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面接での挫折経験の答え方!話の組み立て方やNG例も例文つきで紹介

#面接 #就活 #就職活動 #仕事

面接で挫折経験について質問されたときは、単に経験したことを述べるのではなく、どのような学びを得たのかまで詳しく話すようにしましょう。回答の組み立て方やおすすめできないエピソードなどについて、例文を交えながら解説します。

企業が就活生の挫折経験を尋ねる理由

話すイメージ

採用面接の際に「今までの挫折経験を聞かせてください」と、面接官に挫折経験について尋ねられることがあります。これは単に挫折した話を聞きたいのではなく、次のいずれかの意図を持って質問をしていると考えられるでしょう。

  • 努力をした経験があるのか知りたい
  • 挫折から立ち直る過程を知りたい
  • 人間性や前向きさを知りたい

それぞれの意図について、具体的な例を挙げて解説します。

努力した経験があるのか知りたい

挫折経験があるということは、何かに対して一生懸命に取り組んだ経験があることを意味します。

例えば、何かの資格試験を受けて落ちたとしましょう。何の勉強もせずに試験を受けたのであれば、不合格の結果をもらっても「勉強していないから当然」と受け止め、挫折をすることはないはずです。

しかし、一生懸命に勉強してから試験を受け、不合格の通知を受けたのであれば、挫折を感じるかもしれません。つまり、挫折とは、一生懸命に取り組んだことがうまくいかなかったときに覚える感情といえるでしょう。

反対にいえば、挫折経験がないということは、今までに一生懸命に取り組んだことがすべて成果を生んでいる、あるいは一生懸命に取り組んだ経験がないと考えられます。面接官は就活生の挫折経験を尋ねることで、努力をしたことがあるのか知ろうとしているのかもしれません。

挫折から立ち直る過程を知りたい

挫折をした後の行動も、面接官が知りたいポイントです。挫折をしたまま放置するのではなく、立ち直るために何をしたのかを知ることで、就活生が今後、仕事に対してどのように取り組むかを知ろうとします。

例えば、勉強したものの資格試験に落ちて挫折を味わった場合について考えてみましょう。人によっては資格取得を諦めるかもしれませんが、勉強方法を見直し、次回の合格を目指して努力を続ける人もいます。挫折経験だけでなくその後の過程も丁寧に話すなら、面接官は就活生が挫折からどのように立ち直ったのか、どんな努力をしたのかについて理解できるでしょう。

実際に仕事を始めると、うまくいくことばかりではありません。誰もが何度も壁にぶつかり、挫折を味わうことになります。挫折経験だけでなく立ち直った経験についても話すことで、仕事に対しても全力で取り組み、諦めずに挑戦できる人物だということをアピールできるでしょう。

人間性や前向きさを知りたい

挫折をしたときの対応によって、その人の人間性や前向きさを知ることができます。例えば、一度、二度の挫折ですぐに挑戦を諦めてしまう人間なのか、失敗から何かを学び、取り組み方を変えることができる人間なのかがわかるでしょう。

実際に入社して失敗をしたときに、すぐに諦めてしまう社員では困ります。また、諦めはしないものの失敗の原因を分析しない社員も、同じ失敗を何度も繰り返す可能性があると考えられるでしょう。挫折経験の後の対応を説明することで、前向きさがあること、そして、丁寧に自己分析を行う謙虚かつ合理的な性格であることをアピールできます。

挫折経験の話を組み立てる5つのステップ

説明するイメージ

挫折経験について話すときは、面接官が聞きたいこと、つまり、努力した経験があり挫折から立ち直るための前向きさと、合理的な分析能力を有していることがわかるように話す必要があります。次の5つのステップに沿って話を組み立てると、面接官が知りたいことを含み、就活生本人が伝えたいことも伝えられるでしょう。

  1. 挫折のエピソードを手短かに説明する
  2. エピソードの詳細について付け加える
  3. そのエピソードがなぜ挫折なのか解説する
  4. 乗り越えるために努力したことを説明する
  5. 挫折から学んだことを分析する

