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転職・副業

転職の面接で企業が即内定を出す理由とは!?

転職の面接で即内定を出されたらすぐ返事をすべき?


転職活動でさまざまな企業の面接を受ける中、その場で即内定を出されたという経験がある方もいるのではないでしょうか。

内定を貰えたという嬉しさから即答でYesと伝えてしまった、もしく入社してしまいそうになったことがあるかもしれません。または、通常であれば内定が出るまでは少なくとも1~2週間はかかるはずと、不安に感じてしまうと思います。

面接が終わってその場で即内定が出るということは、返事もその場でする必要があります。ただ、返事をするといっても必ずしもYesかNoかで答える必要はありません。返事を保留するという答え方もあります。

余程入りたかった企業でない限りはその場で答えずに、保留して良く考えることをおすすめします。その場合は、企業側から期間を指定されたのならその期間内に、自分で期間を指定する場合は3~5日程度で返事をするようにしましょう。

注意してほしいのは、その場でYesと答えなければ内定取り消しになる可能性があるということです。企業側としてはすぐにでも働ける人材が欲しいので、少しの期間も待っていられないのでしょう。

数日も待っていられないほど余裕がない会社とも考えられるので、入社をしないという判断をしてもいいかもしれません。いずれにしても返事を保留にする場合は、内定取り消しになるリスクがあることを覚えておいてください。

転職の面接で即内定を出す意図


それでは次に、転職の面接で企業側が即内定を出す4つの意図について紹介していきます。一つひとつ見ていきましょう。

優秀な人材の確保のため

転職活動は1社ずつ応募するわけではなく、複数社同時に応募して進めていくパターンが多いです。これは企業側も把握しています。そのため、他社に優秀な人材をとられないため早めに確保しておこうという意図があります。自社で内定を出すかどうかの検討をしているうちに、他社で内定が出てそちらに入社されてしまうのを防ぐためなのです。

企業にとってあなたが、優秀で価値のある人材だと思われているという意味でもあります。

決定権を持つ人間が面接をしているため

最終面接では企業の社長や幹部など、経営陣が面接官となっているケースが多くあります。また、採用に関しての最終的な決定権を持つ役職の人が参加していることも。この場合は、企業で決定権を持つ人物がその場にいるため、即内定が出るというパターンです。

すでに内定が決まっていたため

一次面接の段階でほぼ内定が決まっていた場合、最終面接では選考というよりは意思確認に近い形になります。そのため、意思確認ができたその場で即内定が出るというパターンです。このような形式をとる企業は、求人に最終面接(意思確認)というように記載があることがあります。もし記載があった場合は、面接終了後に即内定が出るかもしれないと考えておいても良いでしょう。

とにかく人手が欲しいため

人手不足でとにかく人手が欲しい、という場合も即内定が出ることがあります。直近で誰か辞めてしまったのか、そもそも人の入れ替わりが激しいいわゆるブラック企業なのか。応募前には企業の口コミを見るなどして、情報集を怠らないようにしましょう。

即内定を出された際の対応


面接終了後に即内定を出された場合、どのような対応をとれば良いのでしょうか。冒頭でもお伝えしたように、その場でYesかNoかで答える必要はありません。内定を貰えた嬉しさのあまり、思わず「はい!よろしくお願いいたします」と元気に返事をしてしまいそうな気持ちを抑えて、一旦冷静になりましょう。

ここでは、「返事を保留にしたい場合」と「その場ですぐに返事をする場合」の2パターンに分けて紹介していきます。

返事を保留にしたい場合

面接終了後に即内定が出たときには、まずは返事を保留することをおすすめします。そして数日間、落ち着いて考える時間を作りましょう。他にも選考が進んでる企業があれば、そちらからの結果も出るかもしれません。保留したい場合の答え方としては、以下を参考にしてみてください。

【答え方1】
ありがとうございます、とても嬉しく感じて思います。内定をいただいたのにも関わらず大変恐縮ではございますが、〇日まで返事をお待ちいただくことは可能でしょうか。

※ポイント
まずは内定を貰えたことにお礼を伝えましょう。そして〇日までと、返事を待ってもらう具体的な日数も入れるとスムーズです。前述したように日数としては、3~5日間にしましょう。

【答え方2】
ありがとうございます、とても嬉しく感じて思います。内定をいただいたのにも関わらず大変恐縮ではございますが、現在他の企業も選考中のため、後悔のないよう慎重に判断したいと考えております。〇日まで返事をお待ちいただくことは可能でしょうか。

※ポイント
答え方1に「他の企業も選考中」という理由をつけたパターンです。転職者が同時に複数社へ応募していることを企業側もある程度想定しています。他の企業も選考中のためと、ただ伝えるよりは「後悔のないように慎重に判断したい」と付け加えることで真剣さが伝わります。

【答え方3】
ありがとうございます、とても嬉しく感じて思います。内定をいただいたのにも関わらず大変恐縮ではございますが、一度家族とも相談させていただきたく存じます。そのため、〇日まで返事をお待ちいただくことは可能でしょうか。

※ポイント
こちらは返事を保留する理由を「家族との相談」にしたパターンです。特に家庭を持っている方は、どんな仕事をするかを家族と話し合うのは重要なことでしょう。企業側もそれを考慮してくれるはずです。

その場ですぐに返事をする場合

返事を保留せずにその場でする場合は、「ありがとうございます。よろしくお願いします」とお礼も添えて伝えると良いでしょう。繰り返しになりますが、その場ですぐに返事はせずに、一旦保留にして冷静に考えることをおすすめします。

即内定を出されたらブラック企業なのか?


これまでお伝えしてきたように、即内定を出す意図としてはさまざまな理由があります。しかし、長時間の残業や職場環境が著しく悪いなどの理由から離職率が高く、常に人手不足に陥っている企業も少なくないのも事実。「即内定を出す=ブラック企業」というわけではありませんが、注意する必要があるのは確かです。

そこで重要になるのは事前の企業研究です。企業のホームページはもちろん、求人や口コミサイトでしっかりとリサーチをした上で応募するようにしましょう。そうすることで、ブラック企業への応募を避けることにも繋がります。

まとめ

転職における面接で即内定を出す企業は、必ずしもブラック企業とはいえません。しかし、慎重に判断する必要があります。企業にどのような意図があるにせよ、その場ですぐに返事をするのは避けましょう。

まだまだ日本では、転職回数や勤務年数を重要視する傾向があります。入社してすぐに辞めてしまうことになっては、経歴に傷がついてしまい、次の転職で不利になってしまいます。

転職を急がなければならない状況だったとしても、じっくりと企業研究をして、自分らしく働けるところを見つけてください。応援しています!

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Written by

ハレダス編集部

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