SPI3とは、総合的に性格や能力を調べる適性検査の1つです。利用社数は14,400社(2021年12月期実績)と多いため、就職・転職活動時には丁寧に対策をしておくことが求められます。
特徴や受検方式、具体的な問題例、対策方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
SPI3とは
SPI3とは個人の資質に基づいた採用選考を実現するために開発された適性検査で、主に新卒採用や中途採用の際に用いられています。 能力検査と性格検査の2つから成り、総合的に対象者を分析します。
近年、採用試験において適性検査を用いる企業が増えてきました。実際のところ、新卒採用の場面では9割以上の企業が適性検査を用いているといわれています。その中でもSPIは利用されるケースが多く、2021年の12期実績では年間14,400社、約215万人の採用希望者が実施しています。
SPIが広く利用されている理由としては、開発以来40年以上の実績と、具体的かつ実践的な報告書が挙げられるでしょう。より良い人材を採用したいという企業側の願いに応える形で、常にクオリティの向上を求めて改善を積み重ねてきたのがSPIなのです。
SPI・SPI2との違い
現在利用されているSPIは「SPI3」です。元々SPIはマークシート方式の能力検査として誕生しましたが、2005年からWEBテストにも対応したSPI2にバージョンアップされ、2013年には性格検査が加わって現在のSPI3の形になりました。
なお、2005年からオンライン受検も可能なSPIですが、現在もマークシート方式で受検することが可能です。ただし、受検方式は採用を希望する企業側で決めるため、場合によってはオンライン受検のみ、ペーパー受検のみとなることがあります。
SPI3の特徴
SPI3はオンライン受検・ペーパー受検の両方に対応した適性検査ですが、多くの企業ではオンライン受検のみで実施しています。そのため、SPI3対策もオンライン受検を想定して進めていくほうが良いでしょう。
SPI3を受検する前に知っておきたい特徴として、次の3点が挙げられます。
- 問題ごとに制限時間が決められている
- 難易度や問題数が回答状況によって変わる
- 試験結果は教えてもらえない
それぞれの特徴について見ていきましょう。
問題ごとに制限時間が決められている
SPI3は膨大な設問に対して決まった時間内に回答しなくてはいけません。そのため、時間配分を考えて回答を進めていく必要があります。
しかし、オンライン受検をする場合、画面には1問だけが表示されて回答すると次の問題に進む形式となっているため、自分の得意な問題から先に回答することはできません。また、設問ごとに制限時間が決められているので、長考して制限時間を超えると、強制的に次の問題に進むことになります。
なお、性格検査においては直感的に回答することが基本となるため、長考するケースはあまりないと想定されます。一方、能力検査においては、時間をかけて考えることで正しい答えにたどり着ける可能性が高くなるのも事実です。
しかし、元々SPI3は基礎的な能力、つまり地頭や直感力といわれるものを測定するための適性検査のため、正答率だけでなく設問を回答する速さもチェックされます。そのため、長考して正答率を上げることが必ずしも高い評価にはつながらないので、制限時間内に回答するのはもちろんのこと、できるだけ早く回答する訓練もしておきましょう。
難易度や問題数が回答状況によって変わる
SPI3は受検者の回答状況によって画面に表示される設問が変わります。難易度の高い設問に正しく回答している場合はさらに高度な問題が提示されたり、回答ペースが速い場合は通常以上に多くの設問に回答したりすることもあります。
そのため、過去問などを使って対策しておくことは有意義といえますが、設問と正解を覚えるといった方式の勉強法では対応できません。過去問を通して、問われている内容を見抜く力、最短距離で正解にたどり着く力を養うようにしましょう。
試験結果は教えてもらえない
SPI3では、受検者自身は結果を知ることができません。採点結果はSPI3を実施した企業側が受け取り、採用選考に活用していきます。