それぞれのステップでどのような話を含めるべきか、具体的に解説します。

1.挫折のエピソードを手短かに説明する

どのような挫折経験をしたのか、わかりやすく、なおかつ手短かに説明します。

前章でも解説しましたが、面接官が知りたいのは挫折経験そのものではなく、挫折経験の後に何をしたのか、また、挫折したときにどう対応したのかです。挫折のエピソードに時間をかけて話すことは、面接官の質問意図を正確に理解しているとはいえません。できるだけ手短かに、なおかつイメージしやすいように話すようにしましょう。

例えば、野球部に入ったものの、高校1年生のときから卒業するまで一度もレギュラーメンバーにはなれなかったとします。話したいことがたくさんあったとしても、まずは簡単に「高校で野球をはじめ努力をしましたが、卒業まで一度もレギュラーになれませんでした」と述べましょう。無駄なく手短かにまとめることで、その後の経験をじっくりと語れます。

2.エピソードの詳細について付け加える

簡潔にまとめすぎてしまい、かえってわかりにくくなっているときは、エピソードの詳細を付け加えます。先程の野球部の例であれば、「私の高校は甲子園大会の常連校で、地域の強豪校ですが」と付け加えることで、レギュラーメンバーになることが容易ではないという情報を伝えられるでしょう。

なお、詳細について付け加えるときは、挫折に至る苦労が並大抵ではないことがわかるような情報がよいかもしれません。反対に「部員も少ない弱小校ですが」などの情報を付け加えてしまうと、単に努力をしなかっただけではないのかと誤解される恐れがあります。

3.そのエピソードがなぜ挫折なのか解説する

挫折には明確な基準がありません。そのため、挫折経験を語るときは、そのエピソードがなぜ挫折なのかを解説する必要があります。

野球部の例で考えてみましょう。甲子園大会の常連校の野球部に入部し、卒業まで一度もレギュラーメンバーになれないことは、決して珍しいことではないため、挫折を感じる必要もないかもしれません。しかし、中学生のときも野球で活躍していた人、あるいは野球のスポーツ推薦で高校に入学した人であれば、どんなに強豪校であってもレギュラーメンバーになれないことは挫折といえるでしょう。

なぜその経験が挫折なのかが伝わるように話すことで、よりエピソードに真実味が生まれます。挫折のエピソードと詳細を簡単に話した後で、エピソードが挫折経験といえる説明を付け加えるようにしましょう。

4.乗り越えるために努力したことを説明する

挫折経験と挫折に感じた理由を話した後で、乗り越えるために努力したことについて説明します。何を努力したのかという点は面接官が知りたいポイントなので、この部分はじっくりと話すようにしましょう。

野球部の例では、「3年間一度もレギュラーメンバーになれなかったけれども、決して腐ってはいけないと毎日素振りを千回、腕立て伏せ500回を自分に課していました。無心にトレーニングに取り組むことで、受験勉強に対しても集中力を発揮できたと思います。決して満足できる結果を得られなかったからこそ、何か『これ』と人に誇れるものが欲しいと、勉強に励むことができました」のように挫折克服のための努力について話せます。

5.挫折から学んだことを分析する

最後に、挫折から学んだことについて述べます。この部分も前述の乗り越えるための努力と同様、面接官が注目している部分なので、丁寧かつわかりやすく説明しましょう。

野球部の例であれば、次のように分析できるかもしれません。「どんなにレギュラーメンバーを目指して努力をしても、自分の能力には限界があり、活躍の機会はありませんでした。3年間トレーニングにも励みましたが、決してレギュラーという形では報われることはありませんでした。

しかし、努力を続けるうちに、自分の努力をしている時間をチームに活かせないかと考えるようになりました。そこで、部活動の時間は個人的な練習はせず、レギュラーメンバーをサポートするための練習に付き合うことを決め、最後までやりぬきました。

