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CGデザイナーの活躍の場は多い!仕事内容や年収、必要なスキル4選

CGデザイナーとはコンピューターや専門ソフトを使って、2次元や3次元のコンピューターグラフィックを制作する仕事です。

エンターテインメントだけでなく、産業分野でも求められる、需要が大きい職種でもあります。今回はCGデザイナーの業務内容や年収、必要なスキルなどを紹介します。

CGデザイナーとは?仕事内容や年収、将来性を解説

男女 CGデザイナー

CGデザイナーはCGクリエイターとも呼ばれる、クライアントやプロジェクトの依頼内容に沿って、コンピューターグラフィック(CG)を制作する仕事です。

年収は年功序列ではなく、個人の能力や経験によって異なります。ここでは具体的な業務内容や年収、将来性について詳しく解説します。

メイン業務はコンピューターグラフィック制作

CGデザイナーの主な仕事は、コンピューターで図表やイラストを制作する能力を活かして、CGを制作することです。

まず基本パターンを覚えて、それを組み合わせたり変容させたりしながら、表現したい立体や空間を作ります。実体のある物を作るプロダクトデザイン、住みやすい空間の構築を目指すインテリアデザインなど、多種多様なジャンルがあります。具体的な業務内容は、次の通りです。

  1. モデリング:ゲームやアニメの立体的なグラフィックデザインを手掛ける作業
  2. リギング:自然な動きを表現する仕組みを作る作業
  3. アニメーション:CGに動きをつける作業
  4. テクスチャリング:キャラクターにテクスチャを貼り、リアルな質感を表現する作業
  5. ライティング:さらに実物に近い質感を出すために、光量や当て方を調整する作業
  6. レンダリング:元となるデータを処理して、図表やイラストを画面に表示する作業

年収は個人の能力や経験で変わる可能性も

ヒット作を多く手掛けるCGデザイナーになれば、高収入を期待できるでしょう。ただし、そのためには確かなスキルや経験を活かし、質の高い作品を生み出す必要があります。

年収にこだわるなら、ヒット作を多数生み出している企業で働いた方が有利です。もしくはスキルに自信があるなら、独立した方が稼げる可能性もあります。

発注が止まらないフリーランスのCGデザイナーになれば、年収をぐんぐん伸ばしていくことも可能でしょう。

幅広い分野で需要がある将来性が高い仕事

CG技術に対するニーズは増大しており、CGデザイナーが活躍する場面は拡大中です。

従来のゲームやアニメ、映画などの映像制作のほか、近年は自動車や建築、機械設計といった分野にもCG技術が導入されています。VRやARをはじめ、新技術を活用したコンテンツも登場しているため、将来的なジャンルの拡大も期待できるでしょう。

そのため、CDデザイナーは非常に将来性がある仕事だといえます。

CGデザイナーになるための必須の資格は存在しない

勉強中 CGデザイナー

CGデザイナーに必須の資格はありません。ただし、客観的なアピール材料を得るために、資格の取得を目指すのは有効です。ここでは、転職につながる資格をいくつか紹介します。

【就職が有利に!】おすすめの資格を紹介

業務に直接役立つ知識が学べる3つの資格については、次の通りです。

  1. CGクリエイター検定(CG-ARTS協会):CGデザイン(2D・3D)や映像制作の知識を問う試験
  2. Illustrator(R)クリエイター能力認定試験(サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会):AdobeのツールIllustratorを使った、グラフィック制作力を測る試験
  3. Photoshop(R)クリエイター能力認定試験(サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会):AdobeのツールPhotoshopを使った、画像編集能力を測る試験

CGデザイナーは経験や能力が重視される傾向がありますが、上記の資格は取っておいて損はないでしょう。

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CGデザイナーに必要なスキル4選

資格勉強 CGデザイナー

多種多様な作業をこなす必要があるCGデザイナーは、幅広いスキルが求められる仕事です。

技術力、アイディア、コミュニケーション力の全てを兼ね備える必要があります。CGデザイナーに重要なスキルを4つ紹介します。

1.アイディアを正確に表現するデッサン力

グラフィックデザインを考える際は、まず頭の中のイメージを正確に表現するデッサン力が必要です。

モデリングやテクスチャリング、ライティングなどの遂行に当たり、物の特徴を掴みイラスト化するデッサン力は、CGデザイナーにとって非常に大切なものといえます。例えば、デッサン画の光の当て方に違和感があると、ユーザーが不満を抱いてしまう可能性もあるでしょう。