ただし、企業側も設問ごとの正解・不正解については把握しません。SPI3を提供するリクルートマネジメントソリューションズが結果を得点ではなく偏差値の形で算出し、分野ごとに分析した結果として企業側に送ります。
SPI3の4つの受検方式
SPI3は1日で性格検査・能力検査の両方を終えられるので、受検者側(採用希望者側)の負担を軽減しつつ適性検査を実施できるように工夫されています。また、実施側(企業側)の負担を軽減するためにも、SPI3の結果を見ながらの面接を可能にする次の4つの受検方式を提供しています。
- WEBテスティング
- インハウスCBT
- テストセンター
- ペーパーテスト
いずれの受検方式においても、採用希望者が受検を完了した後、企業側はすぐに採点結果を受け取れるため、スムーズな採用活動を実現できます。
WEBテスティング
WEBテスティングとは、受検者が所有するパソコンや学校のパソコンを利用してSPI3を実施する方式です。受検者は自宅でも受検できるため、負担が少なく、企業から離れた地域に済んでいる方も参加しやすくなります。
WEBテスティングでは、受検完了後、企業側はすぐに採点結果をダウンロードすることが可能です。SPI3の結果を元に選考するときは、短時間で合否を判定できるようになり、受検者側の利便性向上に役立ちます。
インハウスCBT
インハウスCBTとは、企業側が準備した会場に行き、指定されたパソコンを使って受検する方式です。企業側は会場とパソコンを準備しなくてはいけないため、あまり実施されることはありません。しかし、自宅で受検するWEBテスティングと比べると不正リスクが低いというメリットがあります。
なお、設問や試験時間については、インハウスCBTとWEBテスティングに違いはありません。ただし、インハウスCBTでは企業側が準備する場所・ツールでSPI3に取り組むため、他の適性検査を同時に実施したり、同じ場所で面接をしたりといったより自由な利用が可能になります。
テストセンター
リクルートマネジメントソリューションズでは、「テストセンター」と呼ばれるSPI受検に利用できる会場を運営しています。受検者は最寄りのテストセンターに出向き、SPI3を受検することもあります。
また、オンライン会場もあり、自宅などのパソコンからアクセスしてSPI3に取り組むことも可能です。オンライン会場ならセンターへの交通時間をカットできるので、より利便性が高いと考えられます。
ペーパーテスト
パソコンではなく紙のマークシートを使ってSPI3を受検することもできます。ただし、ペーパーテストでは、「受検者の回答=入力」とはならないため、企業側は終了後すぐに結果をダウンロードすることはできません。
通常は、回収したマークシートがリクルートマネジメントソリューションズの採点物流センターに到着してから、約3時間後に採点結果がダウンロードできるようになります。企業側があまり急いでいないときや、ペーパーテストのほうが受検者に合っていると判断されるときに、ペーパーテストが選択されるでしょう。
SPI3を企業が実施する理由
SPI3は多くの企業に導入されています。新卒採用の場面だけでなく、転職採用などの場面でもSPI3が実施されることは珍しくありません。
企業側がSPI3を導入する理由としては、次の3つが挙げられます。
- 募集人数の絞り込み
- 学力の見極め
- 入社後の配属先の決定
それぞれの理由について見ていきましょう。
募集人数の絞り込み
新卒・既卒を問わず、複数企業の採用選考に申し込む方は少なくありません。1人あたりの応募企業数が増えると、企業側は多くの採用希望者から採用者を絞り込む必要が生じ、多くの手間と時間がかかります。希望者が数百人、数千人と多いときには、採用活動に時間を取られ過ぎてしまい、本業に影響を及ぼすこともあるでしょう。
とはいえ、優秀かつ企業が求める人材を選ぶためには、たとえ採用希望者が多くても1人ひとりを丁寧に調べることが必要です。SPI3は、「採用選考の手間を簡略化したい」「良い人材をじっくりと見極めたい」という相反する企業側のニーズに対応する方法として選ばれてきました。
SPI3は、1~2時間程度のわずかな時間で性格や能力を多面的に分析できる適性検査です。オンライン受検を実施すれば、回答完了後すぐに結果をダウンロードできるので、待ち時間なしに採用活動を進めていけます。
