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転職・副業

未経験から英語を使う仕事に転職するには?業界別で必要な英語力、転職のコツを紹介

グローバル社会が加速し、国内でも英語を社内の公用語としたり、英語を話せる人の採用を積極化したりする企業も増えてきました。

そこで今回は、未経験から英語を使う仕事への転職を考える人に向けて、英語を使う仕事の種類や業界別で必要な英語力を紹介。合わせて転職のコツも紹介しますので、参考にしてみてください!

▼この記事を読めばわかること
・英語を使う仕事の種類
・業界別・職種別の必要な英語力
・未経験から英語を使う仕事に転職するためのコツ
・英語力・スキルをPRできる資格

英語を使う仕事とは?業界別・職種別の必要な英語力


英語を使って働く業種・職種は多くあります。まずは、英語を使う仕事の種類や業界別・職種別の必要な英語力を紹介します。

英語を使う仕事の種類

英語を使って働く仕事は、具体的には以下のような職種が挙げられます。

接客系 ホテルのフロントスタッフ、テーマパークや観光地のスタッフ、ツアーコンダクター、空港グランドスタッフなど
フロント業務系 海外営業、コンサルタントなど
バックオフィス系 貿易事務、英文事務、外資系企業の役員クラス秘書など
技術系 外資系企業のSE、生産技術職など
その他 通訳、バイヤー、通関士、ALTコーディネーター、英語教師など

このように、さまざまな業界・職種で英語を使って働くことができます。

業界別・職種別の必要な英語力

英語を使う仕事は多くありますが、業界や職種、拠点が国内にあるか海外にあるかなどによって、求められる英語力が異なります。

例えば「英語は好きである程度は話せるけど、ビジネス英語はわからない」という初級レベルであれば、英語力を必須としていない接客系のお仕事や、児童英会話講師、通関士などがおすすめ。
「英語能力にそこそこの⾃信があり、ビジネス英語もわかる」という中級レベルであれば、グローバル展開をしている企業の⼈事や空港のグランドスタッフ、採用要件に英語が入っていない企業のコンサルタントなどに就くことができます。
「日常会話だけでなくビジネス英語にも困らない」という上級レベルなら、海外営業や通訳・翻訳、貿易事務などでも通用するでしょう。

英語を使う仕事に転職するためのポイント


未経験から英語を使う仕事に転職するには、自分のビジョンを明確にしたり、TOEICで高スコアを狙ったりなど、さまざまな方法があります。具体的に紹介していきますので、参考にしてみてください。

「自分の将来のビジョンは何か」「英語を使って何ができるか」を明確にする

未経験から英語を使う仕事に転職する場合、まずは仕事における将来のビジョンを明確にすることが大切。そして、ひと口に英語を使う仕事といっても、求められるスキルは対象となる業務はさまざまです。英語力に加えて、バックオフィス業務なら事務スキルやパソコンスキル、接客業なら対人スキルなどが求められます。

そのため、自分が英語を使う仕事で何がしたいのか、どうなりたいのか、どんなことができるのかなどを明確にした上で、英語以外のスキルも習得&アピールすることが重要です。

契約社員や派遣社員として実務経験を重ねる

未経験からいきなり正社員で英語を使う仕事に就くのは無理ではありませんが、少しハードルが高め。そのため、契約社員や派遣社員として英語を使う仕事の実務経験を積むのもひとつの手です。必要なスキル・経験を現場で学び、段階的に理想とする仕事への転職を叶えるのも良いでしょう。

TOEICで高スコアを獲得する

英語力をはかる一つの基準として、TOEICがあります。TOEICは、アメリカの非営利団体・ETSが運営する英語力をはかるための世界共通のテストです。日本の英語検定のように合格・不合格ではなく、自分の現在の英語力をスコアで把握できるのが特徴。点数は990点満点で内訳はリーディングが495点、リスニングが495点です。

英語力を必要とする企業の求人の応募条件には「TOEIC◎点以上」と記載されていることも多く、高スコアなら確かなアピールにつながります。TOEICの平均スコアは、600点前後と言われていることから、700点以上をとると高スコアをアピールできそうです。

英語力・スキルをPRできる資格一覧


高い英語力を必要としない企業でも、多くの求職者が応募してきた場合、英語力がありそうな人を採用したいと考えるのが一般的です。英語力やスキルをPRできる資格試験といえば、TOEICが有名ですが、そのほかにも英語力を客観的に示せる試験は多数あります。どんなものがあるのか、具体的に以下で紹介していきます。

英検(実用英語技能検定)

「英検(実用英語技能検定)」は「公益財団法人 日本英語検定協会」が主催する国内最大級の英語検定試験のひとつです。1級から5級まで7つの級があり、小学生から社会人まで幅広い世代が受験しています。社会生活で活用できる程度の英語力を示すためには、英検2級以上の級が有効です。

TOEFL

「TOEFL」は、アメリカのNPOが主催する英語を母語としない留学希望者の英語力を測るためにはじまった英語試験です。リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つで構成されており、TOEICよりも難易度が高いと言われています。そのため、TOEFLで高スコアを獲得し、アピールすれば英語力は示せますが、もともと留学希望者向けにはじまった試験のため、国内での就職・転職を希望する場合には、TOEICで高スコアを狙う方が効率的でしょう。

IELTS

「IELTS」は、留学や海外での就職・移住における英語力の証明に最適な英語試験です。世界140カ国以上で実施されていて、日本でも広まりつつあります。リスニング・リーディング・ライティングに加え、スピーキングの面接試験で構成されています。カナダやオーストラリア、イギリスなどへの留学・移住を目指している方や、英語力高さを証明したい人におすすめです。

BULATS

「BULATS」とはBusiness Language Testing Serviceの略で、ビジネスシーンに必要な英語対話能力を測る試験です。リスニング・リーディング・ライティング・ライティングの4つで構成されています。ただし、2019年で「BULATS」としての試験は終了しており、現在は「Linguaskill Business」としてリブランディングされています。試験目的は変わらずで、外資系企業や海外企業、国際機関への転職におすすめです。

未経験でも英語を使う仕事に転職は可能


これまで紹介してきたように、さまざまな業界・職種で英語を使って働くことができます。なかには求人の応募条件に英語力を必須としない企業もありますので、未経験や英語力に自信のない人でもすぐ転職できる場合も。

ただし、中級以上の英語力が必要な業界・職種であれば、自己学習や経験は欠かせません。英語力をしっかりアピールできるように、今回紹介した資格で高スコアを目指すなど、試してみてくださいね。

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Written by

ハレダス編集部

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