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転職・副業

自己PRで笑顔をアピールしたい人必見。注意点や伝え方の例文まで紹介

心の距離を近づけ、相手にポジティブな印象を与える笑顔。対人関係を円滑にする条件のひとつである笑顔は、就職活動や転職活動において「コミュニケーション能力」を十分にアピールできるポイントになります。しかし、伝え方など気を付けたいポイントも。今回は自己PRで笑顔を上手に伝える方法を紹介します。

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自己PRで笑顔をアピールする場合の注意点

笑顔は自分の魅力を伝える素敵なアピールポイント。しかし、上手にアピールしなければ、マイナスな印象をもたれてしまったり、書類に記載している他の項目の信憑性まで薄れてしまったりする恐れもあります。マイナスに働かないように、きちんと注意点を押さえておきましょう。

1.笑顔を絶やさないようにする

笑顔かどうかは、ひと目見て理解できるもの。そのため自己PRに「笑顔」と書いているにもかかわらず、面接の際に顔が強張っていたり、無表情だったりすれば一気に自己PRの説得力がなくなってしまいます。

そればかりか、書類に記載されている他の項目の信憑性まで低くなってしまう恐れも。笑顔を自己PRするのであれば、面接中も笑顔を絶やさないようにしましょう。

2.笑顔が自分の強みになったエピソードを伝える

自己PRは、企業や採用担当者にどれだけ魅力的な人材なのかを理解してもらう項目です。笑顔で受け答えして、「笑顔が強みです」と伝えるだけでも十分PRにはなりますが、印象に残りにくいので、笑顔が強みになった具体的なエピソードを伝えるのがベター。

例えば、「素敵な笑顔で接客してくれてありがとうと褒められた」「2年間努めたレジのバイトで、10人から笑顔が素敵だと褒められた」のように第三者から褒められたエピソードを交えると、笑顔が仕事の役立つ実績が証明できるでしょう。

3.業種に応じたエピソードにする

接客や営業など、コミュニケーションを基本とした仕事の場合は、自己PRが「笑顔」だけでも十分な強みになりますが、業種や職種によっては笑顔が直接的に仕事の強みにならない可能性もあります。

その場合は、笑顔を通じて得られた気付きや、ものなどをエピソードに絡める必要があります。

例えば「笑顔を通じて、自分の行動で相手の行動が変わることが理解できた。御社で働くにあたっても、何事も自分から積極的に働きかける姿勢を大切にしたい。」のように、笑顔にプラスした気付きを伝えると好印象を与えられますよ。

4.笑顔をベースに緩急をつける

いくら自己PRが笑顔だとしても、採用担当者が真剣な面持ちで話しているときに歯をたくさん見せて笑っていると、「空気を読むのが苦手」「順応性に欠ける」など、自己PRのつもりがかえってマイナスに働いてしまうことも。

そのため、自己紹介やPRを伝えるときは100%の笑顔で、その他採用担当者が話しているときなどには口角を上げて微笑むような緩急をつけることが大切です。

5.履歴書にも笑顔の写真を貼る

あなたの第一印象を決める履歴書。自己PRに笑顔と記載するのであれば、もちろん証明写真も笑顔のものを選定しなければなりません。

業種によっては、目がなくなってしまうほどの笑顔はマイナスに捉えられるところもありますので、口角を上げ、少し歯が見える程度の微笑みを意識すると、どの業界にも好印象が与えられる写真になりますよ。

【例文】自己PRで笑顔をアピールする上手な伝え方

自己PRで笑顔をアピールするときの注意点を理解したら、実際に伝え方を考えましょう。ここでは例文を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

転職者向け「笑顔」の自己PR

私はどのような場面でも笑顔を絶やさず、穏やかに対応することを心がけています。
前職では、会議中に参加者の熱が入るあまり、ヒートアップして場の空気が悪くなることがよくありました。そんなときには、笑顔で場を和ませ、冷静に話し合えるように互いの意見をまとめたり、休憩を挟んでそれぞれに笑顔で話かけにいったりしていました。
同僚からは、「〇〇さんの笑顔を見ると落ち着く」と褒められることも多く、自分の笑顔が仕事を円滑にする材料のひとつなのだと自信が持てました。今後も笑顔を強みに、周囲を調和し、間を取り持てるような人材でいたいと感じています。

新卒者向け「笑顔」の自己PR

私はどんな場面でも笑顔を絶やさずコミュニケーションとることができます。
大学時代に飲食店でアルバイトしていた際に、たくさんのお客様から笑顔を褒められた経験があります。「忙しいのにずっと笑顔えらいね」「気持ちの良い接客ありがとう。また来るね」などと褒められたことで、自分の強みと笑顔のもたらす力に気付きました。
笑顔を絶やさずコミュニケーションをとるこの強みは、御社の営業においても活かせると感じております。

自己PRの伝え方と併せて知りたい面接中のマナー

笑顔を上手にPRするシミュレーションができたら、面接中のマナーも押さえておきましょう。些細な作法や話し方にも気を配ることで、さらに採用担当者に好印象が与えられます。

1.必ず採用担当者の目を見る

面接は緊張からうつむいてしまったり、視線をそらしてしまったりすることも。しかし、そういった仕草は自信がないという印象に繋がりかねません。面接中は採用担当者の目を見て話すことを意識してください。面接官が複数いる場合には、満遍なく視線を配利ながら話すことが重要です。

2.イスには浅く腰かけて座る

印象を大きく左右する姿勢。面接の際にはイスに浅く腰掛け、背筋をピンと伸ばしましょう。
女性は膝を揃えるように意識し、男性は足を拳一つ分ほど開けて座ります。手の位置は、女性は両手を重ねて自然な位置に、男性は軽く拳を握って両ひざの上に置くようにします。

3.話すときにはわかりやすくポイントをまとめる

だらだらと話をすると、伝えたいポイントが伝わらなかったり、話を聞いてもらいにくくなってしまったりとデメリットがたくさん。そうならないためにも、話は簡潔にまとめ、工夫することが大切です。

話をする際には、「私の志望動機は◎◎です」と結論から述べるように心がけましょう。その他、いくつかの要点を伝える場合には、「志望動機は大きく3つございます。1つ目は…」のように整理して伝えると、聞く側も伝える側もスムーズで、すんなり理解しやすくなりますよ。

まとめ

笑顔は強みとして十分アピールできるポイントです。ただし、笑顔が強みになったエピソードを伝えたり、面接や写真でも笑顔を絶やさないようにしたりとさまざまな配慮も必要になってきます。今回紹介した注意点や伝え方、面接マナーなどを参考に、あなたの魅力を余すことなくアピールしてみてくださいね。

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Written by

山本 恵美

山本 恵美

大学卒業後、生活情報誌やファッション雑誌の記者・編集を経て、株式会社マイナビに入社。 15年間、人材サービス(就職・転職・障がい者採用)の分野において5000社以上の企業広告を担当。 2020年に起業し「合同会社綴」を設立。現在は企業取材・広報のほか、採用コンサルティングやキャリアアドバイザー業務等も行っている。

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