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インタビュー

「転職先を選べる」という強み。とことん寄り添うキャリアアドバイザーの想い/石井 加奈子

終身雇用が崩れ「大転職時代」を迎えると言われる今日、転職を経験していない人の方が少なくなってきました。 また、コロナウイルスの蔓延によって働き方に変化がもたらされ、将来を見据えた転職を考えている方も多いのではないでしょうか。

今回は、ご自身もこれまでに二度の転職を経験され、現在はキャリアアドバイザーとして活躍されている石井加奈子さんにインタビューを行いました。 インタビューでは、彼女がアドバイザーとして大切にしていることや転職を成功させるコツ、転職を考えている方に向けての率直な思いを話してくれました。

■プロフィール
・石井 加奈子(イシイ カナコ/1993年10月9日生/千葉県出身)
・ブライダル専門学校を卒業後、衣装サロンのスタイリストとして5年ほど勤務
・IT企業での経理担当を経て、現在は株式会社ヒルズスタッフでキャリアアドバイザーとして活躍中
・趣味はライブ観戦、ゲーム、漫画、旅行、ショッピング、野球観戦、スノーボード

経験した二度の転職と見つけたやりがい


―これまでの石井さんの職歴について教えてください。

ブライダル専門学校を卒業後、婚礼衣装、フォーマル衣装の貸し出し、制作、販売を行う会社に入社しました。5年ほど勤めて、IT企業に転職。1年半ほど勤めて、2020年に今の勤務先であるヒルズスタッフに入社しました。

一つ目の会社では、衣装スタイリストとして、婚礼衣装の貸し出しや、オーダードレスの販売に従事していました。そのほかには七五三や成人式の着物の衣装合わせ、省庁関係の叙勲授賞式や園遊会の衣装の見立てなども行っていました。

二つ目の会社はIT企業です。
もともと事務職で応募したのですが、商業系の資格を持っていたこともあって、経理部に配属されて、財務を担当しました。

三つ目が今の会社で、転職エージェントです。
キャリアアドバイザーとして、転職をしたい方のサポートをしています。

―二度転職をされていますが、転職をする際に石井さんが大切にしていたことは何ですか?

正直に、給与と福利厚生でした(笑)
スタイリストだった頃は、意外と体力も必要で、それでいてあくまで補助的な立ち位置の仕事だな、とも感じていて。別の仕事もしてみたいと思って条件を色々見てIT企業に転職しました。

学生時代に簿記を勉強していましたがブランクがあったので、経理に関してはまた一からの勉強でした。大変だったということもあるのですが、楽しいと思えなくて。

「自分はどんな仕事をしている時が楽しいんだろう」と考えたときに、スタイリスト時代を思い返してみたらやっぱり楽しくて。

『人の大切な場面に立ち会う、ターニングポイントに携われている』と感じられることが自分にとっては仕事のやりがいだったのだと気が付きました。

それからも分の中で仕事の軸がお金かやりがいかの葛藤があって、最終的に私はやりがいの方が大切だと思いました。もう一度、人生の大事な瞬間をサポートできる仕事をしたいと思い、転職エージェントに入社しました。

職を変え、心機一転新しい仕事を始めるのをサポートするエージェントも、結婚式をサポートするスタイリストも『誰かの人生の大切な節目に立ち会う仕事』に変わりはないと思ったんです。

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私はとことん寄り添う。失敗は絶対にさせたくない。


―転職をサポートされる側になって、キャリアアドバイザーとして大切にしていることは何ですか?

相談に来られた方の気持ちを何よりも一番大切にすることです。

実は私も一度目の転職の際に転職エージェントを利用しました。
転職活動は初めてで、とにかく行動しないといけないという思いが自分の中にあり、給与や福利厚生などの希望する条件が合っていたら、とりあえず受けてみようと思っていました。

幸いにもアドバイザーの方に紹介してもらって、すぐに内定を貰えたんです。
そこで企業見学をしてみたら、私の思っていた会社や仕事のイメージとかけ離れていて、お断りしました。そうしたらアドバイザーの方と少し揉め事になってしまったんです。

私もきちんと把握できていないまま受けると言ったので悪かったのですが、希望の職種や会社のイメージを、アドバイザーの方と全然分かり合えていなかったんだと強く感じました。

―そうだったのですね。では、石井さんが転職先を紹介される際は、どのような流れで進められるのでしょうか?