この挫折から、すべての人は主役にはなれないこと、主役になれなくても主役をサポートすることでチームに貢献できること、チームに貢献することを自分の目的にすることを学びました。社会生活でもチームワークが大切だと思います。自分が中心になるときは全力で、中心にならなくても全力で努力していきます」

このように学んだことを客観的に分析します。入社後の努力目標なども含めると、より面接官の心に響く回答ができるでしょう。

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【例文に使える!】挫折経験のエピソードを紹介

部活動のイメージ

挫折経験がすぐに思いつかない方もいるかもしれません。また、挫折した記憶はあるものの、その経験が採用面接時にふさわしいかどうかがわからないという方もいるでしょう。

採用面接時に用いることがあるエピソードをいくつか紹介するので、ぜひ今までの経験を振り返り、挫折経験として話せるものがあるか探ってみてください。

部活動での挫折経験

挫折は努力をした経験から生まれます。学生のときに熱心に取り組んだ活動といえば、部活動を思い出す方も多いでしょう。部活動で優秀な結果を残す方もいますが、失敗したり、不本意な結果を得たり、自分の限界に気付いて愕然としたりする方も少なくありません。

しかし、挫折をしたからこそ、成長した現在の自分があります。挫折経験を採用面接の場で披露し、挫折をどう乗り越え、また、何を学んだのかをわかりやすく説明しましょう。例えば、部活動における次のような経験は、人によっては挫折となることがあります。今までの経験を思い出し、挫折経験として文章にまとめてみましょう。

  • 大会で優勝できなかった
  • 大会に参加できなかった
  • 選抜チームに選ばれなかった
  • 病気やケガで思うような活躍ができなかった
  • 勉強の成績が落ち、部活動を途中で辞めた

大学受験での挫折経験

大学受験でも挫折を味わうことがあります。すべての人がもっとも行きたい大学や学部に入学できるわけではないので、「うまくいかなかった」と落ち込んだり、「こんなはずではなかった」と後悔したりすることがあるでしょう。

しかし、思うような大学や学部に進んでいなくても、大学入学後に素晴らしい出会いがあったり、本当に興味を持てる分野に気付いたりすることがあります。挫折経験と組み合わせて話すことで、面接官の心に響くエピソードに昇華できるかもしれません。例えば次のような経験は、人によっては挫折となるでしょう。

  • 高校内で推薦枠に入れなかった
  • 成績が伸びはじめたが、親から浪人は不可といわれ、志望校からランクを落として受けた
  • 留学したかった、あるいは通学圏外の学校を受験したかったが、家庭の事情で諦めざるを得なかった
  • 合格間違いなしと思っていたが、腹痛がひどく、本領を発揮できなかった
  • 模擬試験では常にA判定だったが、苦手分野ばかり出題され、合格できなかった

アルバイトでの挫折経験

大学時代にアルバイトをしたことがある方も多いでしょう。人によっては高校生のときもアルバイトをしたことがあるかもしれません。アルバイトは社会生活を学ぶ機会となりますが、場合によっては挫折を知る機会になることがあります。

お金をもらって働く経験を通して、社会の厳しさや自分自身の甘えに気付くことがあるかもしれません。次のような経験は、挫折として記憶に残ることがあるでしょう。

  • 応募者が多く、希望した仕事に就けなかった
  • メニューを覚えられず、何度もオーダーを間違えた
  • お客さまに質問されてもすぐに答えられず「頼りにならない」といわれた
  • 家庭教師を担当した子どもが中学受験に落ちた
  • 会計に手間取り、お客さまを長時間待たせてしまった

恋愛での挫折経験

恋愛においても、挫折を感じる人は少なくありません。採用面接で恋愛を語るのは抵抗があるかもしれませんが、もし本当に挫折を感じたのであれば、挫折経験として話すことができるでしょう。例えば次のような経験が挙げられます。

