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転職・副業

【例文アリ】在職中の転職面接。「平日」に指定されたら?対処法をご紹介!

在職中の転職活動で頭を悩ませるのが「面接」。土曜日やオンラインなどで対応してくれる会社であればいいのですが、平日に対面形式で会社に伺う必要がある場合、中々調整しづらいですよね。

そこで今回は、面接に「平日」が指定された時の対処法をご紹介。ぜひ今後の転職活動に役立ててもらえたらと思います。

在職中であれば、まずは自分で調整を


せっかく書類選考を通過し、面接まで来たのですから、ここでいきなり面接の日程、時間調整を言いだして相手企業の心象イメージを悪くするのは下策というもの。まずは自分で時間をつくっていきましょう。

有給休暇を取得しよう

まず確実な手段として、有給休暇を取得することがあげられます。

有給休暇申請理由はあくまで「一身上の都合」で構いません。もっと詳しく理由を述べる必要があるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、そもそも大前提として、有給休暇は一定の要件を満たした全ての労働者に取得する権利があり、正社員に限らず、パートやアルバイトでも申請が可能です。

有給休暇申請に気まずい思いをする必要はない

また企業側が有給休暇の申請理由を聞くことは違法ではありませんが、例えば「遊びに行きます」という理由を聞いて「それでは有休を認められません」と企業が言い出すことは不当な扱い、とされています。

過去にも「⽩⽯営林署事件」という事件で、企業側は有休の使い⽅を理由に有休を認めないことは許されない、最高裁が判決を下しています。そこから年休自由利用の原則という考えが生まれ今に至っているため、「一身上の都合」は全く問題ないのです。

よって、有給休暇をきちんと受理する会社に勤めているならば、有給休暇を申請して、企業の指定した時間で面接を受けに行くのがベストの方法と言えるでしょう。

有休の理由例

しかし、いざ有給休暇を申請するとなると、やはり「一身上の都合です」と素っ気なく伝えるより、当たり障りのない理由を使って穏便に済ませたい、という気持ちもでてきます。

そのため、有給休暇の理由は気を遣うことでしょう。

現在、働き方改革の一環として、企業は従業員に対して年5日の年次有給休暇を取得させる義務が発生しています。もし会社から有休を取得するように、と言われているのであればこれを理由に有給休暇を取得していきましょう。

またよくある理由として「施設の予約」があげられます。

 「病院を予約したらこの日しか取れなかった」
 「ガスの点検の立ち会いがこの日に指定された」

など、自分が決めたわけではないが、その日では無いと困る、というような理由で日程を指定することで、よりスムーズに有給休暇を取得することができるでしょう。

難しければ企業側に面接を調整してもらおう


しかし、繁忙期や年度末は会社全体が忙しく、なかなか有給休暇を申請しにくい、という方も多いでしょう。

もしどうしても自分で日程の調整が難しい場合は、相手方に調整できるかどうか、お伺いしてみましょう。

ここで注意したいのは、「心象イメージがマイナスにならないようにすること」。

企業が提案した日程では難しいと返信することは、企業側のマンパワーを余計に割いてもらうことに直結します。会社によっては「仕事の日程も調整できないなんて」と捉えられかねません。よくよく企業研究を行った上で、調整のお伺いをするようにしましょう。

オンライン面接が可能か調整してみよう

時間の都合的に会社に伺うのは難しいが、オンラインでならば可能、ということであれば、一度オンラインで可能かどうか伺ってみましょう。

コロナ禍の影響もあって面接をオンライン上で行う企業は増えており、現在において調整しやすい方法のひとつとも言えます。まずは時間を調整し、オンライン面接が可能かどうか伺ってみましょう。

夕方や早朝で調整してみよう

オンラインでも難しい場合は、夕方や早朝で調整してみましょう。ただ覚えておくべきこととして、勤務時間帯外の夕方や早朝の面接は、人事部の方にとって超過勤務となる可能性があります。

そのため、平日の夕方で調整するとしても、なるべく企業側の負担が無い早めの時間帯を設定し、調整を行ってみましょう。調整してもらえるのが当たり前、とは思わずにきちんとお礼を言うことも忘れずに。

土日で調整してみよう

会社によっては、土日でも面接を受けられる場合があります。主にサービス業界など、土日でも会社内で誰かが働いている場合です。

ですがこれは、平日より難易度が高いと思ってください。面接を受ける側としては休みに受けられるため楽ですが、人事部の方からすれば休日出勤に変わりありません。しかも一人だけの面接のために休日出勤してくれ、と頼むことは「相手方の都合を考えない人だ」と心象イメージの低下に直結します。

そのため、土日で調整する際は、企業分析をよく行った上で「可能であれば」と付け足すレベルで行いましょう。

退職後に面接を行うのも一つの手段

また、資格取得やスキルアップなど、きちんと計画が立てられているなら、退職してから面接を受けるのも一つの手段です。

面接の時間日程も決めやすく、複数の会社に応募することも容易なので、スケジュールを立てやすいのは確かな利点でしょう。

しかし、転職活動にはお金がかかります。雇用保険もありますが、申請は離職日から1ヶ月後で、しかも自己都合での退職の場合給付期間は3ヶ月と、退職後の転職活動は、金銭的な余裕がなければ難しいのは事実です。

金銭的に余裕が無く、明確な転職先が無い場合、退職後の転職活動はあまりオススメできません。きちんと自分の状況を判断して決めましょう。

【例文】日程調整する際のメール文


ではここからは、日程を調整する際のメール文章をお伝えしていきますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

文章のポイント

まず、提示された日程で調整できないことについて、お詫びを伝えましょう。

その上で、なぜその日程が難しいか理由をきちんと説明し、複数の候補日を伝えることで、より面接を希望する、という意欲を伝えることができます。

メール文章

件名:面接日程の調整のお願い(氏名)

株式会社□□
人事部
××様

お世話になっております。
先日、貴社の求人に応募させていただいた××(フルネーム)と申します。

この度は面接日程のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
私事で大変恐縮なのですが、ご提示いただきました日程は会議の予定が入っており、 面接に伺うことが難しい状況です。
以下の日程であれば、お伺いすることが可能ですが、いかがでしょうか?

・●月●日(●)×時~▼時
・●月●日(●)×時~×時
・●月●日(●)×時以降、いつでも調整可能

お忙しい中ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
ご検討のほど、何卒よろしくお願い致します。


名前
メールアドレス
携帯番号

まとめ

今回は在職中の転職面接に「平日」が指定された時の対処法をご紹介してきました。

面接が調整できるかどうかは、まさに相手方の企業次第。さまざまなケースがあると思いますので、ぜひ今回伝えたことを活かして、よりよい転職活動につなげてください。

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Written by

HAKU

HAKU

大手人材会社にて、法人営業を経験後、制作部門に異動し製造、IT、飲食、エンタメとあらゆる業界の上場企業からスタートアップのベンチャーなど、10年超のキャリアにおいて約3000社以上の企業の取材・制作・ライティングを実施。関西の制作責任者を務めた後、フリーランスにて活動を開始。

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