まずは、お話をじっくり伺います。
その方がどういった方なのか、何が好きなのか、転職をされる理由やこれまでのことなど、沢山お話を聞いて、その後で希望される仕事内容や重視したい条件などについてお伺いします。

私を担当してくださったアドバイザーの方は、初めてお会いする際にすでに6、7社の資料を持って来られたんです。おそらく事前に入力したデータを基に選んでくれたのだと思いますが、少し話をしたらすぐに「ここどうですか?受けますか?」と考える間もなく聞かれて、すごく圧倒されて困惑しました。

全ての転職エージェントがそうではないと思いますが、私はそのような経験をしたときにアドバイザーの方に思いやりを感じられなくて、あまり信頼も出来ませんでした。
私のところに来て下さった方にはそのような思いをしてほしくないので、時間をかけてヒアリングをし、お互いのイメージを共有することを心掛けています。

それに加えて、転職を急ぐ方にはスピード感を持って、じっくり吟味したい方には時間をかけてとことん「向き合い」ます。

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「自己分析について」大切な理由と響くポイント


―これまで多くの方々の転職を見届けられてきて、転職を成功させるために大切だと思うことを教えてください。

自己分析です。就職活動ではよく聞くとは思いますが、転職活動でもすごく大切ですね。

ご自身の長所はもちろん、短所も把握しておくことが重要です。
良いところを生かせる仕事は長続きしますが、ご自身の性格に合っていない企業に就職してしまうと、また離職してしまう可能性が高まります。何度も短期で離職してしまうと、次の就職が難しくなってきてしまいます。

キャリアアドバイザーをしていて感じることは、前職や大学生の頃など直近の話しかされない方が多いことです。自己分析は中学・高校時代も遡ってしてみてください。
部活動やアルバイトの話なども一つのアピールポイントになることもあります。

弊社に来られる方は20代が多く、若い世代の求人を出している企業の多くは、即戦力より長く勤めてくれる方を求めているところが多いです。
例えば、習い事を長く続けていた方は「コツコツと一つのことに取り組むことが出来る」などと長所をアピールすることができます。
このようなエピソードがあれば、私たちも合う企業探しが出来ますし、企業にも推薦がしやすくなります。

そして、前向きな話をしてください。
正直なのは良いことですが、面接で前の会社の悪口やネガティブなことを言うのはあまり印象が良くありません。どんな事もポジティブに変換して話せると良いですね。

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今後の目標とキャリアアドバイザーとしての思い

―今、石井さんが目標に頑張っていることはありますか?

私自身、得意なジャンルを増やしたいと思っています。
例えば、美容業界は石井さんに任せておけば大丈夫!と言われるような、相談者を希望の企業に強く推薦し、絶対に入社させてあげられるアドバイザーになりたいです。
できれば全ての業界に対してそうなりたいですが、まずはステップとして、そのような特定の強みを作っていきたいと思っています。


―最後に、転職エージェントを使うか悩んでいる方や、転職活動がうまく進んでいない方に向けてメッセージをお願いします。

今、コロナウイルスの影響で失業や減給になった方が多く、企業側は募集をしたら応募が多数来ている状況です。転職活動中の方は書類審査で落ちてしまうことも多いんじゃないでしょうか。個人での就職活動は本当に時間と労力を要します。

転職エージェントでは、企業とのやり取りをはじめ、さまざまな面でみなさんの転職をサポートすることができます。

何よりも、ここでは多数の求人の中から希望する転職先を選べます。仕事を探すときに選ばれる側ではなく、選べる立場になってください!
私はみなさんが後悔のないように、気に入った企業は全て受けてほしいので、一社で選考中であっても別の企業ともやり取りします。

あと、転職エージェントは費用がかかると思っている方も多いかと思います。ヒルズスタッフでは、最初から最後まで費用は一切かかりませんので、気軽に相談にお越しください。
みなさんの転職を全力でサポートします。強気でポジティブにいきましょう!

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Written by

ハレダス編集部

こんな細かいところまで読んでくれてありがとう! この記事に出会った皆さまの未来が、少しでも「晴れだす」ように願いを込めて、今後もたくさんの記事を配信してまいります。

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