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集団面接でよくある質問とは?集団面接の攻略ポイントまとめ

集団面接は自分一人が面接官と話すわけではないため「何とかなるだろう」と、つい面接対策が甘くなってしまいがちです。

しかし、企業の意図を汲みとり採用率を上げるためには、集団面接のよくある質問への対策が必要になります。本記事では、集団面接の注意点やよくある質問、集団面接の攻略ポイントをまとめました。

集団面接で気をつけるべき4つのポイント

集団面接の注意点は大きく4つあります。最低限この4つだけは押さえておきましょう。

企業とマッチする人物像をアピールする

集団面接では他の就活生と一緒に面接に臨むことになるため、当たり障りのない内容を話すと面接官の印象に残りにくくなります。そのため、単純に自己アピールするだけでは、大きな効果は期待できないでしょう。

集団面接で大事なことは、自分がいかに企業とマッチする人物であるかどうかをアピールすることです。自分の言葉で語るビジョンや思いはもちろん、姿勢や仕草にもあなたがどのような人物なのかが表れます。

よって、事前に企業研究やOB訪問などを実施することで、企業風土や文化について調査しておくと有利でしょう。

時間内に端的に答える

時間を守ること、またわかりやすく相手に物事を伝える能力は、ビジネスパーソンとして必須のスキルです。特に集団面接では、他の就活生の回答時間も考慮する必要があることを忘れないようにしましょう。

他の就活生の都合を考えずに時間をオーバーしてしまうと、面接官に「周囲への配慮が足りない協調性の低い人」と思われてしまう可能性があります。そのため、集団面接では質問に対する回答内容だけでなく、周囲への気遣いも選考の基準となっていることを肝に銘じておきましょう。


社会人としてのマナーを守る

基本中の基本ですが、社会人としてのマナーを守って面接に臨むことが重要です。「ノックは3回してから返事を待って入室する」「許可があるまでは着席しない」といった基本的なマナーも、面接前に改めておさらいしておきましょう。

また、面接中の態度も重要な評価ポイントです。集団面接では特に「一緒に面接を受けている他の人が話している時もちゃんと聞いているかどうか」「気を抜かずに姿勢を保っているかどうか」といった点も見られています。

これから一緒に働く人材を選ぶ必要があるため、面接官が周囲への配慮ができる能力を求めるのは当然のことでしょう。そのことを念頭に入れたうえで、自分の一挙手一投足に気を配ることが大切なのです。

自分だけ質問数が少なくても大丈夫

集団面接は複数人に対して質問される場であるため、自分だけ質問数が少ない場合には「興味を持ってもらえなかったかも」「不採用なのか」といった不安が頭をよぎるかもしれません。

しかし、集団面接において面接官は、必要最低限のことだけ確認できればよいと考えています。質問をしてこないということは、面接官が十分にあなたの話を聞けたということです。

よって、質問数が少なかった場合でも、過度に心配する必要はないでしょう。

集団面接でよくある質問

集団面接でよくある質問例と、回答のコツをまとめました。

その1|自己紹介

1対1の面接でも必ず聞かれる自己紹介ですが、集団面接では以下で紹介する内容を参考にして答えるようにしましょう。

質問内容に即した回答

面接官の質問に対し端的に返すことが、基本的な回答のコツです。

例えば、氏名と学校名を聞かれたらその2つのみ答えます。また「自己紹介をしてください」と言われた場合は、与えられた時間の中で最大限の自己アピールをするようにしましょう。

ただし「与えられた時間の中で」という部分が、重要なポイントです。自分のアピールばかり盛り込みすぎて時間をオーバーしてしまうと、他の就活生にも迷惑がかかります。

「タイムマネジメントができていない、周囲への配慮が足りない人」だと評価される恐れもあるため、くれぐれも注意しましょう。

差別化できるメッセージ

集団面接の中では、全員の就活生が学校名や所属していた部活やサークルといった基本情報を自己紹介として話すため、それだけでは個性がなく埋もれてしまう可能性が高いでしょう。

そのため、基本情報にプラスして、他の就活生と差別化できるような内容を加えることが、面接官に印象を残すコツです。例えば、学生時代のエピソードを簡単に挙げ、自分がその中でどのような役割を果たしたのか、人間性やキャラクター像が伝わるように話すのもよいでしょう。


その2|志望動機

志望動機も必ず聞かれる質問なので、事前にきちんと準備しておくことが大切です。回答する際には、以下2つのポイントを押さえておくとよいでしょう。

この会社でなければならない理由

「なぜ他の会社や業界ではなくこの会社でなければならないのか」という点については、事前に自己分析・企業研究したうえで明確にしておきましょう。

集団面接の場では他の就活生も聞いているので、自分以外の誰が聞いても納得できるような理由を、入念に練ったうえで答えられることがベストです。

志望動機の具体的な根拠となるエピソード

前述したこの会社でなければならない理由を述べる際には、その根拠となる具体的なエピソードを交えると効果的でしょう。志望動機を質問することで面接官は、就活生が自社を選んだ具体的な理由について知りたがっています。

そのため、あなたが実現したいことやキャリアプランにおいて、自社を選ぶきっかけとなったエピソードを挟むことで、面接官にわかりやすく伝えることができるでしょう。

【場面別】集団面接の質問例

企業や職種別によくある集団面接の質問例をピックアップしました。自分の希望する業界では、どのようなことがよく聞かれるのか知っておきましょう。

【民間企業】5年後の自分について

この質問の意図は、実際に就職してからどのような業務に携わりたいか、会社の中でどのような存在でありたいかをイメージできているかについて知るためです。5年後にその企業でどのように働いているかをイメージできているということは、就活生の仕事に対する意欲と、自社の企業研究が念入りにおこなわれていることの確認にもなります。

もちろん、ほかの就活生も念入りに事前調査をおこなっているため、埋もれないようにする努力が必要です。そのためには、念入りな調査と自分のキャリアプランを明確化することで、的を得た回答ができるように準備しなくてはいけません。

【公務員】民間ではなく公務員の理由

公務員の集団面接では「なぜ民間企業ではなく公務員を選んだのか」という質問をされることがよくあります。

人によっては「公務員は安定しているから」「福利厚生がしっかりしているから」という安直な理由で公務員を選ぶこともあるでしょう。もちろん、そのような理由がいけないわけではありませんが、面接でそのまま回答するのは好ましくありません。

実体験を交えながら、自分なりの公務員になりたい理由を回答できるとよいでしょう。例えば「企業同士のやり取りが多い民間企業に比べ、公務員は直接市民と触れる機会が多い」「自分も役所のサービスで丁寧に対応してもらえて安心した経験があるから、同じように力になりたい」といった明確な志望動機を伝えることがポイントです。


【看護系】どんな看護師になりたいですか?

看護系ならではの質問としては「どんな看護師になりたいですか?」と問われる場合があります。

「以前、看護師にお世話になった経験がある」といった、看護師を目指すきっかけとなった具体的なエピソードや看護学校での経験などを踏まえ、自分がなりたい看護師像を明確に伝えるようにしましょう。また、事前の企業研究を実施することで、病院が重要視しているポイントと、あなたが看護師として大切にしたいポイントが合致していることを確認しておくことも大切です。

集団面接の質問対策には入念な事前準備を

今回は、集団面接でよくある質問と、それに対する対策についてまとめました。

集団面接でよくある質問は1対1の面談でも聞かれる質問も多いです。しかし、集団だからと気を抜いていると、他の就活生との差が開いてしまう恐れがあります。

そのため、事前に入念にな企業研究をおこなったうえで、集団面接に臨むようにしましょう。

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Written by

ハレダス編集部

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