  • 一人の人に4年間告白を続けたが、振り向いてもらえなかった
  • 何年も付き合ってきた人に「好きな人ができたから」と振られた

いずれも恋愛模様に主軸を置くのではなく、自分がどう乗り越えて成長したのかをわかりやすく話すことが大切です。

挫折経験としておすすめできないエピソード

小学生のイメージ

挫折経験の中には、採用面接時にはふさわしくないものもあります。特に次の4つのいずれかに該当するストーリーは、避けたほうが良いかもしれません。

  • 中学生以前のエピソード
  • 立ち直るための努力をしていないエピソード
  • 挫折から得られたものがないエピソード
  • 挫折と呼べない些細なエピソード

それぞれのストーリーがなぜ採用面接時にふさわしくないのか、詳しく解説します。

中学生以前のエピソード

挫折したストーリーであっても、あまりにも古いといつまでも過去を引きずっているような印象を与えるので、採用面接時にはふさわしくありません。

特に中学生以前の話題は、高校時代や大学時代には何の話題もなかったのかと疑われる恐れがあります。実感を持って語るためにも、高校入学以降のケースを選びましょう。

立ち直るための努力をしていないエピソード

面接官が知りたいことは、挫折経験そのものではなく、挫折からの立ち直りかたです。つまり、立ち直る方法を聞くことで、挫折にくじけず、困難に打ち勝てる人材かどうかを判断したいと考えています。

そのため、挫折から立ち直るための努力をしなかったケースは、採用面接の場にはふさわしくありません。努力をした経験の中から、面接の場で話す内容を決めていきましょう。

挫折から得られたものがないエピソード

挫折から得られたものがない場合は、採用面接の場にふさわしい経験とはいえません。

面接官は挫折経験を通して、就活生の人間性を知りたいと考えています。挫折から得られたものがない場合、あるいは得られたとしてもその内容に触れない場合は、面接官は就活生が「経験から学ばない人間」だと結論付けるかもしれません。挫折経験を話すときは、何か得られたものがあるストーリーを選ぶようにしましょう。

挫折と呼べない些細なエピソード

採用面接で挫折経験を語るとき、挫折経験そのものではなく、挫折からの立ち直り方や得られたものに面接官は注目します。

しかし、立ち直り方や得られたものさえしっかりと話せば、挫折経験そのものはどうでもよいのではありません。挫折とは呼べないほど些細なケースを話すと、面接官が「こんな些細なことで挫折を感じるのは、もしかしたら打たれ弱いのでは?」と判断する可能性があります。

打たれ弱い性格が悪いわけではありませんが、あまりにも打たれ弱いと早期離職の恐れがあると判断され、採用に不利になるかもしれません。誰にとっても挫折と感じられる程度のケースを選ぶようにしましょう。

挫折経験がない人の回答例

過去を振り返るイメージ

挫折経験がなく、何を話せばよいかわからないという方もいるかもしれません。

しかし、自分の今までを振り返ってみると、案外、挫折と考えられる経験は潜んでいるものです。高校生以降の自分史を書き、思い通りにいかなかった経験はないか洗い出してみましょう。意外と多くの挫折経験があるはずです。例えば次のような経験があるかもしれません。

  • 部活動でポジションを変えるように指導された
  • 得意な科目で1番の成績ではなかった

面接の場ですぐに思い出すことはできないので、事前に今までの経験を振り返り、挫折と呼べるものを探しておきましょう。

挫折経験の話を自己アピールにつなげよう

面接でエピソードを語るイメージ

挫折経験は決して人に喜んで話すようなものではありません。しかし、そこから得られたものや立ち直った経験を付け加えることで、自己アピールにつなげることができます。採用面接に出向く前に、挫折経験をスムーズに話せるように準備をしておきましょう。

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N(えぬ)

N(えぬ)

ゲームと2次元アイドルをこよなく愛する、ハレダス所属のデザイナー(卵)です。