コンセプトや世界観を上手く表現できるデッサン力を磨き、ユーザーを引き込むことが重要です。

2.CGやAdobeソフトを扱えるスキル

より魅力的なCGを作成するには、CGやAdobeソフトの活用が不可欠です。PhotoshopやIllustratorだけでなく、3ds maxやMayaといったCGソフトも扱えると心強いでしょう。

3ds maxやMayaは、3DCGを制作できるソフト。Mayaはゲームの開発、3ds MaxはアニメーションCGに向いているといわれています。どちらのソフトの勉強をするか迷ったら、進みたい分野を考えれば決めやすいでしょう。

3.リアリティある作品を生み出すアイディア力

CGデザイナーは、現実にはあり得ない状況を可視化するための発想力が求められます。頭の中でイメージした架空の世界を、リアリティある作品に仕上げるためにはアイディアが必要です。

発想力に自信がない方は、日常的に芸術へ触れる機会を設けると、感性や芸術的センスを伸ばせる可能性があります。気がつくと思考や妄想にふけることが多い人は、CGデザイナーに向いているかもしれません。

4.チームで協力して仕事を進めるコミュニケーション力

CGデザイナーの役割は、アニメや映画といった作品制作の一部分です。プロジェクトは役割分担して進められるため、業務上、何人もの関係者とコミュニケーションを図ります。

例えば、ほかのCGデザイナーやプロデューサー、依頼主と関わるケースが多いです。効率的で優れたクオリティの作品を作り上げるためには、メンバーとの円滑な意思疎通は不可欠といえるでしょう。

CGデザイナーを目指す人必見!FAQ

業務上のやり取り CGデザイナー

未経験でCGデザイナーを目指す場合、疑問や不安が次々に湧いてくるでしょう。ここでは、就職先や学ぶ方法、向いている人など、気になる疑問に対して回答します。

CGデザイナーの就職先は?

CGデザイナーの就職先には、デザイン会社や映像制作会社、ゲームソフト制作会社、CG制作会社などが考えられます。

芸術系の大学や専門学校のデザイナー養成コースを経て、就職するのが一般的です。また、デザイン工学科やコンピューター関連学科で学ぶパターンもあります。

なかには、技術が発達しているアメリカやカナダの大学に留学する人などもいるようです。

デザインやソフトを学ぶ方法は?

業務に必要な知識を基礎から学べるため、大学や専門学校に通うのがおすすめです。学校に通えば、CGデザインや業務に関する教養を身に付けることも可能でしょう。

現代は書籍やネットでも豊富な情報を入手できるため、独学でも学べます。ただし、独学のデメリットは、自身のスキルや成果物に対するフィードバックを得づらいことです。

SNSを通じて実力者と気軽につながれる時代でもあるため、ポートフォリオを作成して意見を募ってみるのもよいでしょう。

CGデザイナーに向いている人は?

CGデザイナーには、センスや美的感覚、想像力がある人が向いています。他にも日進月歩の分野で働く必要があるため、意欲や向上心も必須です。

そのため、CGデザイナーには新しい表現技法や技術の習得が苦にならない人のほうが適しているでしょう。さらに、華やかなイメージと裏腹に地味な作業も多いため、根気や集中力も重要です。

このように、CGデザイナーはセンスと仕事力の双方が求められる仕事といえます。

CGデザイナーは創造性とスキルの両方が求められる仕事

CGデザイナーは魅力的なデザインを考える以外にも、グラフィックソフトを扱う能力や、コミュニケーション力が求められる仕事です。

本記事を読んで、自分がCGデザイナーになれるかどうか不安を抱いた人もいるかもしれません。キャリアの方向性が定まらず焦りを感じるなら、弊社の就職相談チョイスの利用をおすすめします。

キャリアアドバイザーが友達のように親身に相談に乗ってくれるため、安心して本心を打ち明けられますよ。

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ハレダス編集部

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