などのさまざまな職に携わる。
その後、2019年1月に「株式会社OffAXIS」を設立。
現在は、人事担当者や転職エージェントを対象とした採用コンサルティング業務、求職者のキャリア支援に携わっている。

転職したい業界が決まらないときにやること


転職したい業界が決まらないときには、まずはこれから紹介する3つのことを試してみてください。

なぜ転職したいのかを深掘りしてみる

1つ目はあなたが「なぜ転職したいのか」という理由を深掘りしてみるという方法。転職したい理由としては主に、

「人間関係が悪い」
「給与が安い」
「休日が少ない」
「スキルを身につけたい」
「キャリアアップしたい」

この5つなのではないでしょうか。

例えば、転職したい理由が「給与が安い」というのであれば、給与が高い業界を調べてみると良いでしょう。また、「キャリアアップしたい」という理由であれば、キャリアアップを目指せる業界を調べてみることをオススメします。

自分の過去の経験やスキルを整理してみる

2つ目はあなたの「過去の経験やスキル」を整理してみるということです。これまで、あなたが仕事で経験してきたことや、身につけてきたスキルを一つひとつ書き出してみるのです。

そして、それらを活かせる業界がないか調べてみます。仮に未経験の業界だったとしても、活かせる経験やスキルがあるかもしれません。少し手間がかかる作業ですが、ぜひ試してみてください。

業界と職種で考えてみる

3つ目は「業界と職種」で考えてみる、という方法です。さまざまな業界や職種があって悩んでしまっているのかもしれません。そんなときには、以下の4つに絞って考えてみましょう。

・同じ業界で同じ職種
・違う業界で同じ職種
・同じ業界で違う職種
・違う業界で違う職種

上記の4つの内、上の「同じ業界で同じ職種」が1番難易度は低く、下に行くにつれて難易度は上がってきます。次に、この4つの例を見てみましょう。

 
転職パターン 同じ業界で
同じ職種
違う業界で
同じ職種
同じ業界で
違う職種
違う業界で
違う職種
難易度 低いやや低いやや難しい難しい
転職例不動産営業

不動産営業
不動産営業

保険営業
不動産営業

不動産営業事務
不動産営業

介護職員

あなたの今までの経験やスキルを活かした業界にするのか、それとも全く未経験の業界に挑戦するのか、この方向性を定めてみてください。

これまで3つの方法を紹介してきました。できれば、3つすべての方法を試してほしいですが、どれか1つでも良いのでぜひ試してみましょう。「転職したい業界が決まらない・・・」と悩むあなたの助けとなるはずです。

転職したい業界が決まらないときの見つけ方【業界研究】


転職したい業界が決まらないときの見つけ方は、ほかにもありますか?

そうですね。それでは、業界研究ということで「どんな業界があるのか」を調べてみましょう。

『なぜ転職したいのかを深掘りしてみる』のところでも、業界について調べるとお伝えしましたが、先ほどとは違う視点で業界を調べてみましょう。

今後成長していく業界

今後成長していくと予想され、将来性のある業界について調べてみましょう。昨今のコロナ禍や世界情勢によって、さまざまな業界で影響が出ています。このようなことも踏まえて、調べてみてください。

参考までに、今後成長していくことが予想される業界と、今後衰退していくことが予想される業界をまとめてみましたので見ていきましょう。

今後成長していくことが予想される業界今後衰退していくことが予想される業界
IT業界飲食業界
EC業界アパレル業界
物流・倉庫業界金融業界
広告業界出版業界
医療業界航空業界

あくまでも“予想される”というだけで、必ずしも成長を約束するものではないということを覚えておいてください。それでも、働くならば今後の成長を考えた業界選びをオススメします。

待遇や条件が良い業界

続いては、待遇や条件が良い業界です。

働くならば給与が高かったり、休日が多かったりなど、待遇や条件が良いところが良いですよね?
ここの部分は、あなたがどんなところで働きたいかで決まってきます。

「休日は少なくても良いので稼ぎたい」 「給与は低くても良いのでしっかり休みたい」 「給与と休日のバランスがとれたところで働きたい」など、人ぞれぞれですよね。

まずは、どのようなところが良いか考えてみましょう。その上で、あなたが希望する待遇や条件を満たす業界について調べていきます。

ただ、待遇や条件だけで選ぶのは、少なからずリスクもあります。いくら待遇や条件が良かったとしても、仕事内容があまりに興味がない分野であれば、日々のモチベーションにも影響を及ぼします。

仕事のモチベーションが上がらないということは、昇給や昇格、スキルアップ、キャリアアップの道も遠ざかってしまう可能性も。そのため、業界の仕事内容も調べておくこと良いでしょう。

未経験でも転職しやすい業界

転職で業界が決まらないということは、今とは違う業界にしたいと考えているのではないでしょうか。もしそうであれば、未経験でも転職しやすい業界を調べてみるのもオススメ。

ただ、転職しやすいというだけで決めることはやめましょう。あくまでも、転職したい理由を深掘りして、転職先に求める条件などを整理した上で決めるようにしてください。

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業界は必ずしも決めるべき?


これまで、転職で業界が決まらないときのやることや、業界の見つけ方についてお伝えしてきました。

「いわれた通りすべて試してみたけれど、ピンとくる業界が見つけられなかった」
「いろいろな業界を調べてみたけれど、多すぎて逆に混乱してしまった」

という人もいるかもしれません。そんなときは、無理に業界にこだわらず、職種や条件などで決めるという方法でも大丈夫です。

例えば、

「倉庫の仕事は興味ないけれど、1人で黙々と作業できるから働いてみよう」
「ITは難しいそうだけれど、この会社は風通しが良さそうだから働いてみよう」
「取り扱っている商品について詳しくはないけれど、ネットショップには興味があるからEC業界で働いてみよう」

などのように考えるのもありです。

最終的な目標は“あなたが今よりも良い環境や条件で働くこと”であり、業界を決めることではありません。業界を決めることで、転職の方向性を定めるというのは、あくまでも手段の1つということを覚えておいてください。

まとめ

転職したい業界が決まらないというときには、今回お伝えしてきたことを参考に、あなたにピッタリの業界を見つけてみてください。ただ、業界を決めるのはあくまでも手段の1つ。業界にこだわりすぎて、転職先が決まらないとなっては本末転倒です。

転職したい業界が決まらないという場合は、職種であったりあなたの希望する条件であったりと、このようなところで転職先を決めても全く問題ありません。最終的な目標は、より良い環境や条件の職場で働くことなので、それを忘れないようにしましょう。

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Written by

ハレダス編集部

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