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転職の面接で土日は可能?進め方から注意点をご紹介!

土日に面接を受けたい!


在職中に転職活動をするにあたり、頭を悩ませるのが「面接」。

土日に仕事をしており、平日に休みが取れる職種であれば問題ありませんが、平日勤務で、土日が休み、という職種で働いている方は、中々時間が取りにくいのが現状でしょう。

面接に柔軟な企業は増えている

コロナ禍の影響もあって、面接をオンライン上で行う企業は増えています。

また土日両日は難しくとも、土曜日ないし日曜日どちらかであれば面接OKな企業や、祝日がOKであったり、平日夕方の面接が可能な求人も増えています。

転職サイトでは面接に柔軟な企業の特集や検索項目もできていますので、ぜひそちらをチェックしてみましょう。

志望企業が決まっている方は【自分で時間をつくろう】


土日に面接がしたい!と思っている方と一口に言っても、「転職したい企業が決まっている方」から「とりあえず転職先を探している方」などさまざまな方がいらっしゃることでしょう。

そこで今回は、2つのタイプに分けて、オススメの方法をお伝えしていきます。

まず、志望企業が決まっている方は、土日に面接が無いからと諦めるのは惜しい行為です。自分で時間をつくるところから初めてみましょう。

有給休暇を取得しよう

確実なのは、有給休暇を取得することです。

ここで有給休暇申請理由を真面目に「転職活動」と言う必要は無く、あくまで「一身上の都合」で構いません。

もちろん罪悪感を抱くかもしれませんが、逆に「転職活動します」と言って有給休暇を申請された方も、どう処理すればいいか判断に悩むため、双方のためにも理由の明言はさけた方が良いでしょう。

また虚偽の報告は何かしら罰則があるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、そもそも、有給休暇は労働者の権利です。

企業側が有給休暇の申請理由を聞くことは違法ではありませんが、例えば「遊びに行きます」という理由を聞いて「それでは有休を認められません」と企業が言い出すことは不当な扱い、とされています。

過去にも「⽩⽯営林署事件」という事件で、企業側は有休の使い⽅を理由に有休を認めないことは許されない、最高裁が判決を下しています。

そこから年休自由利用の原則という考えが生まれ今に至っているため、「一身上の都合」は全く問題ないのです。

また大前提として有給休暇は一定の要件を満たした全ての労働者に取得する権利があり、正社員に限らず、パートやアルバイトでも申請が可能です。

そのため「うちには有給休暇なんて無い」なんて会社はそもそも労働基準法違反であり、理論としても破綻していると覚えておきましょう。

お伺いを立ててみよう

とはいえ、繁忙期や職場の関係上、有給休暇を申請すると角が立ちそう、と思われる方も多いかもしれません。

その際、一度この日に面接ができないかどうか、メールや電話などでお伺いを立ててみましょう。

転職サイトからの応募した場合、面接の候補日を選択することができますので、その際別の希望日を設定することもできるでしょう。

ここで注意したいのは、「心象イメージがマイナスにならないようにすること」。

基本平日出社の企業において、土日の面接はマンパワーが余計にかかります。それをお願いするだけでも、採用選考に進めない可能性もでてきます。

そのため、まずは平日の夕方などなるべく企業側の負担が無い時間帯から設定し、お伺いを立ててみましょう。

退職後に面接を行おう

また、資格取得やスキルアップなど、きちんと計画が立てられているなら、退職してから面接を受けるのも一つの手段です。

面接の時間日程も決めやすく、複数の会社に応募することも容易なので、スケジュールを立てやすいのは確かな利点でしょう。

しかし、転職活動にはお金がかかります。雇用保険もありますが、申請は離職日から1ヶ月後で、しかも自己都合での退職の場合給付期間は3ヶ月と、退職後の転職活動は、金銭的な余裕がなければ難しいのは事実です。

金銭的に余裕が無く、明確な転職先が無い場合、退職後の転職活動はあまりオススメできません。きちんと自分の状況を判断して決めましょう。

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とりあえず転職したい方は【まず準備をしよう】


現在の会社に不満があり、とりあえずどこでもいいので転職先を探している方もいらっしゃるでしょう。

その際、すぐさま転職に乗り出すのではなく、きちんと業界研究や自己分析をした上での転職をオススメします。

もし転職をしても、想像と違ったのでまた転職、ということになってしまってはブランク期間が長くなってしまいます。

職場で不満があったとしても、衝動的にならず準備を行うことが必要となってくるでしょう。

転職の理由をきちんと言葉にしよう

転職理由が「前の会社の不満」だけではNGです。

それでは企業の不安払拭につながらず、むしろ「この人は嫌なことがあればすぐに辞める人だ」と思われ、採用につながりにくくなります。

もちろん、前の会社の不満はあるにしろ、「自分にはやりたいことがあるけど、前の会社ではできなかった。貴社でならできると感じたので転職を決意した」という風に「自分は長く働ける存在である」と不安払拭に努めることを忘れないようにしましょう。

働く上で何を大切にしたいか決めよう

土日に面接を行ってくれる会社というのは、当然ですが、土日に仕事を行っている会社が多いです。

あなたが土日別に休みじゃ無くても構わない、というタイプであれば大丈夫でしょうが、土日絶対休みたい!というタイプであれば別の方法を探る必要があります。

このように、とりあえず転職先を探しても、まずは「自分が大切にしたいこと」だけはもっておきましょう。

正直な話、100%自分に合った転職先が見つかる確率はかなり低いと言わざるをえません。

「この仕事をやりたかったからこの会社に入社した。だからこの不満に関しては目をつむろう」など、折り合いを付けることも必要だと思って下さい。

土日に面接を実施してくれる業界


ここまでタイプ別にオススメの方法をお伝えしてきましたが、ではどのような業界であったら土日でも難なく面接を受けられるのか、下記にお伝えしていきます。

土日が仕事の会社

前述したように、土日に面接を行ってくれる会社の特徴として、まず土日が勤務日の会社が挙げられます。

飲食店を始めとしたサービス業や医療、介護、など平日や土日関わらず働く必要がある業界は基本土日も職員が勤務していることが多いため、土日に面接を受けたい、と思って転職先を探す上での有力候補となるでしょう。

ベンチャー気質の会社

またバリバリ仕事をやっていきたい、いわゆるベンチャー気質の会社は土日が休みでも面接の時間を設けてくれる可能性は高いです。

設立年が若く、少数精鋭で業務に当たっている企業はその可能性が高いので、もし興味のある分野でしたら応募してみるのも一つの手段でしょう。

まとめ

今回は土日に面接を受ける方法についてお伝えしてきました。さまざまなケースがあると思いますので、ぜひ今回伝えたことを活かして、よりよい転職活動につなげてください。

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Written by

ハレダス編集部

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