
即戦力が求められるキャリア採用では、特定の資格を持っていることが採用に有利に働くことがあります。
転職を考えている人は、キャリアチェンジやキャリアアップを目指して資格を取得してみましょう!
今回は、独学でも取得できる転職に有利な資格をご紹介します。
資格で転職が有利になるって本当?
資格を取ったからと言って、必ずしも転職が有利になるというわけではありません。
採用の際に有利になることがあったり、特定の資格で手当が支給される企業もあります。
資格を取る前に次のことを確認しておきましょう。
資格は転職に”必須”?
企業によっては、特定の資格を取得している人のみを採用することがあります。
その企業に転職する際に必須条件として提示される資格なのか、持っているとより良いとされている資格なのかを確認しておきましょう。
また、転職に有利とされる資格を持っているということは、それに見合った知識や技術を持ち合わせているという証明にもなります。
資格の取得が目的になってしまうと、肝心のスキルアップにつながらないことがあるので注意が必要です。
どんな仕事に転職をするのか、その仕事ではどんな知識や技術が求められるのかを基準に資格を選びましょう。
履歴書が資格を”有利”にしてくれる!
転職に向けて資格を取った場合、必ず履歴書に記載するようにしましょう。
履歴書に書かなければ資格をアピールする場所はないと考えてください。
転職を有利にするためにも、何の資格をいつ取得したのかを記載します。
独学でもとれる転職に有利な資格10選
ここからは転職に有利な資格をご紹介します。
すべて独学でも取得できるものですので、転職先のお仕事に合わせて挑戦してみてください!
TOEIC
英語力は多くの企業で重宝されるため、TOEICのスコアを採用基準や昇進基準としている企業がたくさんあります。
ビジネス英語のスキルを点数化して示すことができるので、転職の際には英検やTOEFLよりもTOEICがおすすめです。
一般的に転職に有利に働くTOEICのスコアは600点〜とされていますが、海外拠点がある企業やグローバル化が進む企業では800点以上を求められることもあります。
秘書検定
社会人としての常識やビジネスマナーを身に着けることができる資格です。
秘書への転職を目指す人以外にも、ビジネス文書の作成や電話対応、社内外でのふるまいについて学びたい人におすすめです。
社会人経験が短い若手や、学生さんに人気の資格で、履歴書に書く場合は2級以上が求められます。
ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナーは、資産形成や家計管理など「くらしとお金」に関する相談ができる資格です。
資格の取得で、金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識を身につけることができるため、銀行・証券などの金融業界や不動産業界の営業職への転職に有利です。
ファイナンシャルプランナーは1級〜3級までの検定がありますが、転職に有利、実務で役立てるという場合には2級以上の取得を目指しましょう。
宅地建物取引士(宅建)
宅地建物取引士は国家資格で不動産のプロであることを示す資格です。
不動産業界には宅地建物取引士の資格を持っていないとできない仕事があるため、転職にも有利です。
また不動産業界以外にも、住宅メーカーや銀行、保険会社でも重視されることがあります。
難易度の高い資格でもあるため履歴書に書くことで、資格取得のために努力ができる人だというアピールにもなります。
キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントは2016年4月に創設された新しい国家資格の一つで、学生、求職者、を対象に就職やキャリアップなどに関する相談やアドバイスを行うことができる資格です。
主に人材業界の営業職への転職に有利な資格ですが、企業内のキャリア形成にも役立つとして人事部などへの転職にも求められることがあります。
資格を取って転職を有利にしよう!
今回は転職に役立つ資格をご紹介しました。
資格の取得を目標にするのではなく、転職先で使える知識やスキルを身につけることを目的にしておくと実務で役立ちますよ。
転職を機会にキャリアアップを目指してみましょう!