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転職・副業

「転職疲れた」とならないために!長期化を避けるポイントをご紹介!

転職活動がうまくいかない


うまく日程が調整できない、書類選考が通らない、面接に手応えが無い・・・・・・。最初の頃は「よし、次!」となりますが、それが重なると転職活動に疲れてしまいますよね。

そんな時は一度立ち止まって、なぜ上手くいかないのか、理由を振り返ってみましょう。

日程調整が難しい

特に在職中で転職活動をしていると、面接などの日程調整は難しいですよね。土日に面接をしてくれる会社は限られていますし、平日夕方は仕事が忙しければ中々予定を空けることが難しそうです。

また有給休暇を申請しようにも、繁忙期であれば心情的に難しいところもあるでしょうか。

一応、有給休暇は労働者の権利であり、有給休暇を取得することで労働者に不利益を与えたり、有給休暇の理由によって有給休暇の申請を拒否することは法律で禁じられています。

それに、なにより大事なのは「あなたがあなたらしく働ける場所で働くこと」です。

もちろん今働く会社を大事にする気持ちは素晴らしいことですが、自分のためと思ってスケジュール調整をするようにしましょう。

書類選考が通らない

転職しよう!と思い立ち、いざ履歴書と職務経歴書を送付しても、志望した企業から不採用の通知が来てしまったら、それだけで意欲がそがれますよね。

そしてそれが何度も続けば、「疲れた」「嫌だ」という気持ちになるのも当然のことです。

もし振り返れる余力があるのなら、もう一度企業分析と自己分析をきっちり行いましょう。

・企業分析の考え方

企業分析とは、言ってしまえば「企業の欲しい人材を見極めること」です。

同じ営業職でも、既存顧客とじっくり付き合っている企業か、新規開拓をどんどん行っている企業かで、社風や求める人柄も異なってきます。

この企業は「丁寧な対応力」を重視しているのか、「フットワークの軽さ」を求めているのか、など。ホームページや説明会などを通して、じっくり調べていきましょう。

・自己分析の考え方

自己分析とは、言ってしまえば「自分がどのタイプの企業とならマッチングしやすいのか」を見極めることです。

自分の志向や経験を振り返り、「自分がより自分らしく、無理なく働ける」パターンを探していきましょう。

もし振り返れる余力が無い、疲れた、という方は一度転職活動から離れるのをオススメします。

もし在職中であれば一旦転職活動を辞めて今居る会社の業務に専念するか、離職中であれば趣味などでリフレッシュしましょう。

在職中の会社に居続けることで、心身の不調につながる、という方は休職、ないし退職するのも一つの手段です。

正社員であればまず雇用保険に加入しているので、自己都合退職であれば3ヶ月後に失業手当が給付されます。もしそれまでの貯蓄がある方は、それらも視野に入れて、ゆっくり心身の回復に努めましょう。

面接に手応えが無い

書類選考でいざ面接!と意気込んだのに不採用通知が届くと、意気消沈してしまいますよね。

また面接中の面接官の方の反応もイマイチで、なおかつそれが何度も続くと、自分自身が否定されたような気持ちになりがちです。

せっかくより良い働き方のために転職活動を決意したのに、転職活動で心身に不調をきたしてしまっては意味がありません。

「しんどい」「つかれた」という気持ちになったときは、まず一旦転職活動のことは忘れ、気持ちをリフレッシュさせましょう。

そして一旦気持ちを切り替えてから、面接の振り返りをしましょう。

面接とは、文章だけでは分からなかったあなたの人となりを見て、総合的に採用するかどうか判断する場所です。

ここで心がけて欲しいことは、「会社のほしい人材では無かった」ことは「あなた自身のやってきたこと」の否定ではありません。

その時の会社のメンバーや社風などで、同じ会社でもほしい人材には差異が出ます。そのことを念頭に置いて、あまり思い詰めないようにしましょう。

もし面接を振り返った際、「もっとこう言えば良かった」という点があるのなら、次に活かしましょう。そしてそれでも思い当たりがない時は、企業研究を行い、より企業のほしい人材を意識して面接に臨んでみるとよいでしょう。

長期化を避けよう!


旅行や留学など、計画的にブランクを過ごす方や、資格取得のために長期間休業する方など、あらかじめゴールが見えている方は別ですが、基本的に、転職活動は長期化をオススメしません。そしてできれば、転職活動は在職中に行った方がよいでしょう。

金銭的な不安が出てくる

もちろん、退職後の転職活動は、スケジュールも立てやすく、自分のために時間を使えるので転職活動がやりやすいのは事実です。

しかし、そもそも転職活動はお金がかかるもの。

今でこそオンライン面接が普及し直接会社に訪問する回数も減りましたが、それでも最終面接は本社に伺う場合がほとんどです。そこに向かうための交通費や、場合によってはスーツ代などがかかります。

不本意な会社に入社してしまう可能性も

特に金銭的な余裕が無くなると、給料のため不本意な会社に転職する、なんてことにもなりかねません。

在職中であれば、転職活動が上手くいかなくても今の会社に勤め続けるという選択ができ、生活も一定水準に保たれます。

金銭的な余裕が無い方は特に、転職活動は在職中に行いましょう。

長期化を避けるポイントはコレ!


転職活動の長期化は心身ともに余裕が無くなり、あまりよろしくない状態です。そのため、長期化を避けるポイントをご紹介していきます。

転職活動は在職中に行おう

前述したように、特に金銭的な余裕が無い方は、転職活動は在職中に行うのがベストです。

特に自己都合で退職した場合、雇用保険が支払われるのは3ヶ月間。

その間貯蓄でやりくりし、雇用保険をもらいながら次の職を探す、資格取得のために学校に通う、と明確なビジョンが決まっている場合は別ですが、衝動的に退職して準備のないままに転職活動を行っても、自分の思うような職に転職できず、また不本意な会社に転職、と負のスパイラルに陥る可能性があります。

もちろん現在の職場で働き続けることが難しい、と感じた場合は別ですが、もしまだ働き続けられるのでしたら、在職中での転職活動がベターです。

きっちり準備をしよう

前述したように、企業分析や自己分析を怠っては、書類選考や面接でうまくいかない可能性が高いです。

転職情報の長期化は心身共に余裕が無くなってきます。短期間で終わらせるためにも、その前段階で準備をきっちりと行いましょう。

期限を決めよう

在職中であっても「この会社ならいけるかも」とずるずる転職活動を続けていくと、在職中の会社の業務に支障をきたしかねません。

そのため、「○月までに転職が決まらなければ今の会社で頑張る」「この会社を受けてダメだったら終わる」と自分の中でラインを設定しておきましょう。

一般的に、転職市場においては応募から内定までは1ヶ月~長くても3ヶ月が基本です。

早い場合は2週間で決まることも。そのため、これ以上長くなり始めると、長期化のサインが出ていると思って下さい。

まとめ

今回は転職活動の長期化を回避するポイントをお伝えしてきました。ぜひ今回お伝えしたことを活かして、実りある転職活動につなげていただけたらと思います。

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Written by

古橋直樹

古橋直樹

関西大学を卒業後、大手人材会社で営業・新卒採用の人事を経て、求人検索エンジン会社で大阪支社の立ち上げを経験。2021年に起業し、現在は、20代~30代前半を中心にキャリアアドバイザーとして転職を支援。

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