SPI3で応募者を絞り込んでから面接を行うと、短時間で効率良く企業に合う人材を採用できるようになります。また、面接だけではわからない性格や適性などもSPI3で検証を終えているので、採用したい人材と実際に採用する人材に大きな乖離が生じにくくなるのもメリットです。
学力の見極め
どのような仕事でも、学力が求められます。学力とは単にテストで高得点が取れるといった意味ではなく、合理的な判断をすることや短時間で最適解を見つけること、新しい知識やスキルを積極的に取得し、なおかつ使いこなすことなどを指します。
学力は、学歴や経歴でもある程度見極めることは可能です。高学歴であれば「言語能力が優れている」「計算を速く正確にできる」などの基礎的な学習能力を身につけている可能性が高く、合理的な判断が瞬時にでき、知識の習得も速いと考えられるでしょう。
しかし、地頭の良さやポテンシャルの高さといった意味での学力は、学歴や経歴だけでは見極めることは困難です。実際に入試問題では、規定時間内にぎりぎり回答した人も、わずかな時間で回答した人も、似たような問題を解いたことがある人も、いずれも正解であれば等しく評価されるからです。
地頭の良さやポテンシャルの高さといった学歴やテストの点数では表れにくい部分を評価するために、SPI3を利用する企業は少なくありません。SPI3では各問題に制限時間が定められているだけでなく、難易度の高い問題に正答するとより高度な問題にチャレンジできるように工夫されているため、幅広い人材をそれぞれの能力に応じて評価することが可能です。
入社後の配属先の決定
SPI3は、入試テストのように点数をつけて合否を判定するものではありません。性格や学力をいくつかのカテゴリーに分け、それぞれにおける評価を客観的に行う検査です。
どんなに優れた人材でも、配属先を間違えると本来の能力を発揮できません。SPI3では性格や能力別に評価できるため、部署ごとに業務内容や組織体系に合う人材を見つけ、配属することができます。
入社後にミスマッチが起こると早期退職につながり、時間をかけて実施した採用活動が無駄になってしまうこともあります。適切な場所に配属するためにも、SPI3の実施は企業にとって有意義といえるでしょう。
SPI3で出題される問題例
SPI3では受検者の地頭の良さやポテンシャルの高さなどの点数化しにくい要素を調べるため、いわゆる受検のための勉強は不要です。しかし、問題の傾向を知らないまま受検すると、スムーズに回答を進めることができず、予想以上に時間がかかり、低い評価につながってしまうこともあるので注意が必要になります。
SPI3についての問題集も販売されているので、受検する前に問題の傾向や例を理解し、何度か解いてみることで、本番もスムーズに回答できるようにしておきましょう。特に能力検査のほうは正解があるため、類似する問題を多く解いておくことが大切です。
なお、能力検査には、言語問題と非言語問題の2つの種類の問題があります。それぞれの例を紹介するので、SPI3の傾向を把握しておきましょう。
言語問題の例
言語問題とは、国語領域の問題のことです。語彙力や文章の意味、助詞の役割などが問われるため、義務教育程度のレベルの国語がしっかりと身についていれば問題ありません。
ただし、制限時間が短いため、短時間で大量かつ正確に解くことが求められます。自宅で過去問に取り組むときは、設問ごとの制限時間も意識して実施しましょう。
例えば、次のような問題が問われます。
問い:次の文章の下線部の意味と似ているものを選択肢から選びなさい。 定規で線を引く
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「定規で線を引く」の「で」は手段を表しています。同じ使い方をしている「で」はBです。飛行機という手段を使って帰省したことを表現しているので、「定規で線を引く」の「で」と同じと考えられます。
このような助詞の問題を解くときは、何か別の言葉で言い換えられないか考えてみると正解を見つけやすくなります。例えば、「定規で線を引く」の「で」は、「~を使って」と言い換えられます。A~Eの選択肢のうち、「~を使って」と言い換えられるのはBだけなので、比較的短時間で見つけられるでしょう。
非言語問題の例
