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【副業を通してスキルアップ】仕事にも副業にもいかせる資格6選

新型コロナウイルスをきっかけに収入が減少あるいは、先が見えない状況を懸念し、副業に興味関心を持つ人が増えています。
以前から政府の「働き方改革」により、副業や兼業を推進してきましたが、ここへ来て一気に、その動きが加速したと言えます。しかし、副業解禁といっても「何をすればいいかわからない」という方がほとんどだと思います。

そこで、今回は副業で高収入を稼げるビジネス資格から、スキマ時間を使って効率的に稼げる資格まで幅広くご紹介します。これから副業を始めたいという方はぜひ参考にしてみてください。

副業に資格は必要なの?

結論からいうと、「副業をはじめる」だけであれば資格は必要ないといえます。しかし、個人で仕事を請け負うとなれば信頼性が重要です。
有資格者ともなれば、専門的な知識をもっていると判断されますので、それだけでも信頼度は高くなるでしょう。依頼者からの信頼が上がることを考えれば、資格取得には大きな意味があると言えます。
また、将来独立を考えているのであれば、資格は心強い武器になります。

副業に役立つ資格の選び方

いざ、資格を取得しようと考えても、自分には何が向いているのか、何のための副業なのかが明確になっていなければ本末転倒です。まずは整理するところから始めましょう。

何のための資格なのか

副業をすることで得たいものは何でしょうか?
今の生活を少しだけ豊かにしたいのであれば、スキマ時間にできる副業を目指すべきですし、メインで行なっている仕事の成果をより上げるための副業であれば、専門的な勉強が必要になると思います。
得たいのは「お金」なのか、それとも「スキル」「経験」なのか、じっくり考えた上で検討されることをおすすめします。

副業に割ける時間を洗い出す

本業を続けながら、別の仕事をするのは時間的にも体力的にも大変難しいことです。
まずは、副業に使える時間を算出し、無理のない範囲で進めていきましょう。また、資格取得には費用もかかりますので、資格取得に必要な学費も先に計算しておきましょう。

叶えたい目標、具体的なゴールを決める

「本業に活かせる資格を取って、その道のスペシャリストを目指すのか」
「全く違う職種に挑戦し、自分の可能性を広げたいのか」

せっかく時間とお金をかけて資格を取得するのですから、副業を通して「いつまでに何をするか」を明確にしましょう。
1年後、3年後など具体的にイメージすることがポイントです。

続いて、目的別におすすめの資格を紹介していきます。

本業を生かしてステップアップしたい場合

ファイナンシャルプランナー(FP)

個人や中小企業の相談に応じて、資産に関する情報を分析し、ライフイベントに沿った資金計画を立て、資産設計のアドバイスを行うファイナンシャルプランナー。大きく分けて国家資格の「FP技能士」と、民間資格の「AFP/CFP」があります。
個人のライフプラン設計の相談にのったり、オンラインセミナーを開催したり、幅広い活躍が見込める資格です。また、自分の資産管理にも役立つというメリットもあります

日商簿記

企業の経営状況や財政などを記録・整理するのに欠かせない簿記。簿記2級レベルの知識があれば、企業の売上や利益、そしてコストを把握できるようになることから、様々な仕事に役立つ資格です。
また、近年はクラウド会計システムの普及により、財務処理や給与計算などの経理業務を外注化する流れも広がっているので、これからより需要が増える資格だと思われます。

ITストラテジスト

ITストラテジストは、企業の経営改革や最適化のためにIT戦略を決定し、提案、実行するポジションを指します。エンジニアなどのシステム開発業種の上級職であり、難関の国家資格としても知られています。
エンジニアからステップアップを望む人から人気があります。難易度は高めですが、取得後は上流工程でIT戦略のコンサルタントが担当できるようになり、独立することも可能です。

趣味や好きなことを副業に活かしたい

ネイリスト技能検定

ネイル技術の証明となる資格で有名なのが、民間資格である「JNECネイリスト技能検定」「JNAジェルネイル技能検定」です。
他にも、ネイルサロン衛生管理士など数種類の資格があります。資格取得の方法としては、ネイルスクールに通うのが一般的ですが、通信講座もあり自宅でも学ぶことができます。
ネイリストのメリットとしては、自宅開業ができること、ライフスタイルが変わっても長く続けられるので根強い人気があります。

Webライティング能力検定

一般社団法人日本WEBライティング協会が2012年から開催しているWebライティング資格試験です。ライティング初心者から中級者向けの内容で、国語能力やWebライティング、コピーライティング、SEOの知識などが問われます。
Webライターは自宅で空いた時間に出来ることもあり同業者が多いというデメリットもありますが、基本的な文章能力やSEOの知識を見つけたライターは需要があるので、資格を取ることは同業者との差別化にもつながるでしょう。

無線航空従事者試験(ドローン検定)

近年活躍の場がますます広がっているドローン。空撮、測量、建物等の点検作業まで様々なところで必要とされています。それに伴い、ドローン操縦士の需要も高まってきています。
現在のところ、ドローンを飛ばすのに免許は必要ありませんが、仕事で使用する際には、「無人航空機に係る飛行許可申請」が必要な場合があります。民間の発行しているライセンスを取得しておけば、国土交通省に申請する際の知識や能力の確認を簡略化できます。

副業を始める前に、これだけは確認しておこう!

副業は認められているのか

自分が今、働いている会社で副業が認められているのか、事前に会社の就業規則を確認しましょう。会社に内緒で副業を始めることはNGです。場合によっては懲戒解雇になることもあるので注意が必要です。

副業がOKでも、同業他社はNGな場合も

情報漏洩のリスクや、自社のノウハウやスキルを競合他社へ渡してしまう可能性があることから、自社の競合会社で副業を行うことを禁止しているケースもあります。

さいごに

副業は企業にとっても「自社では得られない知識・スキルを習得できる」「社外から得た知識を事業拡大に活用できる」などのメリットがあります。
働き方や生き方が多様化している中、副業はこれからのスタンダードになるかもしれません。異業種での経験など、副業だからチャレンジできることもあります。ぜひ、副業で得た経験を自身のキャリアアップに活かしてください。

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Written by

山本 恵美

山本 恵美

大学卒業後、生活情報誌やファッション雑誌の記者・編集を経て、株式会社マイナビに入社。 15年間、人材サービス(就職・転職・障がい者採用)の分野において5000社以上の企業広告を担当。 2020年に起業し「合同会社綴」を設立。現在は企業取材・広報のほか、採用コンサルティングやキャリアアドバイザー業務等も行っている。

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