Indeed japanは、求人数・利用者の数とも世界最大規模の求人サイトIndeedを運営する企業です。
Indeedは漫画ONEPIECEとコラボしたテレビCMも公開され、一般的な知名度も高まり、急速な成長を遂げています。
今回は、Indeed Japanへの転職難易度や募集職種、選考フローなどを解説します。
Indeed Japanの転職を検討する際のポイント
Indeed Japanの中途採用者の前職をみると、セールス職は幅広い業界の出身者が大半で、企画や管理職の場合、大手企業やメガベンチャー出身が多いのが特徴です。
セールスの転職元が多様なのは、ポテンシャル採用を実施しているからに他なりません。何としても、Indeed Japanへの転職にこだわりがあるなら、営業職を狙うのがおすすめです。
Indeed Japan入社後に再度別の会社へ転職する人もいて、業種を問わず幅広い業界への転職を成功させています。
Indeed Japanの転職は難易度が高い?
Indeed Japanは職種によって転職難易度に差があり、営業職に限れば比較的簡単な傾向を有します。
事業拡大に伴い、営業部隊の大幅な増員を行っているためです。
一方で専門職の転職難易度は高く、専門分野での高度なスキルや一定の業務経験のほか、語学力まで求められます。
Indeedは60ヵ国以上・28ヵ国語の求人情報を取り扱うため、席は非常に限られます。
Indeed Japanの募集職種・募集条件
Indeed Japanの募集職種を大分すると、営業職と専門職の2つです。
どちらも経験者が優遇されるのは変わりませんが、ポテンシャル採用を狙う場合、セールスがおすすめです。
エンジニア採用では5年以上の専門分野における経験のほか、ビジネスレベルの語学力が求められます。
ここでは、それぞれの職種の募集条件を紹介します。
「営業職」の募集条件
Indeed japanの営業職は、人材採用に課題を持つ企業に対して、自社の求人媒体の活用を提案して契約をもらうのが主な役割です。
法人営業経験者や、広告業界・人材業界・コンサルティングファームなどでの業務経験がある人は有利に働きます。
●アウトサイドセールス・インサイドセールス
セールスへの転職では、基本的に以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- 人材業界での法人向け営業経験(人材紹介や求人広告など)
- Webマーケティングやインターネット広告業界での営業、または広告運用経験
Indeed japanの営業は、取り扱うサービスの性質上、法人営業・提案型・無形商材の3つの要素があります。
上記の要素をすべて満たす人材業界や広告業界における経験は、有利に働くでしょう。
直接的な営業経験がなくても、コンサルティングファームでの経験が評価される場合もあります。
営業ディレクターはマネジメントスキルが求められるため、コンサルタントの施策立案や組織運営に関する能力が役立つからです。
業務内容としては、クライアントに対する採用コンサルティングや実行支援が伴うケースもあります。
したがってHR関連の知識も必要で、アカウントプランナーやキャリアコンサルタントの経験を持っていると、採用担当者の目に留まる可能性が高いです。
●代理店営業
代理店営業は広告代理店に対して売り込みをかけ、Indeedに広告を掲載する企業との接点作りを依頼します。
直販と比べて高いスキルを求められない傾向があり、ポテンシャル採用を行っているポジションです。
コミュニケーション力や人間性などのヒューマンスキルに加えて、以下の経験やスキルを備えておくと有利に働くでしょう。
- 2年以上の営業経験
- web開発
- 英語力(歓迎要件)
「専門職」の募集条件
専門職の募集条件は目線が高く、ITエンジニアとして5年の勤務経験を積んでいることが第一関門です。
なかでもECサイトやサーバーインフラなど、高負荷のサイト構築・運用に携わった経験があると評価を受けやすいでしょう。
Indeed japanの場合、エンジニアの高度なスキルだけでは足りず、語学力がほぼ必須だといえます。
Indeedは世界各国の求人検索システムにおいて、非常に高いシェアを獲得しているサービスです。
メンバーも国際色豊かで、社内では英語での意思疎通が取れないと厳しいようです。
専門職ではマネージャーをはじめ、プロジェクト管理や推進を担える人材の募集も多い傾向があります。
選考では具体的な業務内容に加えて、育成やマネジメント経験をアピールできると有利に働くでしょう。
Indeed Japanの年収・給与相場
大手口コミサイトOpenWorkによると、Indeed Japanの平均年収は943万円です。
口コミの投稿者の中には年収1,000万円越えも見受けられるため、高収入が期待できる企業です。
カルチャーは自由かつ実績重視で、日本的な企業と比べると、仕事のクオリティが重視されます。
成果を挙げ、しっかりとアピールもできていれば、入社後早い段階で昇給・昇進が実現する期待も持てます。
インセンティブの割合が多く、営業成績がいい営業マンなら即大台に乗る可能性も十分です。
Indeed Japanへの転職を成功させるには転職エージェントの利用がおすすめ
Indeed Japanは転職先として非常に人気が高く、希望者が殺到するため、入念な選考対策が必要です。
門戸が広い営業職ではひとたび応募をかけると、数百人の応募者が募るケースも珍しくありません。
転職エージェントに登録すると、履歴書や職務経歴書だけでは伝わらない本人の人柄やポテンシャル、企業との相性のよさなどをプッシュしてくれるため、選考通過の可能性が上がります。
Indeed Japanに転職したい方は、転職エージェントの利用を検討しましょう。
日程調整の代行を含め、企業とのやり取りはすべてキャリアアドバイザーが代行してくれるため、忙しくて時間が取れない人にとって非常に助かります。
ハレダスは専門分野ごとのキャリアアドバイザーが在籍し、求職者一人ひとりの悩みや希望に応じたきめ細かいサポートできるのが強みです。