非言語問題とは、言語力に寄らない学力を調べる問題のことで、多くは数学・算数領域から出題されます。例えば、義務教育程度のレベルの簡単な計算やグラフの読み取り、確率、資料の読み取りなどが出題されます。
いずれも複雑な問題は出題されないため、義務教育を卒業していれば正答することが可能です。しかし、制限時間があるため、あまりゆっくりと取り組んでいると評価が下がるので注意しましょう。
また、簡単な公式を理解していると短時間で解ける問題も多数出題されています。対策するときは、高校以上の数学や難易度の高い問題集ではなく、小学校・中学校の教科書を見返すと良いでしょう。
例えば、次のような問題が問われます。
花、月、海、山の4人がやり投げを実施した。4人ともファウルはなく、記録として残る数字が出た。また、4人のうち同じ記録のものはおらず、1~4位の順位として表示できた。 このとき、次のことがわかっている。
これらの状況から次の3つを推測した。
1~3の推測について、必ず正しいといえるものはどれか
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まずは、花・月・海・山のそれぞれについてわかっていることを整理します。月は海と山の平均のため、1位と4位にはなりません。そのため、2位か3位と考えられます。
また、花は海よりも上のため、4位にはなりません。1位か2位、3位のいずれかです。一方、海は同じ理由で1位にはなりません。2位か3位、4位のいずれかです。
状況を整理した後で、実際の順位を仮定して検証してみましょう。花が1位であれば、残りは海月山、あるいは山月海の順位になります。月と海は1位にはならないので、花以外に1位の可能性があるのは山のみです。山が1位のときは花月海、月花海のパターンが考えられます。
このことから1と3が正しい、つまりEが正解と導き出せるでしょう。パターンをすべて書くと抜け漏れがなくなり、より正解に近づけます。また、1~3の状況のうち、矛盾があるものを見つけることでも正解を導き出すことが可能です。例えば、2から「花が2位になるケースはないか」と考えれば、より早く正解にたどりつけます。
SPI3の対策時期
SPI3の性格検査と能力検査のうち、事前の対策が必要なのは能力検査です。練習問題を多く解いておくと、本番も戸惑うことなくスムーズに回答できるようになります。また、SPI3の出題傾向を体験することで、解き方や考え方のコツがわかるようになるでしょう。
とはいえ、能力検査の準備をあまりにも早くしてしまうと、体得したスピード感や考え方のコツを忘れてしまうかもしれません。実際にSPI3を受検する1ヵ月ほど前から1日1~2時間ほど勉強するようにしましょう。
一般的にSPI3の能力検査の対策時間は50時間とされています。1日1~2時間程度なら、本番までに無理なく対策を済ませておけます。
SPI3の対策方法
事前対策をすることで、SPI3でより本来の能力を発揮できるようになります。何も対策をしないでSPI3に臨むと、検査のスタイルに戸惑い、本来は必要のない時間がかかってしまいます。単に時間をロスするだけでなく結果にも響くので、1秒たりとも無駄にしないためにも、対策をしておきましょう。
特に能力検査は対策の効果が表れやすい検査です。言語問題と非言語問題を対策本で解いておきましょう。また、受検方式によっては言語問題と非言語問題に加えて、英語問題と構造的把握力の問題も解くことが求められます。問題ごとの対策方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
言語問題の対策方法
言語問題は次の形式で問われることが多いです。
- 2つの言葉の関係
- 言葉の意味
- 言葉の用法(状況別の使われ方)
- 文章の並び替え
- 文節の並び替え
- 熟語の構造
- 長文読解
- 適切語句の選択
長文読解以外は、文章の量は少ないので読むのが遅い方も無理なく回答できます。また、いずれも知識ではなく、意味や成り立ち、文章内での役割などを問う問題なので、勉強というよりは慣れておくだけでも得点アップが可能です。
SPI3の言語問題に関しては、対策本が書店で販売されています。まずは1冊買ってみて、問題のパターンを覚えてしまいましょう。
