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転職の書類選考期間はどれくらい?期間の目安と遅いときの対処法

転職のために書類を提出したけれど、企業からなかなか連絡がこないと不安になってしまう方も多いと思います。選考を通過しなかったから連絡が来ないのか、それとも単純に時間がかかっているだけなのか、もしかしたら郵送中のトラブルで書類そのものが到着していないのかもと、さまざまな思いがよぎるかもしれません。

そのような不安を少しでも和らげるために、転職の書類選考期間の目安と時間がかかるときの対処法を紹介します。

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転職の書類選考期間はどれくらい?

転職活動における書類の選考期間はどのくらいになるのでしょうか。もちろん企業によって異なりますが、おおよその目安を紹介するので参考にしてみてください。

平均的には10営業日程度 

多くの企業は10日程度で選考結果の連絡が来ます。そのため、土日祝日を挟んだ場合は、2週間程度かかるところがほとんどでしょう。

社内のルールや業務の忙しさによっても異なりますが、2週間以上経過した後でも連絡がない場合は、こちらから問い合わせたほうがよいかもしれません。

1か月かかる場合も

企業によっては選考結果の連絡がくるまでに、1か月かかったという事例もあります。企業規模が小さく、選考作業が追いついていない可能性もあるかもしれませんが、そもそも不採用だった場合は連絡しないという企業もあります。

よって、1か月経っても連絡がない場合は、企業側に確認してみましょう。

企業によって期間が異なる?

書類選考の期間は明確に定められているわけではないので、企業の大きさによっても異なります。

中小企業は比較的早い

数十人程度の中小企業は、書類による選考結果は比較的早く届く傾向にあるようです。社内で重要なポストにいる方の元に書類が早く届きやすく、興味を持ってもらえれば面接がすぐに決まるケースが多いためでしょう。

ときには応募数が企業の対応できる人数を超えていて、業務が追い付かず次の連絡が遅れたり結果通知の連絡が漏れてしまったりする状況もあるかもしれません。中小企業の書類選考結果があまりに遅い場合は、こちらから連絡を入れてみてもよいでしょう。

大手企業は時間がかかることも

大手企業では、現場の責任者や決定権を持つ担当者へ書類が回るまでに、時間がかかってしまいがちです。首尾よく書類選考を通過しても、次の面接をセッティングするために、さらに時間を要することもあるでしょう。

したがって、返答までに2週間程度の機関が必要なことを覚悟しておくとよさそうです。

外資系企業は1週間~10日

外資系企業の書類選考期間は一般的に1週間から10日程度といわれています。そのため、書類選考の結果が来るまでの期間も、その程度の期間になると考えてよいでしょう。

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書類選考に時間がかかる理由

書類選考に必要以上に時間がかかっていると感じたとき、想定される理由をまとめました。

選考対象者が多い

応募者が多すぎることが原因で、選考に時間がかかっている可能性があります。

例えば、応募者が50人いたとして1人目が自分だった場合、自分の書類選考は終わっていても、50人全員の選考を終えるまで通知を出さないといったルールを決めている企業もあるようです。効率よく選考を進めるために、そのような方法をとっている企業は少なくないでしょう。

また、単純に応募者が多いと、企業側でも誰を採用すべきか頭を悩ませている場合も考えられます。

社内体制が整っていない

例えば、新人研修と期間が重なり優先順位が下がっていたり、新たな事業のスタートによって忙しかったりする場合には、書類選考が後回しになってしまうこともあるようです。小規模企業では、選考の担当者が定まっておらず処理できていなかったり、人事異動のタイミングで新しい採用担当者が不慣れで時間がかかってしまったりすることなども想定されるでしょう。

また、書類を回す際に上司がタイミング悪く出張中で対応できないことや、人事担当者が別件で長期不在となっていて書類を開封していないということもあるかもしれません。

転職エージェントの事情

転職エージェントを介した転職活動では、選考結果を保留にしたまま連絡しないケースもあります。その理由としては、応募先の企業からある程度応募人数が揃ってから応募書類を提出するように指示されており、企業への提出を保留しているためなどです。

あるいは転職エージェントの能力が低く、企業の採用担当者と関係性が築けていないために時間がかかっていることも考えられます。さらに、ひどい場合には、転職エージェントが書類の提出を忘れてしまっているケースもごくまれにみられるようです。

不採用になっている

選考結果の連絡がなかなか来ない場合は、不採用になっている可能性を疑うことも必要です。基本的には不採用でも連絡をする企業がほとんどですが、採用した応募者より優先順位は下がるため、連絡の順番が遅くなることはあるようです。

また、不採用者にはまとめて不採用通知を出すため、他の応募者の選考を待っていることもあります。不採用通知は基本的に電話ではなく郵送か転職サイトのメッセージで送られるため「実は郵便が届いていた」「転職サイトのメッセージに気づけなかった」ということもあるかもしれません。

書類選考に時間がかかっているときの対処法

書類選考の結果がなかなか来ない、書類選考に時間がかかっているときには、どのような対処法をとるべきでしょうか。大きく2つに分けられます。

他の企業にも応募しておく

書類選考に時間がかかっていると感じたら、潔く一旦忘れ、他の企業にも応募しておくとよいでしょう。

選考結果を待つ時間も他企業への応募に集中していれば気もまぎれます。また、何より不採用だった場合に、すぐ次の行動に移れるからです。企業側は複数の応募者の中から採用する人材を決めているため、応募する側も複数の企業から選ぶ気持ちで臨むとよいかもしれません。

合格しているかどうか確認する

あまりにも書類選考の結果が遅い場合には、思い切って合否の結果を問い合わせてみるのも一案です。

少なくとも2週間はじっと待ち、それでも連絡がこなかった場合は、一度企業側に問い合わせてみましょう。企業側の選考体制が整っておらず書類を見ていなかったり、選考に取り組んですらいなかったりする場合には、リマインドとしての機能を発揮します。

また、ごくまれではありますが、郵送トラブルによってそもそも書類が到着していないこともあります。合否確認の連絡を入れることで、トラブル解決につながる場合もあるため心配な場合は確認してみることがおすすめです。

実際に問い合わせをする場合は「まだですか?」と結果を急ぐような角が立つ表現はくれぐれも控えましょう。企業側も忙しい中、選考に時間を割いてくれています。まずは連絡に応じてくれたことへの感謝を述べ、面接の機会を心待ちにしている旨を伝えましょう。

書類選考に時間がかかっても慌てずに

転職活動において書類選考に時間がかかっているときの理由と、対処法についてまとめました。企業側の諸事情や不採用という理由で、選考結果の通知が遅くなることがあります。

少なくとも2週間は待ち、それでも通知が来なければ、こちらから連絡してみるのがよいでしょう。また、書類選考の結果が遅いと感じたら、並行して他の企業の応募もすすめておくことが、スムーズに転職するコツです。

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Written by

ハレダス編集部

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