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転職活動に疲れたら。ストレス解消と立ち直り方

転職活動を始めたものの、不採用が続いて思ったよりも長期化してしまった、という方も多くいるでしょう。書類選考が通らない、もしくは書類選考は通るけれど面接でダメだったなど、状況はさまざま。転職活動が長期化することで、不安やストレスがたまって心身の負担になってしまいます。

今回は、転職活動に疲れたときは休んでほしいということ、転職活動をする上で見直してほしいことを中心にお伝えしていきます。

転職活動に疲れたらまず休む


転職活動に疲れたときにしてほしいのは、なによりもまず休むこと。転職活動というのは、その活動だけでも疲れやストレスがたまってしまうものです。それに加えて不採用が続き、転職活動が長期化してしまっては、さらに心身へ負担がかかってしまいます。

転職先が決まらないという焦りから、「休んでいる暇なんてない、早く別の企業に応募しなければ」と考えてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、そんなときこそ一度立ち止まって休むことが大切なのです。

不安やストレスを抱えたままでは気持ちが後ろ向きになり、さらに長期化してしまう恐れがあります。転職活動が長期化し、次が決まらないのは本当に辛いものです。ぜひ、自分自身を労わって休むようにしてください。休む期間は可能であれば1ヵ月ほど、難しければ半月、1週間でも構いません。とにかく休む、これだけに集中してください。

転職活動に疲れたときの休み方

転職活動に疲れたときの休み方としては、とにかくあなたが好きなことをしてください。コロナ禍の影響で遠出は難しいかもしれませんが、近所に遊びに出かけるでもいいですし、ひたすら家で過ごしてもいいです。ここで重要なのは、あなたがしたいことだけをするということ。

また、休んでいるときには転職活動のことは忘れることをおススメします。どうしても気になってしまうという場合は、時間を決めて求人を眺める程度にしましょう。応募に必要な書類の作成や面接対策などは、一切しないでください。「今は、いずれ再開する転職活動を前向きに取り組むために必要な期間」だと考え、休むことに徹しましょう。

転職活動に疲れたと感じる原因とは


転職活動に疲れたと感じる原因はさまざまありますが、多くの人はこれから紹介することが主な原因ではないでしょうか。それでは一つひとつ見ていきます。

不採用が続くことによるストレス

疲れたと感じる1番の原因は、恐らくこれではないでしょうか。不採用が続くことで、だんだんと自信がなくなっていき、まるで人格を否定されているような気持ちになっていきます。「自分はなんてダメな人間なんだ・・・」と、ネガティブ思考になってしまうだけでなく、ひどくなると日常生活にも影響を及ぼすようにもなります。

貯金が減っていくことへの不安

在職中や実家暮らしなどで、生活費に余裕がある場合は大丈夫かもしれません。しかし、転職先を決める前に辞めてしまった場合や、一人暮らしをしている場合は貯金を切り崩して生活をしている人もいるでしょう。収入がないため、転職活動が長期化すればするほど、貯金が減っていきます。減っていく貯金残高を見て不安に感じる人も多いでしょう。

周囲への劣等感

転職先を決める前に仕事を辞めて転職活動が長期化してしまった場合、家族へ申し訳なさを感じたり、友人や知人と自分と比べてしまうことはないでしょうか。そして「周りはすごくがんばっている。それに比べて自分は劣っているダメな人間なんだ・・・」という劣等感に苛まれてしまうことがあります。そもそも、自分と他人を比較することは無意味なことです。自分は自分、他人には他人の価値観や人生があります。

あなたは転職活動をがんばっていたけれど、なかなか上手くいかない。だから少し休む必要がある。それでいいじゃありませんか。

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転職活動を再開する前に見直してほしいこと


転職活動に疲れたら、まず休むことが大切とお伝えしてきました。それでは次に、しっかりと休む、改めて転職活動を再開する前に見直してほしいことについてお話していきます。

自己分析

転職活動を見直す第一歩として、自己分析をしてみましょう。自己分析をする上で、以下のことに着目してみてください。

・これまでの仕事で自分が積み上げてきたこと
・持っている資格
・自分の長所と短所

これらを分析して、キャリアの棚卸をします。そしてそれが終わったら、次に以下のことを洗い出します。

・自分の持っている資格や長所で活かせる職種はなにか
・自分はどんな仕事について、どうなっていきたいのか
・転職先で絶対に譲れないこと(給与が高い、休日が多いなどの条件面)
・転職先で妥協できること(給与が高いけれど、休日が少ないなどの妥協点)

上記のことを洗い出すことで、自分の経歴を活かせる仕事や転職先に求める条件などがはっきりと見えてきます。自分が次に応募したい求人を探しやすくなるでしょう。

書類作成や面接対策

転職活動を休む前に作成した、書類の見直しをしてみましょう。先にお伝えした自己分析をすることで、改めて自分のことが見えてきたはず。その見えてきた部分の中から、応募書類に書けるようなものがないか探し、志望動機や自己PRに反映させましょう。

また、面接対策も見直すべき点です。「前回の面接はどうしてダメだったのか」「どこがいけなかったのか」という風に振り返りをしてみましょう。例えば、志望動機が弱かったり、面接官と目を合わせずに話していたなど、なにかしらの反省点が出てくるはずです。

有名・大手企業ばかりに応募していないか

転職を考える人の多くが、現職になんらかの不安を持っている場合がほとんど。そのため、次こそはいい職場で働きたいという気持ちから、有名企業や大手企業ばかりに応募していませんでしょうか。有名だったり大手の企業ほど、倍率が高くなるだけでなく、選考のハードルも高く設定されています。

これまで不採用が続いたのは、決してあなたの能力が低いわけではなく、選考のハードルが高いだけだったのかもしれません。自己分析をすることで本当に就きたい仕事が見えてきたはずなので、有名・大手だけに絞るのではなく、あなたにとってベストな企業に応募するようにしましょう。

転職先が決まっても油断しない

しっかりと休息をとり、転職活動の見直しもばっちり。そして晴れて転職先が見つかったとしても、そこで終わりではありません。転職活動が長期化して、疲れたと感じると内定を貰うことがゴールと考えてしまいがちです。しかし、内定こそスタートなのです。また、新しい職場では慣れないことも多く、環境や仕事に慣れるまではストレスがかかってしまいます。

そのため、「やっと転職先が決まって安心」という気持ちもわかりますが、新しい環境では、また別のストレスが発生するということを覚悟しておきましょう。これは、どれだけ良い職場であってもいえること。以前の職場よりも良い環境であったとしても、少なからずストレスがあるということを覚えておいてください。

まとめ

転職活動の長期化により、疲れたと感じることは珍しくありません。そんなときに重要なのは、自分の心身を労わって休むこと。どうしても焦ってしまったり、次が決まらない不安な気持ちが強くなりがちですが、まずは休むことが大切なのです。しっかりと休んだ後は、転職活動の見直しをすることも忘れずに。

もし、自分一人で転職活動の見直しをすることが難しいと感じたならば、身近な人に相談するのも手です。身近な人に話しづらいならば、無料で利用できるキャリアアドバイザーに相談してみるのも良いでしょう。見直しだけでなく、あなたに合った求人を紹介してくれるのでおススメです。

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Written by

ハレダス編集部

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