一方、長文読解は短時間で正解を見つけなくてはいけないため、かなりの早さで文章を読むことが必要になります。また、単に読むだけでなく正確に事実関係を見極める必要があるため、普段から文章を読む習慣を身につけ、正確に要点を抽出する訓練をしておきましょう。
非言語問題の対策方法
非言語問題では、次の領域を含むことが多いです。
- 場合の数
- 確率
- 集合
- 速度
- 表・グラフの読み取り
- 資料の読み取り
- 代金計算
- 分割払い
- 領域
幅広い分野からまんべんなく出題されますが、中でも確率と速度については頻出されます。問題自体は難しくはありませんが、回答に時間をかけていると制限時間を超えてしまい、正答率が下がる原因になるので注意しましょう。
表やグラフ、資料などから正確に情報を読み取れるかどうかも問われます。いずれも慣れておけば短時間で解けるものばかりなので、事前対策をしておくだけで正答率をある程度高めることが可能です。
なお、テストセンターで受検するときは計算機は使用できません。また、ペーパーテストも同様です。計算はすべて暗算かひっ算となるので、普段から素早く計算する訓練をしておきましょう。また、上記の問題はいずれも数学・算数領域ですが、回路や装置などの理科領域について問われることもあるので注意しましょう。
英語問題の対策方法
テストセンターやペーパーテストで受検するときは、英語問題も出題されることがあります。必要に応じて対策をしておきましょう。英語問題では次のような形式が頻出します。
- 適切な単語を選択
- 同意語
- 反意語
- 長文読解
空欄に適切な単語を入れる問題では、慣用句的な言い回しや熟語が問われます。特段、難しい問題はないので、高校受験の問題や大学受験(共通テストレベル)を解いておきましょう。
また、長文読解は言語問題と同じくスピードと正確さが問われます。普段から英語の小説などを読んでいる方であれば、問題なくスムーズに解けますが、あまり英語を読む機会がない方にとっては苦痛に感じるかもしれません。英検などの資格テストの練習問題も活用して、長文に慣れておきましょう。
構造的把握力の対策方法
構造的把握力は、テストセンターで受検するときに出題されることがあります。情報を俯瞰的に把握する能力が問われる問題で、言語問題や非言語問題とも類似する分野を網羅しますが、どちらかといえば基礎的な能力よりは応用力が必要となります。
ただし、構造的把握力の問題をスムーズに解くには、ある程度の慣れが不可欠です。何も対策をせずに試験に臨むと問題の意図を理解するだけでも時間がかかってしまいます。対策本が販売されているので、何度か解いて短時間で回答できるようにしておきましょう。
SPI3の対策を行う際の3つのポイント
SPI3は出題範囲が広く、対策に時間がかかることもあります。次の3つのポイントを押さえて学習すると、短時間でも効率よくSPI3対策を進められるでしょう。
- 時間を測って解く
- 苦手分野を集中的に解く
- 過去問を活用する
それぞれのポイントについて説明します。
1.時間を測って解く
問題にもよりますが、通常は1問あたり30秒~1分程度の制限時間が設定されています。じっくりと考えていると回答しないまま進んでしまい、正答率が下がるので注意しましょう。事前対策のときから時間を測って解く習慣をつけておくことが大切です。
2.苦手分野を集中的に解く
何度か問題を解いていると、自分がどの分野を苦手としているか理解できるようになります。正答率が低い苦手問題は、集中的に解き、苦手を克服するようにしましょう。特に受検までに日が迫っているときは、苦手問題だけにターゲットを絞り、効率よく時間を使います。
3.過去問を活用する
まずは書店で販売されている過去問を1冊購入しましょう。言語問題や非言語問題、英語問題などを網羅的に解くことで、自分自身の苦手分野に気付くことができます。また、時間に余裕があるときは、過去問を何度か繰り返すことでスピード感をつかんでおきましょう。
SPI3の試験概要を理解して対策しよう
SPI3は性格と能力を客観的に測定する適性検査です。特に能力検査は独特の出題スタイルに慣れておく必要があるため、事前対策が欠かせません。問題に慣れておくだけでも、回答のスピードが上がり、高い評価を目指すことができます。
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