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転職・副業

転職活動で同時進行する際の押さえるべきポイントとは!?

同時進行の悩み

さまざまな理由で転職を考え、準備を始めている方や、既に求人に応募している方もいらっしゃることでしょう。新卒採用の時より社会の理解も深まっている分、自己分析や企業分析など書けることも広がっているのではないでしょうか。

しかし一方で、転職活動だからこそ困ることもあるはず。新卒採用の就職活動とは異なり、転職活動は周囲に気を使うことも増え、特に同時進行のスケジューリングなどは頭を悩ます最たるものと言えるでしょう。

複数応募は定石

とは言え、転職活動において複数応募は当然といっても過言ではありません。そもそも転職活動自体が、より働きやすく、より活躍できる環境で働くためのプロセスなのですから、複数候補を挙げて転職活動に臨むのはむしろ定石とも言えます。

しかし、そうなるとやはり大変なのがスケジューリング。日中働きながら面接を受けたり、自己分析や企業分析を行うのは、確かに大変に感じることでしょう。

できれば転職活動は在職中に


そうなると、「いっそ退職してから転職活動しようかな」と思う人もいるかもしれません。しかし、退職後の転職活動は、メリットもあればもちろんデメリットもあります。

やりたいことがあるなら◎

旅行や留学など、退職後の過ごし方を計画している方や、資格取得のために長期間休業する方など、あらかじめゴールが見えている方は退職後に転職活動しても問題はありません。

むしろ「ブランクを計画的に過ごしていた」というエピソードは転職活動でも大きなアピールポイントとなるでしょう。

準備不足のままは×

衝動的に退職して自己分析や企業分析といった準備のないままに転職活動を行っても、良い結果が得られるはずもありません。自分の思うような職に転職できず、また不本意な会社に入社し、また転職、と負のスパイラルに陥る可能性があるため、衝動的な退職後の転職活動はあまりオススメできません。

金銭的に余裕が無いのも×

また自己都合で退職した場合、雇用保険が支払われるのは3ヶ月間。その間貯蓄や退職金でやりくりし、雇用保険をもらいながら次の職を探す、という明確なビジョンがある方はいいのですが、それすら難しいほどに金銭的余裕が無い場合、在職中の転職活動を強くオススメします。

また、何が起こってもいいように、とりあえず2~3ヶ月間の貯蓄はしておきましょう。

応募する会社は、「応募から内定までの期間」から逆算しよう


では在職中に転職活動をするとして、「何社」くらいが目安になるのか?

その答えは、「応募から内定までの期間」から逆算するのがベターと言えます。

転職サイトなどで、求人応募の項目を見ると「応募から内定までは○○を予定しております」と書かれていると思います。早い会社だと2週間ですが、平均的には1ヶ月といったところでしょう。

つまり応募→面接→内定までは1ヶ月かかるということになり、この1ヶ月の間に自分が何社面接をこなせるか?というところがポイントとなってくるでしょう。

面接方法を確認しよう

面接も、直接企業に向かうかオンラインで行えるかで負担が変わってきます。

現在、コロナ禍の影響もあって、面接をオンライン上で行う企業は増えていますし、また土日両日は難しくとも、土曜日ないし日曜日どちらかであれば面接OKな企業や、祝日がOKであったり、平日夕方の面接が可能な求人も増えています。

まずはそちらをチェックして、想定してみましょう。また面接回数やその期間によっては、1ヶ月以上になるケースもありますから、自分の志望する会社の情報はきちんと把握しておきましょう。

会社のスケジュールも確認しよう

オンライン上で面接OK、という会社でも、最後は対面面接、というパターンが多いのが現状です。そして最終面接は会社の重役が行うため、土日や平日夕方は中々難しいもの。

そうなると有給休暇の取得も視野に入れるべきですが、繁忙期などに有給休暇を申請するのは心苦しい、という方もいるのではないでしょうか。

まず、有給休暇は労働者の権利であり、有給休暇を取得することで労働者に不利益を与えたり、有給休暇の理由によって有給休暇の申請を拒否することは法律で禁じられていますので、いつ申請してもまったく問題が無いことは覚えておきましょう。

しかし、会社で働く以上、周囲との兼ね合いがあるのも事実。そのためにも、会社のスケジュールも加味しながら何社までだったら面接が受けられるか逆算していきましょう。

長期化はNG

転職活動の長期化は、心身ともに余裕が無くなり、あまりよろしくない状態です。

在職中であっても「この会社ならいけるかも」とずるずる転職活動を続けていくと、在職中の会社の業務に支障をきたしかねません。そのため、「○月までに転職が決まらなければ今の会社で頑張る」「この会社を受けてダメだったら終わる」と自分の中でラインを設定しておきましょう。

長期化のサインは人それぞれですが、まず第一のサインは「自分がしんどい」と思ったときです。

不採用通知が届くと、自分自身が否定されたような気持ちになりがちです。「しんどい」「つかれた」という気持ちになったときは、まず一旦転職活動のことは忘れ、気持ちをリフレッシュさせましょう。

求人の多い時期も把握しておこう

通年採用を除き、一般的に転職者の募集は、上半期、下半期の年度初めから2,3ヶ月立った頃(6月、12月)から増え始め、下半期と上半期の末に近づくと格段に多くなります(9月、3月)。

そのため、6月~9月、12月~3月の期間を過ぎると、一時的に求人数が減り、自分の望む求人が中々見つからず長期化する、という可能性もありえます。

よって、求人が多くなる時期に転職活動を始め、もしこの時期にめぼしい成果が得られなかったら、また次の時期まで今の会社で働く、というパターンをとるのも、一つの手段と言えるでしょう。

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【チェックリスト】自分のキャパシティを把握しよう


以上のことを踏まえて、例えば1ヶ月で内定から応募までが決まる会社に応募した場合、何社受けることができるか、自分を振り返ってみて下さい。

以下のチェックリストに当てはまるほど、同時進行は難しいと考えましょう。もし半分以上当てはまるのでしたら、1ヶ月における同時進行は2~3社がベスト、といえるでしょう。

チェックリスト
志望する会社が遠方にある
オンライン面接が無い
面接が複数回ある
試験や実技がある
土日や平日夕方の面接は難しい
今の会社では有休が取りづらい
会社の業務に追われている

より良い働き方のために転職活動を決意したのに、転職活動で心身に不調をきたしてしまっては意味がありません。

このチェックリストを使用して、もし当てはまる項目が多い場合は、無理をして転職活動をする可能性が高いということ。そして無理をした分、報われなかった時の衝動も大きくなります。そうならないよう、自分のキャパシティと相談しながら、最終的な目安を決めていきましょう。

まとめ

今回は転職活動の同時進行について、押さえておくべきポイントをご紹介してきました。ぜひ今回伝えたことを活かして、よりよい転職活動につなげていってもらえたらと思います。

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Written by

ハレダス編集部

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