相談は無料のため、ぜひお気軽にお問い合わせください。
Indeed Japanの会社概要
Indeedは今までの求人サイトの課題を解決する新たな形のサービスを提供し、業績を急速に拡大しています。
日本法人のIndeed Japanはまだまだ発展途上で、これからの将来が楽しみな企業です。
会社の特徴やビジネスモデル、ミッション、売上業績について紹介します。
Indeed Japanの特徴
Indeedの特徴を一言で表すと、圧倒的な利便性の高さです。
希望の職種や勤務地を入力すれば、条件に合致した求人をまとめて表示してくれます。
しかも求人サイトの求人情報だけでなく、企業の採用ページや人材紹介会社のデータベースなども拾ってきて、一覧で確認可能です。
もはや求人サイトの枠を超え、検索エンジンのような存在にまでなりつつあります。
実際に「求人領域のGoogle」と評されることもあり、求人情報の数・利用者ともに随一です。
Indeed Japanのビジネスモデル
Indeedは世界60ヵ国以上でビジネスを推進し、世界中の企業と求職者をインターネットを介してつなげています。
具体的な収益源は、求人情報を掲載する企業からの掲載料です。
求人の掲載自体は無料で可能ですが、有料広告枠もあり、その利用者がIndeedを支えています。
掲載料はクリック課金制で、1クリック当たり〇円といった具合で料金が決まります。
成果にかかわらず一定の料金を強いる従来の方式と比べて、無駄なコストを抑えられるのが強みです。
ユーザー目線の仕組みだと評判になり、利用者を増やしています。
Indeed Japanのミッション
Indeed Japanのミッションは、「We help people get jobs」です。
会議室に置かれているジョブシーカーチェアが、Indeedの理念を体現しています。
仕事探しで困っている人に対して、「向き合って議論ができているか」「結果を出せているか」という視点を常に持つよう、シンボルとして設置されています。
Indeed Japanの役割は、従来の転職サイトを通じて求職者と企業が出会う形から、ダイレクトリクルーティングへの移行を進めることです。
今までの仕組みを破壊し、求人の探しにくさやミスマッチの解消を実現する革新的な体制の構築を目指しています。
Indeed Japanの売上業績
Indeed Japanの売上は絶賛拡大中で、凄まじい勢いでシェアを伸ばしています。
運営元のリクルートホールディングスの業績も好調で、Indeedによる収益が業績拡大の多くを支えている状況です。
2012年の買収当時の為替レートは約1,000億円で、世間からは「高値掴みだ」と揶揄され、否定的な意見が大半でした。
今ではリクルートの主要な事業と呼べる存在まで成長を遂げ、外資系企業M&Aの最も成功した事例の一つともいわれています。
Indeed Japanの仕事のやりがい
Indeed Japanは従来の採用の形を変革し、業界に一石を投じる役目を担っています。
リクルートフォールディングの心強い支えを受けられる環境のため実現可能性も高く、ビジネスの規模感としては非常にやりがいを感じられる環境です。
社風やカルチャーは働き方の自由度が高く、ワークライフバランスも取りやすいとの肯定的な意見が目立ちます。
自身の成長やチャレンジできる環境に重きを置く人には、非常に魅力的な会社だといえるでしょう。
Indeed Japanが求める人材とは?
職種ごとに求められるスキルや経験以外だと、企業理念に対して理解・共感を示せるかが重要なポイントです。
Indeedは世界最大の求人検索サイトを運営し、ポジティブに最適な仕事探しができる世界を目指すという理念を掲げています。
業界の変革を推進する前向きな気持ちがあり、高い成果や自分自身の成長に対して強い意志を持てるかが問われるでしょう。
Indeed Japanに転職するまでの流れ
転職するまでの流れを簡単に説明すると、書類選考→3〜4回の面接です。
すべて個人面接で、集団面接や集団討論の形式による選考は行っていないようです。
強い志や高い目標を求める会社のため、面接での質問でも成長性や志向性を問われる傾向があります。
Indeedの選考フロー
Indeedの選考フローは、書類選考→一次面接→二次面接→最終面接の流れで進みます。
面接はほとんど一対一で行われ、1回当たりの時間は30分程度です。
他の企業の面接と比べて、大きく異なる部分はないと考えてください。
自分で作成した資料を元に、プレゼンを求められたとの情報もあります。
まえもってアピールポイントの整理や、ドキュメントスキルの向上に努めておくといいでしょう。
Indeedの面接内容
一次面接でこれまでの経験や実績など業務に関する質問が多く、二次面接ではさらに深掘りが行われます。
最終面接ではスキルの確認よりも、人柄や仕事への姿勢を求める質問が増えます。
具体的な質問では、「成長したいですか?」「どのようなキャリアプランを考えていますか?」のような、成長に主眼を置いた問いが多いようです。
面接対策としては会社に関する理解度を高めるのはもちろん、将来的な展望を含め、自分なりの軸や目標をアピールできるようになりましょう。
Indeed Japanへの転職をお考えの人へ
Indeed Japanは、世界最大級の求人サイトIndeedを運営する日本法人です。
業績を凄まじい勢いで伸ばしており、将来性の期待を持てるため転職先としておすすめです。
ポジションは営業職と専門職に大別でき、募集が多いセールス職ならポテンシャル採用を行っています。
しかし、希望者が殺到する可能性は高く、時間をかけて対策を講じなければ内定を得るのは難しいでしょう。
ハレダスは専門分野ごとのキャリアアドバイザーが在籍し、求職者一人ひとりの悩みや希望に応じたきめ細かいサポートできるのが強みです。
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