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【転職】マーケティングリサーチとは?仕事内容や年収などを紹介

マーケティングリサーチは市場調査をおこない、企業の課題解決の手助けをする仕事です。また、需要はあるものの人材不足の傾向が強い仕事でもあります。

今回は、そんなマーケティングリサーチの仕事内容や年収、転職するために必要なことなどを解説していきます。

この記事を読めば分かること
・マーケティングリサーチの仕事内容
・マーケティングリサーチの仕事に転職した場合の年収
・マーケティングリサーチの仕事に転職するために必要なこと

マーケティングリサーチとは


マーケティングリサーチとは、市場調査のことです。調査といってもただアンケートを取るだけではありません。企業がマーケティングをおこなう上で発生する、以下のような課題を解説するための調査を実施します。

・どのような人をターゲットにして商品やサービスを作るべきなのか
・自社の商品やサービスは、どんな層に利用されているのか
・競合他社との差別化を図るためにはなにをすればいいのか

など、このような課題は企業において重要なものばかりであり、その課題を解決へと導くマーケティングリサーチは非常に重要な役割を担います。そして、そんな重要なマーケティングリサーチの仕事をする人を「マーケティングリサーチャー」と呼びます。

企業によっては、自社でマーケティングリサーチをおこなう場合もあれば、専門会社に所属しているマーケティングリサーチャーに依頼する場合もあります。

マーケティングリサーチの仕事内容


続いて、マーケティングリサーチの仕事内容について解説していきます。マーケティングリサーチの仕事は、大きく分けて「市場調査とターゲティング」「新商品の開発や新サービスの企画」「導入後の市場調査」の3つになります。今回は「若い女性向けの化粧品を販売している企業」を例にして、それぞれ見ていきましょう。

市場調査とターゲティング

まずは、市場調査をおこないます。インターネットや街頭、電話、FAXなど、さまざまな方法でアンケートを実施します。このアンケート結果をもとに「どんな人をターゲットにするのか?」というターゲティングもおこないます。先述したように、若い女性向けの化粧品を販売している企業を例に見てみましょう。

「若い女性向けの化粧品を販売している企業」が市場調査をした場合の例
市場調査でわかったこと
(求められているもの)
どんな人をターゲットにしたか
(ターゲティング)
・主にデパートコスメを使っている
・安くて質の良いもの
・パッケージがオシャレor可愛いもの
・簡単に盛れるもの
・崩れにくいもの
・持ち運びに便利なもの
【デパートコスメを利用している大学生】
アルバイトをしてお金を貯め、化粧品を買っているとの解答が多かった。多少無理をしてでもドラッグストアよりも良いものがあり、アドバイザーがいるデパートコスメを利用している大学生が多い傾向にある。

新商品の開発や新サービスの企画

市場調査とターゲティングの次は、ターゲットにした人に購入または利用してもらえるような新商品の開発や新サービスの企画をおこないます。引き続き、同じ例で見ていきましょう。

市場調査とターゲティングをもとにした新商品
今回のターゲティングは「デパートコスメを利用している大学生」
デパートコスメは比較的高価なため、アルバイトでお金を貯めて購入している大学生がほとんど。そこで、ブランド力がありながらも安価なものの開発を目指す。
しかし「安い」ということは全面的に出さず、利用していることを1つのステータスとして捉えられるものにする。
化粧品自体の質はもちろんのこと、パッケージは持っているだけで嬉しくなるようなデザインが望ましい。デザイン性を崩さず、持ち運びにも便利なものにする。

新商品の開発や新サービスの企画するにあたり、その価格設定や特徴などを考えるのもマーケティングリサーチの仕事の1つです。

導入後の市場調査

マーケティングリサーチの仕事は、新商品や新サービスが無事に販売開始して終了、ではありません。販売開始されてからも「商品はどのくらい売れているのか?」「どんな層に1番利用されているのか?」を調査します。競合他社のものと比較した場合の結果なども調査し、売れ行きが悪ければ改善をおこなっていきます。

また、デパートコスメを利用している大学生をターゲットにしたが、30代のOLを中心に売れているなど、想定したターゲットに売れる可能性もあれば、まったく違う層に売れる可能性もあります。必ずしも想定した通りになるとは限りません。その場合は改めて課題を見つけ、それを解決していくのもマーケティングリサーチの仕事なのです。

マーケティングリサーチの仕事の流れ

ここでは、これまで解説してきたマーケティングリサーチの仕事の流れをまとめてみましたので、改めて確認しておきましょう。

マーケティングリサーチの仕事の流れ
【1】市場調査とターゲティング
さまざまな方法で市場調査をおこない、ターゲティングをする
【2】新商品の開発や新サービスの企画
市場調査とターゲティングをもとに、ターゲットが購入または利用したくなるようなものを開発、企画する
【3】導入後の市場調査
販売後の経過を追い、新たな課題があれば改善していく

マーケティングリサーチに転職した場合の年収


未経験で転職するか、スキルや実績がある状態で転職するかで、転職した際の年収が決まるところが多いです。これはマーケティングリサーチの仕事以外でもいえることですね。

マーケティングリサーチの平均年収は企業の規模や業種によって変動はありますが、20代前半で年収200~300万円、20代後半から30代かけては300~500万円程度のところが多いです。また、スキルUPしたり成果を上げることで、それが年収にも反映されてきます。年収が高い企業では500~800万円、800~1000万円程度のところもあります。

マーケティングリサーチの仕事に転職するには?


マーケティングリサーチの仕事は「大卒以上」を条件に募集しているところが多いです。会社の規模が小さいところでは「高卒以上」で募集しているところもありますが、基本的に大卒以上と考えておいたほうが良いでしょう。

また、冒頭でもお伝えした通り、マーケティングリサーチの仕事は人材不足の傾向にあります。そのため、未経験でも募集している企業が少なくありません。ただ、未経験の場合はマーケティングやリサーチに関する資格を取得しておくことで採用で有利になるため、資格取得を検討しても良いでしょう。マーケティングやリサーチに関する資格は多くあるため、まずは簡単なものから取得することをおすすめします。

資格取得が難しい場合は、最低でもマーケティングやリサーチに関して勉強しておきましょう。勉強しておくことで、採用のときには「経験はないけれど基本的な知識はある」というアピールができたり、基本的な知識があることで仕事に早く慣れたりすることができます。

まとめ

マーケティングリサーチの仕事は、需要はあるものの人材不足の傾向があり、未経験でも募集している企業が多いです。マーケティングやリサーチに関する知識や経験は、非常に応用がきくため、身につけておいて決して損はないでしょう。今回お伝えしてきたことを参考に、マーケティングリサーチの仕事への転職を目指してみてはいかがでしょうか。

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Written by

ハレダス編集部

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