2020年に設立された「株式会社ジェンティーレ」は、各携帯キャリアの携帯販売及び契約業務を受託する「アウトソーシング事業」や、イベント企画や運営・管理を行う「イベント事業」、さらには施設や家庭の草刈り・剪定、ハウスクリーニングまで行う便利屋事業の「らくにわ」など、幅広い事業を展開する会社です。
代表を務める山口 祐太(やまぐち ゆうた)さんは、新卒で入社した転職支援や人材派遣を専門に扱う企業で7年勤続したあと、株式会社ジェンティーレを設立しました。
「人生はギャンブル」と語り、あえて主軸となる事業を定めず、設立からわずか3年で多岐に渡る事業を展開する山口さんに、これまでの歩みやジェンティーレでの働き方について、お話を伺いました。
プロフィール
山口 祐太(やまぐち ゆうた)
1992年2月6日生まれ。愛知学院大学法学部現代社会法学科卒業。
新卒で転職支援や人材派遣を行う企業に入社。愛知、大阪、広島、東京と転勤を経て、2020年6月に退社し、同年8月に株式会社ジェンティーレを設立。現在は同社の代表取締役に就任。
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ーまずは山口さんのご経歴を教えてください。
大学卒業後、新卒で転職支援や人材派遣を行う会社に「なんとなく雰囲気がいい」という理由で就職を決めました。正直、大学時代はあまり熱心に就活していませんでした。
というのも、実は大学生のころから個人で人材紹介のような事業を行っていたので、学生なのに毎月30万円ぐらい収入があったんです。
工場で清掃バイトをしていたときに、アルバイト先の社長から「人が足りないから、働ける人を連れてきてほしい」と言われて、勤務できる知人を集めて、紹介料をいただいていました。正直「就職しなくても、これで生活できるやん!」ぐらいに考えていました(笑)
でも人材の採用やコンサル、派遣、業務委託という分野のノウハウをもっと学んでみたい気持ちもあったので、卒業後は転職支援や人材派遣を専門に扱う一部上場企業に就職しました。
ー会社員時代はどんな働き方をされていましたか?
学生時代に「社会人になったら、ミスは絶対に許されない」と思い込んでいたので、いざ社会人になってみると、周りの大人たちが結構テキトーだということに驚きました(笑)
だからこそ、自分は真面目に頑張ろうと努力していましたよ。勤続3年目に社内の優秀社員に選ばれて、会社からハワイ旅行をプレゼントしてもらったのはいい思い出です。
はじめは愛知県で働いて、広島で中国エリアの支社長として働いたあとは東京に栄転し、社員と派遣スタッフ合わせて400人を統括するポジションに就きました。
ー独立されたきっかけはなんですか?
もともと、数年会社員を経験したあとはすぐに独立しようと考えていたんです。東京勤務時代にたくさんの方と知り合えて、人脈が増えたタイミングで新型コロナウイルスの感染が広がって「これ以上最悪なタイミングは他にないはず。なら、あとは上っていくだけだ」と独立を決意して、株式会社ジェンティーレを設立しました。
周りには「このタイミングで大丈夫なの?」と心配してくれる人もいましたが、コロナで最悪のタイミングとはいえ「仕事がゼロになることはないだろう」と楽観的に捉えていましたね。根拠はまったくないんですが……(笑)
ありがたいことに、独立から今まで、とても楽しく働かせていただいてます。
前職では、億単位でお金が動くような書類にもハンコを押せるポジションで働いていましたが「これは会社のお金」という気持ちが強く、どんな大金を扱っても特に感動がなかったんです。
独立後は、たとえ数十万円の収入でも「自分と、働いてくれている社員のみんなが掴み取った成果」だと思えて心が弾みます。
もちろん、独立する際には少しの不安もありましたが、僕はつねに「人生はギャンブルだ」と考えているので、迷いはなかったですね(笑)
株式会社ジェンティーレのお仕事に応募するージェンティーレで行っている事業と、働き方について教えてください。
各携帯キャリアの携帯販売及び契約業務を受託する「アウトソーシング事業」と、イベント企画や運営・管理を行う「イベント事業」、施設や家庭の草刈り・剪定や、ハウスクリーニングなどを行う「便利屋事業」、あとは他社からアフィリエイトの運用を受注して、アプリの拡販なども行っています。
社員さんには前職の経験などは関係なく、ご本人が働きたい希望の部署で勤務していただいてます。
なぜ前職の経験を問わないかというと、やりたくない仕事を嫌々してもらいたくないからです。
ゆくゆくは、社長の僕が提案するのではなく「こういう事業をやってみたい」と社員の皆さんから提案してもらえる会社にしていきたいですね。
大きな初期投資が必要な事業に関しては、綿密な計画を立てた上で慎重に運用を進めていく必要がありますが、そうでなければ大体のアイデアにはGOサインを出しちゃうと思います(笑)
やってみてダメなら、ダメな理由を探して解決すればいいだけなので、まずはチャレンジしてみてほしいです。
先ほどもお話ししたように、僕自身「人生はギャンブル」だと思って行動してきたので、社員の皆さんも「やりたい!」と思ったことの実現に向けて、果敢に挑戦してほしいんです。
ー今後の展望を教えてください。
弊社は転職・就職支援やアウトソーシング事業など、人材派遣事業を主軸に設立した会社ですが、現在ではアフィリエイトなど、多岐に渡る事業を展開しています。
今後も、あえて主軸となる事業を定めずさまざまな事業を発展させていきたいと考えています。あとは、自社サービスの開発も構想しています。
ここまで事業の幅を広げられたのは、会社員時代も含め、僕がこれまでに知り合った方々のお力添えのおかげです。
僕はすぐにお客さまと遊びに行ったり、飲みに行ったりするアクティブで破天荒なタイプですが「僕のスタンスに合わせてほしい!」という気持ちはまったくないです。むしろ、そんな僕を許容してくれる冷静な社員さんが増えてくれたら嬉しいなと思っています(笑)
事業だけでなく、多様な働き方も模索していきたいので、勤務地は全国どこでもOKですし、フルリモートで勤務してもらえる社員さんも増やしていきたいです。
やりたい事業がある方や、やりたいことを見つけたい方は、ぜひ僕と一緒にギャンブルに挑戦しましょう!
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